100分de読書会 推し作者紹介編

こんにちは、運営の柚淡です。
この記事は100分de読書会 8月22日 推し作者を紹介しようの会の開催レポートです。
今回は4名の方に参加して頂きました。以下では
 ・名前(HN)
 ・作者
 ・紹介、代表作、感想など
の順に書き表しています。

作家紹介の概要
・作家プロフィール
・作品紹介
・関連
・発言集→Twitter埋め込み

作家紹介

1.甘酒ねこさん 
村上春樹

・概要
長編14作品、短編11作品
1979年 30歳デビュー 新人賞
長編羊をめぐる冒険 ギャルバーの傍ら書いていたが専業作家に
87年 ノルウェーの森 マスコミの影響もあって海外へ
95年 阪神淡路、サリン事件を機に帰国
社会阻害からメッセージ性重視へと変化

・代表作
ネジまき鳥クロニクル
94~95年の長編8作目 3部作
村上春樹の最高傑作

会社を辞めて日々家事を営む「僕」、謎の女の「クミコ」、裏の顔をもつ兄の「綿谷ノボル」が主要人物。
奥さんがいなくなってしまうところから物語が始まる話。

・初心者向けの作品
短編集「神の子どもたちはみな踊る」の中のかえるくん東京を救うがオススメ。

・その他

村上春樹のつぶやきbotが面白い。

2.けんさん  
相沢紗子

・概要
ミステリー(男性的文章)を書くのが得意。
学生の話(女性的な文章)も書ける方。
名だけみると女性だがアラフォーの男性。

・代表作 medium 霊媒探偵城塚翡翠
このミステリーがすごい2020 受賞

霊媒探偵の女の子が主人公。すべてが伏線となっている。
結末がビックリするような大どんでん返しとなっている。途中までは何が面白いのかよくわからないが後半ですべてを回収する。
作品名はミディアムが由来だが、焼き加減を連想してしまうから今のものに

・ここが凄い!
「雨の降る日は学校に行かない」「教室に並んだ背表紙」が凄い!
中高生の女の子の心情を非常に繊細に描写している。

3.KENさん 
伊坂幸太郎

・概要
シェイクスピアの劇作に似ている。
作品の筋はあるが、示唆に飛んだセリフなど登場人物の人生を重視している。

・作風の昨今
初期の作品はミステリー要素が強く、話が重たい傾向にある。
例)重力ピエロ

最近の作品は主題がわかりやすい。
例)AX

4.有沢さん
ウィリアム・アイリッシュ

・概要
サスペンス作家。西村京太郎のような作風ではなく、緊迫感がありアルフレッド・ヒッチコックの原作監督。

・代表作 幻の女
話のはじまりは奥さんと喧嘩して、帰宅すると奥さんが死んでいた。そして疑われる。無実なだが死刑宣告を受けてしまう。死刑執行前に真犯人を見つける話。字形れるは死刑執行何日前と表現されている。

・別名義「コーネル・ウールリッチ」
別名義での作品「喪服のランデブー」
復讐者の話。乗客が飛行機から瓶を落とすことでとある女の子が死んでしまう。それを知った女の子の親が犯人を探して復讐をするという。

・海外作家を読むきっかけ名探偵コナンの元になっているコナンドイルから入っていった。
本の後ろの作家紹介からウィリアム・アイリッシュを知った。

終わりに

今回の活動tweetを掲載して終わります


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