父親99日目:一人遊びをする0歳児
今日も妻から子供の動画が送られてきた。
離れて暮らしているので、この定期的に送られてくる子供の様子は楽しみで仕方ない。
今日、送られてきた動画には、バウンサーの上で横になる我が子が映っている。
いつもだったら、近くに妻がいて一緒に遊んでいるような様子が動画に納められているのだけれど、今日は子供が一人。
バウンサーの近くには音のなるメリーが吊るしてあって、バウンサーの揺れに合わせて音が鳴っている。
しばらくすると、バウンサーの揺れがおさまってきて、メリーの音も静かに小さくなってくる。
すると、バウンサーの上にいた我が子が足をバタバタさせて自らバウンサーを揺らし始めた。徐々に揺れは大きくなって、再びメリーの音が大きく鳴る。それを見て、少し驚いたような表情をする我が子。
(君が動いたから音がなってるんだよ)
何度も何度も、足をバタバタさせてバウンサーを揺らしては、メリーを眺め、また揺らす。そんな様子が1分ほどの動画に映し出されていた。
2時間ほど経って、また新しい動画が送られてきた。
先ほどの動画と同じように、バウンサーに子供が寝転がっている。
先ほどと大きく違うところが1つあった。先ほどは、無造作に足をバタバタして、時々タイミングがうまく合って、バウンサーが揺れるという感じだったのだけれど、2本目の動画では、腰を浮かせてドンっと大きな衝撃をバウンサーに与えて、しっかりと揺らすという方法を生み出していた。
ほんの2時間の間に、揺れる仕組みを理解し、効果的に揺らす方法を編み出していただなんて。
ひょっとして人生2周目のヒトなのかな。
という、親バカ日記でした。
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