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私の手相は「ますかけ線」|それがどうした、ただの皺だ。

■私の左手に「ますかけ線」があります。

私の手のひらをご覧いただくと、手相に驚かれる方がたくさんいらっしゃいます。いわゆる「ますかけ線」と言われる、一本筋の通った線が手のひらにあります。

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今、会社を立ち上げて経営者として仕事をする中で、この手相をご覧になった方からは

「やっぱり!」
「だからなんですね!」


と反応されることがあります。

「ますかけ線」とは?
ますかけ線は希少な手相で、強い運を持っているとされています。「天下取りの相」とも呼ばれており、自分の能力を最大の武器にすることができる手相です。最前線に立ちリーダーシップを発揮する人が多く、天才的なアイディアを生み出す人も多いことから超大物になるとも言われます。

ちなみに私は左手だけに「ますかけ線」があります。

左手の「ますかけ線」とは?
他の手相と同じように、一般的に左手は先天的な運勢で右手が後天的な運勢と言われます。ますかけ線が左手のみにあれば、先天的に強運の持ち主です。


確かに手相で「ますかけ線」がある方は幸運であるという印象をお持ちの方は既にたくさんいらっしゃると思います。

しかし、私はずっとなんだか腑に落ちませんでした。手相?ただの手の皺(しわ)じゃないか・・・って。

なんなら、私の手相はほかの人より色が濃いので、学生時代には友達に「朱美ちゃんの手相って、茶色いペンでなぞってるん?」って言われたぐらいです(それ、悪口やないか。笑)


■身体的な個体差に意味はあるのか

手相や人相・顔相、ほくろの位置や耳のカタチなどで診断されるサイトや本もたくさんあると思います。

私は耳も特徴的で、いわゆる「立ち耳」と呼ばれる耳です。

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「立ち耳」とは
顔に対して耳が正面に向き、立って大きく見える状態のことを言います。立ち耳の原因は、耳介の対耳輪の形成不全によるもので、軟骨の折れ曲がりが弱く平面になっていることに起因します。

私は小学校低学年の時、この耳が目立つことで「耳でか」ってあだ名でいじめられたことがあるので、幼い頃はこの耳が嫌いだったなぁ。。。

下記記事にもありますが、こういった身体的特徴はいじめや差別につながることもあります。

この記事中の「人間が機械化して身体から解放され選択肢が増えれば、世界は今よりもずっと良くなる」というのは興味深いですよね・・・!

今でこそ、立ち耳の人は|社交的|直感を大事にする|チャレンジ精神が強い|メンタルがタフ|等と診断されるそうです、知らんけど。

ただ、私はどちらかというと科学的・物理的に物事を考えるタイプなので、しわやほくろ、耳のカタチなどの人間の個体差だけで、その先の人生や仕事の成果が変わるとは思えないのです。

その人本人の努力や工夫で得られたはずの成果が、まるで「ますかけ線があったから成功した」と言われれば、逆に言えば「ますかけ線が無ければ成功しなかっただろう」という意味を含むのだろうか・・?しわもほくろも何も無い人に対しても失礼なのではないか・・・?とすら思うのです。


■統計から自己肯定感へ

成果を出した人たちの共通する特徴を誰かが探した結果、たまたま手のひらに「ますかけ線」があったり、ほくろの位置が特徴的だったりした。

その同じ特徴がある子どもは、幼い頃からたくさんの人に
「あなたはきっとすごい人になる」
注目されたり声掛けされたりする体験を人よりもたくさんしてきた可能性があります。

多くの人から、存在を認めてもらえる。
多くの人から、将来を期待される。
多くの人から、個体差を羨ましがられる。

それが、生まれつきの特徴であったとしても。その他のことは、周りの人と特に大きく変わらなかったとしても。

たまたま外面的な特徴があるというだけで、多くの人に関わってもらえるきっかけがある。それこそが、その人の自己肯定感を上げることになるのではないでしょうか。

その結果、人よりも自己肯定感が高いことで、その人はまたよりよい成果をあげるという流れになっているのかもしれません。

■子育てや従業員教育への活用

これは、子育てや従業員教育に役立つ考えになるのではないでしょうか。

人に認めてもらう。
多くの人から注目してもらう。
沢山声をかけてもらう。

この体験を沢山すればするほど自己肯定感が上がり、パフォーマンスが上がるのであれば、周囲はそれを実践するのみ。

つまり、どんな特徴であったとしてもいいんです。
それは、ただのきっかけなのだから。

たとえば・・・

人より人差し指が長い。
瞳の色が明るい。
爪のカタチが特徴的だ。

外面じゃなくてもいいですよね。

私はその笑顔に元気づけられる。
あいさつのタイミングが素晴らしい。
背筋が通った立ち方が素晴らしい。

1つのことをじっくりと何度も触れていく。それをきっかけとして、子供や従業員と沢山しゃべる。そうすることによって「私はあなたをちゃんと見ている」と伝えることができます。

本人とってはどうでもいい特徴であったとしても、やっぱり褒められたら嬉しいし、そんなところにまで気づいてくれることに喜びを感じ、自己肯定感が上がります。

占いや人相・手相などに興味があっても無くても、それらの良いところを積極的に取り入れて、楽しく自己肯定感が上がるのならいいですよね。

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自分の子どもや従業員にも、そんな風に思ってもらえる声掛けをしていきたいなと思います!



私の手相は「ますかけ線」
|それがどうした、ただの皺だ。|
でした!

株式会社minitts
代表取締役 中村朱美

Thanks!!


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