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045\\\ 若返るふたりのtalk show(07)

ぼくが客観的にオトコのオーラとオンナのオーラを観察していますと、両者のものはまるで別物のように思えるのです。そう感じながら思うのは、「オーラ」というそのものが「女の人のためのもの」という気がするのです。オトコのものはオーラというよりも、まだ身体に栓で閉じられていて、なにかの機会によって肉体の外にオーラが出ることを待っているような、そんな感じがするのです。


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オトコのオーラとオンナのオーラ

聞いているわたし/// オーラが見える人から見ると、オトコのオーラとオンナのオーラって、ずいぶん違うものなんですね。

話をしているぼく/// 極端な言い方をするとオトコの身体からはまだオーラが出ていない。オーラが無い(笑) まだ種から芽が出ていないように見えるのです。こらはどんなに大人であっても肉体を鍛えていてもですよ。

聞いているわたし/// まだ子供なんですねっ(笑) やっぱりオトコって!

話をしているぼく/// 女の人の方が大人というか何と言うか・・・。やっぱり女の人は母性なのでしょうかね。人にもよりますが・・・。女の人のオーラは空間的なのです。

聞いているわたし/// このあたりも、オトコの人は西洋的で女の人は東洋的とも言えますか?

話をしているぼく/// 言えるかもしれない。確かに。女の人のオーラって、地面に根付かそうとしているんです。まわりの空気を自分に抱き寄せて、そしてそのまま地面につながろうとしているオーラ体なんですね。これは女の人個人個人の考えではなく、始めからそのようにインプットされているオーラ情報のような気がします。

聞いているわたし/// オトコの人は、まだ種の中から出ていないって? それって、なんなのですか? 

話をしているぼく/// うーん。きっと、鎧のような気がするのです。自分を守るような、開かないような。筋肉量は女の人よりも多いですから、そのせいでオーラが出ないようになっているのかもしれません。ワインボトルの栓のようなものが、身体に付いているように見えます。そういうオーラ情報で作られているのかもですね。

聞いているわたし/// つまり、女の人の方が肉体からオーラが外に出ていて、オトコの人は肉体の中にオーラを閉じ込めている、ということなんですね。

話をしているぼく/// 中国の仙道の教えでは、仙人のトレーニングに入るには、まず90日間禁欲しましょうと言われます。オトコの「気」の素は精子の中にあります。これを外に出してしまうと、「気」もいっしょに出てしまうので、禁欲しましょうと言われるのです。このあたりから何か感じ取ってみてくださいな。

聞いているわたし/// うーん。なるほどなのですね・・・

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話をしているぼく/// 女の人はの場合は、毎月やって来るものに「気」を大量に使ってしまうと言われてます。それで、昔々の女の人におこなう「若返り法」がありまして、それは経血を出さないようにさせる、というものなのです。これと無射精90日間とどこか似ているものかもしれません。専門用語で「赤竜を切る」といいます。赤い血を止めさせるということです。

聞いているわたし/// どうしてそんなことしたのでしょう? 

話をしているぼく/// 纏足と同じで、オトコの眼から見て女の人はをキレイに若くさせるためではないかと、思います。月経が始まるともう「少女」ではなくなる。中国のエロチックさって、不思議なのです。今はさすがにそういうことはしないと思いますが。

聞いているわたし/// 女の人はにとって、経血を出すというのが老化現象につながるということなんですね。

話をしているぼく/// それが、オトコの人にとっては、射精なのです。だから禁欲させて体内に蓄えるようにするのです。

聞いているわたし/// それは、大変なのでしょうけど。でも、効果はすぐに出るのでしょうね。だって、90日間だけ、なんですから・・・。

話をしているぼく/// まあ、そう言われれば・・・。

聞いているわたし/// わたし、よくわかりませんけれど・・・(笑)

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話をしているぼく/// それとね。昔々、中国にはオトコに与える刑罰の種類がいろいろあってね。ペニスを切ってしまう刑というのは有名ですけど、その逆の刑罰もあったようです。

聞いているわたし/// 逆? ですか?

