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9年前のこと

Facebookで9年前の写真が出てきた。私が当時の写真仲間に撮ってもらった笑顔の写真を載せていて、いいね!61件、コメント3件あって、その中の1件。
上司ではないけれど、一時一緒に仕事をしていた方のコメント。

>笑顔いいのは間違いないけど、それだけで勝負する年頃でもないのも事実。いろいろ考え決断しなくてはならない時期でもあるのかと。笑顔いいねとみんなに言われてもつまらない。特定の一人にだけ言ってもらえて満足することも必要かと思います。

今読んでも若干イラッとした。笑
なんか、責められてる?いじめられてる?ような気持ちになった。
まだ心の中の地雷は回収しきれてないらしい。

まあ早く結婚しろってことを言いたいんだろうな。この頃の私、36歳。一番迷ってて、結婚相談所にも入ったけど、自分の市場価値が低いことを直視するのが辛くて、一度もお見合いせずやめてしまった頃のはず。

そして趣味の写真に精を出し、撮影旅行にあちこち出かけていて、その中の一人がいいなぁと思って何度か食事にも行ったけど、お付き合いするにも至らなかった頃。

このコメントをよこした人は、49歳で43歳の人と結婚して、たぶん今も幸せに暮らしているはず。今は全く連絡も取っていない。

46歳の今、うつになって会社休んで好きなことやってるから、今や誰もこんなこと言ってこないけど、20代半ばくらいから10年くらい、会社の飲み会のたびにこういうことを言われ続けてきた。まあ、相手にしたら天気の話みたいなノリで全く悪気がなかったんだろうけど、本当に迷惑な話だったなぁと思う。爆

その後「だったら誰か紹介してください!」って言えば、相手にボールが投げ返されるから、紹介してくれた人もいたけど、大体そこで紹介する気のない人がほとんどだったから、そこで話が終わった。笑

うるせーな!ってちゃぶ台ひっくり返したかったわ。笑
そこを我慢我慢してきたのよね、私…。

以前は女の賞味期限はクリスマスケーキ(25歳まで)と言われていたこともあって、それまでに結婚しなきゃみたいな価値観があった時代もあったけど、40手前で結婚して子ども持つとか普通になってきたし(もちろんリスクもあるけど)どんどん世の中の価値観って変わってきている。

だから人から言われたことなんて本当にあてにならないんだなぁと特にこの10年くらいを過ごしてきて思う。

もちろんご縁があって結婚してて、子どもがいたりしたら、また違った幸せが待っていたのかな?と思う時はあるけれど、結局そういうことって自分一人じゃどうしようもないことだしな、ということも感じる。

で、9年前のコメントを見て思うのは…特定の一人に笑顔いいねって言われることも大切だし幸せなことだけど、その前に私が自分自身の笑顔にいいねを出せるかどうかが一番なのかなと思った。

今は…う〜ん、いいね出せるかな?
人に「私は自分の笑顔に自信を持っていいね出せます!」までは言えないけど、結構好きかなくらいは言えるかな。いや、自分一人の時は私かわいいって言えるようになった。(イエイ!)

SNSに盛んに写真を載せてた時は、自分に自信がなくて、人からもらういいね!でそこを埋めようとしてたけど、今それは全くない。もちろん載せた写真に対していいね!がもらえるとうれしいけど、でも手段と目的が全く異なっているのはわかる。

こうやって過去の自分と会話してみるのも楽しい。

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