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人生のif(就活編)

「歴史にifはない」と言われますが、「人生のif」について考えてみようと思います。

私の就活は1991年春〜夏の頃で、バブル崩壊が始まっていたものの2人に一人は上場企業!と言われた時代でした。
何がやりたいのかもわからないまま闇雲に活動していましたが、バイトを通じて私のモチベーションは「人様に喜んでもらえること」だと確信していたので、お客さまと接する仕事が向いてるだろうと言うことだけは意識していました。

①商社子会社(先物取引)
②FA総合メーカー
③証券会社
④都市銀行
4社から内定を得ることができました。
①は練習台にしてしまった会社で、本当に申し訳ない事をしたと反省しています。
一晩中電気が消えることがないことで有名だった②。今や超優良企業として、また平均年収が日本一の会社としても有名です。同じゼミの友達が就職、数年後外車(新車)で颯爽と現れた彼を見て後悔した事は今でも忘れられません。
③は国内最大手、仕事の厳しい会社として有名でした。就職していたら精神疾患になっていたかも知れません。この会社を経て起業する方が多い会社なので、今頃は全く違う仕事をしている私がいたかも知れません。
「もし」他の会社に行っていたら・・・。こんな想像をすることは無意味なことでしょうか?

最善の選択をするために

発明王エジソンはこんなことを言ったそうです。「失敗は積極的にしていきたい。なぜなら、それは成功と同じくらい貴重だから。失敗がなければ、何が最適なのかわからない。」エジソンならではの名言だと思います。
人生100年時代には、定年後も仕事をする必要があります。一度の選択で社会人人生を終えられる方はほぼいないと言って良いでしょう。言い換えれば、再就職、転職、起業は誰もが経験する時代になったと思うのです。
選択が必要になるときに「最善の選択」ができるよう「人生のif」を考えることは無意味なことだとは決して思えません。

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