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【11/11文学フリマ東京】「夜温」に寄稿しております

西野さん主催のアンソロジー「夜温」に寄稿しております。
前日なので、作品について少し書いていこうかなぁと思いますのでお付き合いくださいませ!

【文学フリマ東京37】2023/11/11(土) 12:00~17:00
東京流通センター 第一展示場・第二展示場

西野夏葉様主宰の『真夜書房』(シンヤショボウ)
ブース番号:第一展示場『P-07』


夜がテーマの短編集

13人のweb作家が参加されている短編集となっているんですが、テーマは「夜」

13色の様々な夜が詰まった作品になっているはずです!
名だたる方々の中に参加させていただけて、恐れ多いですが、楽しんでいただけるように作品は書いたつもりです。

そもそも主宰の西野さんは、夜がぴったりな人なので、他の方の夜もとても楽しみです〜!

夜ってなんだろう?

さてさて、西野さんの募集に書きます!と即座に手を挙げたのですが、「夜」ってなんだろう?
まずは、そこから始まりました。
本当の時間の夜、人生の夜。色々な夜があると思います。
時間の夜と言っても、夜って何時から何時まで?
などなど……

私の作品では、時間の夜と人生の暗澹とした夜を掛け合わせて書かせていただきました。

作品の裏話

タイトル「おはようとおやすみの間」

あらすじ
一人で寝ることができない「ゆい」は、電車の中で眠気を誘う「かっちゃん」と出会う。二人でなら眠れることに気づき、添い寝フレンドになった二人だったが……

眠れない女の子と、眠れない男の子、のガールミーツボーイ作品です。
寝れない、寝たい、でも、寝るのが怖い、を解消してくれた男の子にどんどん欲張りになっていき話が進みます。

これ、実は最初は添い寝じゃなかったんです。
でも、他の寄稿者さんとお話をしている時に、「エモいのを持っていく」とおっしゃっていて……

わーどうしよ!私のエモくないかも!!

と慌てて設定を変えて書き直したものです。
主人公の女の子も、男の子も全くの別人になり、全く別のお話になりました。設定だけ変えるつもりだったのに!
前に書いた作品も七割くらい完成した状態ではあるので、またどこかでお披露目できたらなと思っております。

眠れない主人公「ゆい」の視点で書いてる作品となっているのですが

そもそも、眠れない私にとって、今は朝なのだろうか。どちらかといえば、夜の延長線な気がしている。

と考えるところからお話が始まるのですが、実際に夜遅くまで過ごしていて、朝早く起きてきた方とSNS上で交流する中で思った私自身の疑問から生まれたものです。
私にとってはまだ夜だけど、他の人にとっては朝なんだよな。

時間感覚のズレが、人とのズレに変わり、もがき苦しんでいた「ゆい」の前に現れた救世主のような「かっちゃん」。
二人のお話を読んで楽しんでいただけたら嬉しいです。

ぜひぜひお手に取って読んでみてくださいね。


こちらのブースで委託頒布されてる青春アンソロ5にも寄稿しております!

青春アンソロ5「青の祝福」にも、以前寄稿させていただいております。
タイトルは「初めてはだいたいちょっぴり痛い」
初めてのお付き合いに浮かれ、痛む女の子の物語となっておりますので、こちらもお手に取っていただけたら嬉しいです!

同日開催デザフェスの方にも!

ちなみに、同日開催のデザフェスでは「コラクリ舎ブース」のコラクリ舎ZINEにも参加しております。(ブースNoはP-51,52,53)
大人にならなくちゃいけない、なりたくない友達二人のお話です。

こちらのZINEは、小説だけでなくイラストや、写真など、多種多様なクリエイターが参加しています。とても面白いZINEになっているので、ぜひお手に取っていただきたいです。

こちらもぜひお立ち寄りくださいね!
(ちなみに本人は山形から念を送ってるだけで、どちらにもいません)


よろしくお願いします!
(休みもぎ取って東京行けばよかったと後悔三昧の百度ここ愛でした)

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