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040\\\ 若返るふたりのtalk show(02)

ひと昔前あたりでは、50歳と聞けば、すでにお爺さんやお婆さんの域の年齢だと思ってました。60歳なんて言えば、もうヨボヨボで、お爺さんかお婆さんなんかはどちらでもよく、半分くらいは棺桶に片足、のように見えてました。でも、近頃の70歳の人々は、今までのいろいろな実績のおかげなのか、元気な人も多いです。近ごろのみなさんは「お若い」ですよね。


若返りのエネルギー源

聞いているわたし/// 仙人のトレーニングって。若返りの「原料」にあたるものって、なんですか? あやしい呪文とかお祈りとか、特殊な食べ物や漢方薬なんかも使ったりするんでですか? 東洋的な世界だから・・・

話をしているぼく/// 仙人のトレーニングのことを「仙道」という名称があるんだ。仙道のではね、空気の中に「気」という粒子があると言うんだよ。漢方薬も使う人がいるみたいだけど。まぁ、漢方薬でも服用して、とにかく元気になりませんと・・・

聞いているわたし/// 「気」ですかぁ。「気」なら、なんとなく聞いたことありますけど。

話をしているぼく/// その「気」をね。「気」とは粒子なんだ。微細な粒子なんだ。それを「呼吸法」で取り入れるのだけど、それはまるで、山を掘って砂金を探すようなもので。そう簡単に「気」なんて取り込めないのさ。人間が吸い入れた空気の中に「気」なんてそうそう入ってなんかないよ(笑)

聞いているわたし/// そうなんですか。呼吸法で砂金を掬い取るのですね。想いうかべただけで大変なことなんですね。空気の中に砂金なんて見えませんものね。

話をしているぼく/// 海の水を集めて、煮詰めて蒸発させて水分を飛ばせばせば塩が出来るでしょ? 空気の中の「気」と海の水の中の塩は、イメージ的にはこんな感じかな。塩なら物質だからわかりやすいけど。「気」はね。ホントに有るのかどうか(笑) もしかして「気」なんて、バーチャルなものなのかもだよ。分からない人には、ぜんぜん分からないみたいだから。

聞いているわたし/// そのあたりも本当に、東洋の神秘的ですよねー


「気」を「オーラ」にしてゆく

話をしているぼく/// それで、そのようにして集めた「気」を「綿あめ」のように丸くしたものを「オーラ」と呼んでいるんだ。

聞いているわたし/// えー? 気を集めて綿あめにするのですか? それがオーラ?

話をしているぼく/// わかりやすく、イメージしやすいように話すとね。そういうことなんだ。「気」を一粒の米だとすると、オーラはそれを握ったおにぎりさ。でも、気分が散漫な人もいてね。そういう人は「気」を綿あめのような形を作ることは出来なくて。そういうのを「気が散る」っていうんだね。業界用語では。

聞いているわたし/// そういえば、オーラを点けてもらえるっていうハナシがありましたね。オーラが無い人には点けてもらえるって・・・。

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話をしているぼく/// そうなんです。自分のオーラを相手の人に点けてあげること出来る。キャンドルの芯に火を点けてあげるのと同じだよ。オーラを火のようにて点けてあげられるんだ。

聞いているわたし/// そういうことも、お仕事でもやっているのですよね?

話をしているぼく/// 相性が合えばね(笑)

聞いているわたし/// 誰にでもやってあげるわけではないのですか?

話をしているぼく/// ぼくは相談業をやってるでしょ? リーディング相談というのを。それは電話でやっている。相談を受けているうちに、じゃあこのままエネルギーヒーリングもしましょうか? ということになります。

聞いているわたし/// 相談者はエネルギーがすり減ってますからね。必要ですよね。エネルギーヒーリングって。

話をしているぼく/// それでね。「若返り」というハナシはあえてしないんだけど、電話の中で分かるの。あ、この人にエネルギーの火(オーラ)を点けてゆくと、若返っちゃうかもなっていうのが。


オーラ(火)の相性

聞いているわたし/// そういうのって、相談者の人が持っている才能なんですか?

話をしているぼく/// 才能というより、ぼくとの相性だね。オーラはイキモノだからね。大量生産が出来るものでもないし。限られた人にしかやらないんだよ。だから「相性」という言い方をしているのかも。

聞いているわたし/// なんだか恋愛のようですね。相性って言われると。でも、相性が悪いなんて言われたら、どーしましょ(笑) ずっと若返りが出来ないじゃないですか!

話をしているぼく/// 人の身体はキャンドルみたいなんだよ。身体の真ん中にタテに通る「中心脈」があってね。それは、キャンドルで言えば「芯」にあたるところなんだよ。

聞いているわたし/// そこが、オーラを火のように点けるための「芯」なんですね?

話をしているぼく/// うん。その「中心脈」に、オーラの火を点けられるんだ。面白いでしょ? 火は絶対に単独では生きてゆけないでしょ? 必ず「芯」が必要だよね。

聞いているわたし/// その「芯」というのは、誰でも必ず持っているものなんですか? わたしも持っているのかなぁ?

話をしているぼく/// 生きていれば、持ってないことは無いと思うのだけど。なかなかオーラの火が点かない人や点きづらい人って、いるね。

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聞いているわたし/// そういう人は「芯が」無いのですね? わたしにはあるのかなぁ・・・

話をしているぼく/// いや。「芯が無い」というよりも「相性が合わない」という風にぼくは決めているよ。外部の他人から火を点けられたくないという人もいるんだ。いくら自分で望んでいてもね。点かないの。

聞いているわたし/// 通常のリーディング相談やヒーリングと「オーラの火を点ける」というのとは、ちょっと内容が違うみたいですね。

話をしているぼく/// そうだね。「オーラの火を点ける」というのは、ぼくにとってイノチに係わることだからね。何かの都合で点かないことはあるんだね。100人の中で2人か3人くらいは。

聞いているわたし/// どうか、わたしだけには、火が点きますように・・・合掌(笑)


オーラの相性の意味

話をしているぼく/// 今ここで話している「相性」の意味とは、その人の人格や好みに対しての「好き・嫌い」というのは違うものなんだ。お話ししていているうちは気が合うのに、点かないことも、無くもない。

聞いているわたし/// あ。わかりました。オーラの火が点く人に対して「相性が良い」と言うのですね。オーラの火が点かない人は「相性が良くない」ということなんですね。人格的な判別で相性が合わないということでは無いと。

話をしているぼく/// ぼくに、無限にオーラがあって、いくらでも長い時間で使えて、ちゃんと点くまでやってあげるよー、と言えればいいのでしょうけどね。

聞いているわたし/// 点かない人は? どうして点かないのでしょうね? 

話をしているぼく/// うーん。まぁ、なにかあるのでしょうね。それを知るためにあんまり探りたくないので、そういう時は「時間がかかりそうだね」と伝えます。

聞いているわたし/// やっぱり、他人から何かを受け取りたくないというバリアがあるのかもですね。わたしだったら、ガッチリ!たくさんいただきますよー(笑) 自分が若返るためには、たくさーんいただきますっ!

話をしているぼく/// 女の人は人のオーラを「吸い取るチカラ」を持っているからだいじょうぶだよ。たくましくっ! そうやって女の人は強く生きてゆくのが素晴らしいっ(笑)

聞いているわたし/// 男の人は「吸い取るチカラ」って無さそうですよね。その逆のような気がします。

話をしているぼく/// 男の人の中心脈に、オーラの火を点けるというのはやったことはないや(笑) 

つづく


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