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『俺が語るべきことなんて何もない。宝物のような言葉が世界にはたくさんある。』遠藤周作『…

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『俺が語るべきことなんて何もない。宝物のような言葉が世界にはたくさんある。』遠藤周作『沈黙』の衝撃から10年ほど経て無宗教からクリスチャンになりました。30代前半子育て中。noteで読書とか音楽とかの感想まとめています。

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  • 【amazarashi x アドラー心理学】

    アドラー心理学の『嫌われる勇気』。名著でとても勇気をもらえますが、なかなかそれを自分のものとしていくのって難しい。そんなときに、amazarashiの音楽を聴いてもらって、昨日よりちょっとだけ大きくてささやかな自信を心に宿すためのnote。

最近の記事

『ナモナキヒト』 と 「自己受容」

【『嫌われる勇気』P227  〜自己肯定ではなく、自己受容〜】 青年:自己肯定ではない、自己受容? 哲人:ええ、この両者には明確な違いがあります。自己肯定とは、できもしないのに「わたしはできる」「わたしは強い」と、自らに暗示をかけることです。これは優越コンプレックスにも結びつく発想であり、自らに嘘をつく生き方であるともいえます。  一方の自己受容とは、仮にできないのだとしたら、その「できない自分」をありのままに受け入れ、できるようになるべく、前に進んでいくことです。自らに嘘を

    • 生きていること、それだけで奇跡

      生きていること、それだけで奇跡。 誰でも一度はこれににフレーズを見聞きしたことがあると思うんだけど、なかなかこれって実感するのは難しい。 でも、この表現は人類がいなくなる時代まで繰り返され続けるだろう。 生きていることが奇跡だといえれば、1日1日を大事にできる。 実践するのはやさしくないけど、とても大切な言葉だからだ。 大切なことだけど見失いがちなもの、それを何度も折に触れて目にするのは大切なことだと思うので、最近俺が良いなと思った『生きていることの奇跡』を

      • 『東京喰種』深読み考 ① 〜カネキとニムラ〜

        注:本記事は東京喰種を読んだことがある方向けです(前提解説なし、ネタバレあり)。未読の方には何よりもまず全巻読まれることを全力でオススメいたします。 本noteは、東京喰種トーキョーグールの各シーンを考察することで、キャラクターの内面や作品の持つメッセージについて解説することを目的としています。 (言い換えれば、美麗な絵や個性的かつ魅力的なキャラクターへの愛をイラストで表現できるような画力は自分にはないので、石田スイ先生が心血を注がれて構成されたであろう東京喰種のストーリー

        • 信仰と忠誠心 【小原克博先生ブログ動画レビュー①】

          本日は、京都・同志社大学の創立者、新島襄に関する動画のレビュー・感想を書きたいと思います。 同志社大学神学部の小原克博先生は、ご自身の大学での講義をYoutubeで公開されています。その量・質たるや圧倒的で、毎回平身低頭してスマホ受講させて頂いております。めちゃくちゃおすすめです。 http://www.kohara.ac/blog/2020/01/28.html 【KOHARA BLOG 新島襄に関する動画を2本アップ】 今回の講義動画は、小原先生がセンター長を務め

        『ナモナキヒト』 と 「自己受容」

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        • 【amazarashi x アドラー心理学】
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          書評『なぜ私だけが苦しむのか 現代のヨブ記』

          このnoteでは、無宗教家庭で育った後に自分の意思でクリスチャンになった立場から、特定の信仰をお持ちでない方向けに、宗教にまつわる読書などのをお話ししていこうと思っています。 今回は、『なぜ私だけが苦しむのか 現代のヨブ記』(H・S クシュナー 岩波現代文庫  2008年)のご紹介です。 まず、「ヨブ記」って言葉を聞いたことありますか? うーんどこかで聞いたことあるような無いような。。。って感じかと思います。っていうか知らない人の方が多いと思います。 「ヨブ記」とは

          書評『なぜ私だけが苦しむのか 現代のヨブ記』