夫婦でも恋人同士でも、信頼関係が大切
芸能人の不倫のニュースを目にして、
不倫とか浮気とか、なぜ起こってしまうのか?と考えてみた。
先に、結論。
タイトル通りだが、「信頼関係が相手と築けているか」かな、と。
もっと言うならば、「男と女として」ではなく、
「人間同士の関係性として」信頼関係が築けているか、だと思っている。
異性として好きかどうか
自分自身の過去の経験を振り返ってみると、
恋人同士のとき(付き合いたては特に。そして20代前半は特に。)
彼氏または彼女のことを「男として」あるいは「女として」(=異性として)好きかどうかを軸に、自分の選んだ相手と交際していた。
恋人に対して持つ感情のうち、「異性として好き」の割合が「人として好き」の割合よりも多くなると、「異性」としてより魅力的な人間が現れたときに、そちらに惹かれてしまうのだ。
そして、「異性として好きかどうか」は、ある種条件的なものに左右されがちだ。
条件で付き合うか付き合わないかを判断するのは合理的である、とは思う。
自分の中で「好きになる異性の条件」が明確であればなおさら。
だが、「好きになる異性の条件」など、長期間にわたって同じなわけがない(食べ物の好みで考えてみると想像しやすいだろう)。
そして、相手だって、常に「付き合った当時の条件」を維持し続けるわけではないのだ。
少し話がそれてしまったが、この関係性においては、自分にとって条件的に優れたものを選んだ結果、それまで大切にしてきたものを裏切る(そして失う)ことの「怖さ」には意外と鈍感になるのではないだろうか。
人として好きかどうか
一方で、人として好きかどうか、の場合はどうだろう。
簡単なのは、自分が大切にしている友人を思い浮かべることだ。
その友人は、自分が落ち込んでいるとき励ましてくれたり、
くだらない遊びに付き合ってくれ、いっしょにいて安心する存在だ。
その友人を傷つける、と容易に想像できることをするだろうか。
おそらく、ほとんどの人は相手を傷つけることはしないだろう。
そして、その友人を失ったときの「怖さ」も同時に想像できるはずだ。
また、自分にとって、別の魅力的な友人たる人が現れたとしても、その人をかねてからの友人よりも「より魅力的な友人」としては扱わないだろう。
その理由のひとつとしては、「友人であるための条件」などないからだ。
つまるところ、信頼関係
上記のような失いたくない友人との間にあるのは、信頼関係だ。
夫婦や恋人であっても、根本に必要なのは信頼関係である。
信頼関係なくして、良好な人間関係はなし!
と、いろいろ失敗してきて考えた夜でした・・・。
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