見出し画像

そして私は父になった

朝9:00、病院に着いた。
検査をして、心拍や陣痛の状態をモニターをして、
少し休憩して、食事を摂って、、、
あっと言う間に私は父になった。

そう、今日は妻が出産をした日。
昨日の夕方に妻の実家に移動して、今朝から陣痛が始まって、アッと言う間に我が子が生まれてきた。

分娩中、ずっと立ち会わせてもらっていたけれど、
妻は1度も痛いと言わなかった。
分娩台に上がる前の陣痛のときは、痛い痛いと言っていたけれど、分娩台に上がってからは、痛いとも言わず、叫んだりもせず、実に冷静にお産を進めていた。

私が立ち合い中に出来たことは、
・水を飲ませる
・うちわであおぐ
・いきんでいる時に枕ごと頭を持ち上げていい感じの体制づくりに貢献する
・がんばれ!と声をかける
たったこれだけ。
妻はすごく冷静に、落ち着いていた。
勉強として、色々な出産を動画を見たけれど、どの動画に出てきた妊婦さんよりも落ち着いていたんじゃないかと思う。

生まれてきた我が子は、小さくて、思っているよりもずっと温かくて、時々もらす声が可愛すぎて、なんというか控えめにいってたまらない感じだった。

というか、生まれ出た瞬間の姿を見たときに、もうなんだかわからないけれど、めちゃくちゃに泣けた。
無事に生まれてきてくれたこと、頑張って生んでくれたこと、色々な感情が絡まり過ぎて、もはやどういう気持ちだったかを言葉として表現することは出来ないのだけれど、とにかく涙が出た。
普段、ほぼ涙を流すことがないので、自分でもちょっとびっくりした。

そんなわけで、
2023年6月24日、私は父になった。
妻よ、息子よ、ありがとう。
これからもよろしく。


サポートは息子君のために使わせて頂きます。