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冷蔵庫の片付け

一昨年の年末、キッチンのシンク下、洗面台の下を一気に片付けた。部屋の他の場所も棚を入れて片付けた。けれど、整体した体が体の使い方の癖で戻るように、ダイエットしたのに、もとの食習慣、運動習慣の癖でリバウンドするように、少しずつものが増え、だんだん快適とは言えない空間になってきていた。

さらに、コロナによる行動制限がなくなったこと、私も体調が回復してきたことにより、外出の機会が増え、部屋が散らかるようになってきた。

私は家にいる時間が短くなると、部屋が散らかる傾向にあり、日曜日に部屋を片付けても、月曜日から金曜日に仕事をしていると、金曜日には部屋が荒れていたのだった。さらに、土日両方出掛けていたりすると、片付ける日がなくなり、散らかったまま、翌週に突入し、さらに部屋が荒れていったのだった。

心を病んで無理をしていた頃は「発散も大事!」と無理をしてわざわざ出掛けていて、発散して逆に疲れるという意味不明な悪循環だった。

前置きが長くなってしまったけれど、部屋の快適さがだんだん下がっていくことに気づき「そう言えば、冷蔵庫って着手したことなかったよね?」と気付いた。

そして、奥のものを取り出せず、気がつくと食べるのを忘れて賞味期限切れになっていたことがよくあって、お金も無駄にしてるなと思っていた。

なんとなく冷蔵庫の問題意識はあったけど、冷蔵庫内を片付けるという動機が見つからず、そのままになっていたけれど、たまたま立ち読みした本に冷蔵庫の片付け方法が出ていた。

それは100円ショップのカゴを使用したもので「これだ!」と思い、私は冷蔵庫内の寸法を測りカゴを買ってきて、冷蔵庫内を整理した。

ビフォー
アフター
使ったカゴ
使ったカゴ

片付けをしたら、賞味期限切れのものがいくつか出てきたので捨てた。一番驚いたのは2022年9月が賞味期限のヨーグルトが出てきたのだけど、開封済みにも関わらず、カビも生えていなくて、違った意味で怖かった。

有名なパーソナルスタイリストの政近準子さんが、クローゼットチェックのために顧客の家に行くと、クローゼットの前に冷蔵庫を見ると言っていた。その理由は「見えないところこそその人の本質が出るから」みたいなことだった気がする。本当にそうだなぁと思う。今の私は人に冷蔵庫の中身を見せられない。汗

外に出かける機会が増え、身なり(自分の外見)を気にする時間が増えて、家の中(自分の内面)を気にする時間が減ったと思う。実際、部屋の中で気になるところがあちこち出てきたので、これを機会に家の中や自分の内面を見直そうと思う。

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