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コロナの乱と思考停止

ついに全国に広がりをみせるコロナウイルス。
昨日、長野県にも上陸し、各市町村で対策本部が開かれるまでになった。おかげでスキー場なども客入りが鈍くなった気がする。

昨年末、ネットニュースでヤバい肺炎が中国で見つかったと報じられた頃、どの日本人も対岸の火事だと思っていただろう。それが二ヶ月間でこのザマである。

Twitterトレンドには #東京オリンピック中止 が上がってくるなど、人々の混乱ぶりが見てとれる。

この騒動の中で不思議に思うのが、どのテレビをつけてもクルーズ船のことや、ウイルスが誰から広がったとか、そんなことを毎日やっている。

コメンテーター達は日本政府の対応を批判したり、体調不良になったくらいでの安易な受診は避けましょうとか、まるでリピート放送のようなことを毎日朝から晩までやっている。

阪神大震災や津波の時もそうだったけれど、こういう状況になると、人々というのは思考停止してしまうもんだなとつくづく思う。

東京オリンピック開催できるの?

そこで本題はこれ。

オリンピック開催中止と言っている人達は、根本的に東京に対して何らかの恨みがある。今回の大会費用がデタラメなほど膨らんでしまったことや、会場やマラソンの問題など、更には格差社会で苦しみを味わっている人達がきらびやかな金持ちの人たちを妬んでいる節が見受けられる。

普通の感覚なら、せっかく身近なところでオリンピックが開催されるのだから、うまいことやりたいとか、楽しみたいというのが当たり前だろう。

だからそのために無観客にするとか、会場警備をもっと強化するとか、充分な対策を講じれば良いのに、そういう事を考えもせず、もうウイルスが蔓延しているからおしまいだとか、海外から人なんて来ないとか、無用な心配ばかりして何も先に進まない。

コロナウイルスは確かにヤバいかもしれないけれど、そもそも身の回りを清潔に保ったり、睡眠をとって免疫力を保ったり、そういう基本的なことを当たり前にやるのが大事。

アメリカでは一千万人以上がインフルエンザに感染して、とんでもない数の死者も出ているけれど、本来、今の日本のような対策をしていれば、そこまで広がらなかっただろう。

そのアメリカでイベントの自粛をしているかと言えば、そんな事はないのだから、東京オリンピックも同様のことが言えるのではないか。

自己判断できる国民であれ

結局のところこれに尽きる。
自分で自己管理を徹底すること。

コンサートやイベントに行って感染しそうだなと思ったら、マスク手洗いウガイを徹底する。普通のインフルエンザの時と全く同じ。ウイルスに感染したら自己責任。

それで政府の方も、感染者が増えたら、それに対応できるだけのバックアップを整える。いくら税金がかかっても、これは仕方のないこと。国民の生活を守るためには、国民が自分の仕事を継続できる態勢をサポートして欲しい。

何でもかんでも全部自粛して、騒動をいったん沈静化させたい気持ちはわかるけれど、僕らの生活は続いているわけで。

みんないつかは必ず死ぬんだから、癌で死ぬか、交通事故で死ぬか、その他の病気で死ぬかはわからないけれど、コロナウイルス云々と心配しなくても、普通の生活を送って、その流れのなかで対応していったらいいと思う!

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