話をしているぼく/// つまり、オトコを縛って、数人で女の人がオトコに性的行為をして、何度も射精させてしまう。始めはオトコもよろこんでいるのですが、それを毎日されるとオトコもおかしくなってしまいます。仕舞には勃起もしてないのに強引にいろいろやって射精させてしまう。これは刑罰ですから食事だって大したものは与えないわけです。水も飲まさない。

聞いているわたし/// 精子の中にオトコの「気」があって、それを抜かれるのですから、血を抜かれるのと同じじゃないですか? そうやって死んでゆくのって、どうなんでしょうね。わたし、よくわかりませんけど・・・。

話をしているぼく/// 地獄・・・。なんじゃないでしょうか?・・・

聞いているわたし/// 若返るということをお話しさせていただくために、このような逆に世界をも知っておく必要はありますね。オトコもオンナも、どうやって疲れてしまって、老化して病気して死んでゆくのかって。やっぱり疲れが老化を呼んでいるようですね・・・

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話をしているぼく/// オトコとオンナは、このように分かり合えないことばかりですけど、どちらも「エネルギー」としてとらえてゆけば、いろいろ分かってゆけそうですね。エネルギーというのは、とりあえず「気血」だと思ってください。「気」と「血」です。漢方でもよく使う用語です。

聞いているわたし/// オトコの人の「気」と、女の人の「血」ですね。

話をしているぼく/// オトコの精子の中にある「気」と、女の人に毎月やって来てしまう「血」です。若返りのハナシなのに、生々しい話題が付いてまわって、すみません・・・

聞いているわたし/// しかし、まだ、禁欲だとか経血だとか言っているうちはいいですけれど、年を取って来ると、オトコの人だってダメになって来るでしょうし、女の人だって毎月のものは無くなりますよ。もう、こうなるとダメでしょ? なんの望みもないのでしょ?

話をしているぼく/// いいえ。では。ここから本当の若返りのハナシが、ハジマリハジマリーとなりますよ!

聞いているわたし/// え? そうなんですか? ここからですか!

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話をしているぼく/// もう、お互い、ある程度の年齢になって、もうあの頃のように、愛し合ったり交わったりが出来なくなります。ここからは、非肉体的なカラダ、つまり「オーラのカラダ」で若返りを実現してゆくお話しをしてゆこうと思います。

聞いているわたし/// (ポカーンとして黙ったいるわたし)

話をしているぼく/// 人の身体は肉体だけじゃなくて、見えないけれどちゃんと「オーラ体」というのがあります。このオーラ体にも、五感のような感覚もありまして、よろこび感情や一体感による安心感なども持ち合わせています。オーラ体を使って空気と溶け合う呼吸法なども出来ます。

聞いているわたし/// 肉体が衰えても、もうひとつのオーラ体を目覚めさえてゆけばいいと・・・?

話をしているぼく/// はい。そのために、今のうちから身体の中心脈にオーラの火を点けておけば良いわけです。これを消さなければ、肉体はさておいて、オーラ体は生きていますから!

聞いているわたし/// わ! ス・テ・キ・・・! 

話をしているぼく/// 仙人の仙道では、肉体の中にオーラ体があるのではなくて、オーラ体の中に肉体がある、という順序です。だから、考えとしてはオーラ体を優先にして考えてゆくのです。

聞いているわたし/// まだ元気なうちはね、肉体を優先でいいんですよね。でないと、やりたいことや欲しいものを得るためのエネルギーは肉体の方にあるような気がしてますし。

話をしているぼく/// はい。ある程度年齢を重ねていって、今度は見えないカラダ「オーラ体」のお出まし! になるのです。これは何歳になったらというのではなく、若いころからオーラ体に関心がある人もいますからね。問題は、オーラ体に対する関心や興味や可能性などに目覚めることだと思うのです。

聞いているわたし/// はい。そこですね。オーラ体への意識の目覚めなんですね。

話をしているぼく/// 仮によくわからなくても、「オーラ体は有る」と信じてしまえばだいじょうぶ。有るのに「無い」と思っている人だっているのですから。

つづく


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