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見た目がキレイで、食べるとおいしさに感動して、ひとつの作品としては食べると無くなってしまうから、また新しい創作ができる。

12月8日(火)の「神戸アジアン食堂バルSALA × 100% PLANT BASED」コラボイベントに向けて、SALAの学生スタッフのみなさんがキッチンに遊びに来てくれました。

コラボイベントについてはSALAさんの記事でも紹介いただいています。


さて今回の料理テーマは
コラボイベントで提供予定の「スパイスカレー」です。

いつものキッチンで調理が始まると
学生スタッフのみなさんは
料理ができていくプロセスを覗き込みながら
シェフへの質問も続々と飛び交います。

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例えばシェフが買ってきた野菜をみた学生さんが
「ほうれん草が立ってる!」と何気なくつぶやいたその一言から

ほうれんそうの選び方
じつはおいしい根っこの部分
でも根っこを使うときに気をつける点など
プロの技を惜しげもなく紹介してくれました。

味の構成についても
具材としてつかっている野菜と
ベースとして使っている野菜の違いや
それぞれの味わいと存在感をどう表現するかなど
みなさん真剣にメモを取っていました。


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見た目がキレイで
食べるとおいしさに感動して
ひとつの作品として食べると無くなってしまうから
また新しい創作ができる
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試食係(代表w)のココロに響いたのは
そんなシェフの料理に対する考え方でした。


さて、そうこうしている内に
10種類以上の野菜をベースにした芳しいソースに

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いまが旬のカブ、ナス、ほうれん草が
それぞれにピッタリの火入れが施されて加わっていきます。

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早く食べたい気持ちを抑えつつ
最後にレモンを削って出来上がったのがこちらっ

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ひとくち食べると
野菜本来のやさしさに包み込まれるような感覚。

たまねぎとフルーツに含まれる自然な甘さとスパイスが交わり
しっかりしているのに、さっぱりとした食後感。

よくあるカレーを食べたあとの
口の中にずっとカレーが残っているような
あの独特の食後感が一切残らない爽やかな仕上がりです。


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これ、ライスも美味しいけど
パスタに和えてもおいしいですよ
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そんなシェフの一言に
ますます今後のラインナップへの期待も高まる
そんな試作会でした。

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