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夫婦を深めるために「男女の違い」を尊重し、補いあう

僕は現在、結婚して7年半です。

結婚から今までを簡単に紹介すると、

  • 0~3年:お互いにイライラが多かった。ただ、夫婦関係の管理に努めた。

  • 3年半:イライラがほぼなくなった。

  • 4年:だいたいいつも仲が良い。夫婦円満ゾーンに入った感じ→持続可能な夫婦関係

  • 5年:性差をかなり意識して夫婦関係がさらに深まる

  • 6年:性差を尊重して補い合う関係ができてきた


夫婦関係が格段に深まるようになったのは

「夫婦の性差」を尊重して
② お互いに補い合う関係を(まあまあ)築けるようになった

からです。


先回の記事では、夫婦関係を管理するについて書きました。

持続可能な夫婦関係の土台は「大人の人間関係」を築いて、夫婦関係を管理することです。

今回は夫婦関係のカギ(だと僕が考える)「性差を尊重する」について、僕の体験談を中心に紹介します。


夫婦の性差、男女の違いについて


夫婦の性差を尊重するためには、
まず、性差を理解することが必要です。


「男女の性差」は人間としてすごく大事なことだけど、残念ながらほとんどの親は気の利いたことを教えてくれません。。

学校でも「男女の性差」を強調したら、「ジェンダー平等に逆行する!」と批判されるかもしれない。。

学校で行われてる性教育が性行為とか避妊について教えてるのなら、「男女の性差」を本質的に理解することはできないです。


なので、自分で勉強してください。


おすすめは『妻のトリセツ』で有名な黒川伊保子さん。

黒川さんの本で僕が一番オススメするのは『女の機嫌の直し方』です。

男性は絶対に読んだらいいですよ。
あなたに夫がいるなら、夫にぜひ勧めてください。


女は地図が読めないわけじゃない。女にとって見やすい地図と、男にとって見やすい地図が違うだけだ。女性脳は主観が客観に先んじるので、自分に嬉しいランドマークを拾い見する。楽しい道と楽しくない道で、脳が感じる距離感が違う。なので、等倍で書かれたそっけない地図は、女性にとって見にくいのである。
『女の機嫌の直し方』

「女は主観が先立ち、男は客観が先立つ」
これは男女の真理だと思う。

こちらの本も大変参考になりました。
僕は妻との関係に、この本の内容を取り入れたりしました。

その体験談を紹介します。


夫婦の会話の基本


夫婦の会話は
「妻が話す、夫が聞く」を基本形にするといい感じです。

これは『一人になりたい男、話を聞いてほしい女』に出てきます。

「妻が話して、夫が聞く」を夫婦の基本にすると、男の「男らしさ」と女の「女らしさ」が増えるよと書かれてあって、実践してみました。

たしかに、僕はそれを実感しました。

1,2回やって感じるものではないです。
妻が話さないからと、妻のせいにしないで、
妻が話したくなるような夫婦関係にするんです。

僕は意識して、妻の話をよく聞くようにして、自分のことをベラベラ話さないようにしました。

妻の話を黙って聞く中で、僕の中の「男らしさ」が刺激されていることを感じました。


僕が感じた「男らしさ」


ここでいう男らしさとは、男としての頼もしさ的なものです。

妻に頼られる夫
妻の頼りになってあげられる夫


虚勢を張ったり、無駄に偉そうにするのではない。
とても静かに妻を受けとめる感じの頼もしさ。

自分の中の「男らしさ」を感じると、僕の心は深い喜びを感じます。

男はみんな、たったひとりの女性(妻)を幸せにしたいと思ってる。

普段、日常や欲望に忙殺されて気づいていないかもしれないけれど、
男はみんな、この思いを持っていますよ。


妻の「女らしさ」を大切に


「家族が幸せになる秘訣は妻が幸せであること」

僕はそんな信念を持っています。

妻にイライラしていた3年間でも、この信念はブレずに生きてきました。

これは、僕が家庭連合(旧統一教会)の会員なので、家庭連合の理念に基づくところでもあります。

夫の皆さま、どうか腹におとしてほしい。妻はあなたの「共感」を、空気や水のように欲しているのである。それを与えてあげてください。
『定年夫婦のトリセツ』

妻は夫に話を聞いてもらえると、「女らしさ」が増します。
妻から「女らしさ」を感じるというのは、夫の幸せの秘訣でもあります。

ここで超大事なのは、

◯僕は「女らしさ」を妻以外から感じないようにする
◯妻は僕以外に「女らしさ」を発揮しない

僕もそうです。

僕の「男らしさ」は世の女性にむやみに発動させません。
(困ってたら荷物を持ってあげたりはするけど)

二人だけの「男らしさ」「女らしさ」を夫婦で感じあえると、夫婦関係は格段に深まります。


夫婦間で「妻の女らしさ」が力を得ると、子育てにもプラスです。

女らしさが出ている状態の妻は、子どもたちのことを受けとめ共感しやすくなります。

お母さんがやさしい。
単純ですが、これは子どもを幸せにするだけでなく、子どもの発達にも大いにプラスです。


補うあう夫婦


少し、突っ込んだ話をします。

女性はスキンシップに愛を感じますよね。
男性はスキンシップだけでは絶対にダメです。

男はやれば結構満足ってところがあります(厳密にはそうとも言えないだけど…)。
女は絶対にそんなことはないですよね。

僕が思うに、ここは性差の極みだと思います。
男と女は求めているものが明らかに違います。

お互いが相手の思いを尊重して、相手を満たしてあげないと夫婦はうまくいきません。

性に関わる部分は夫婦にとって核心的に大事です。
あいまいにしないで、ちゃんと向きあったほうがいいです。

特に女性は向きあいにくいかもしれないけれど、「持続可能な夫婦」には絶対に必要です。

「夫婦のすれ違い」の根っこには「性関係での不満」があるんじゃないかな・・・と僕(素人)は推測します。


夫婦はバラ色よりも「夫婦色」


冒頭で紹介しましたが、
僕と妻の結婚生活は「そんなにハッピーではない状態」が長かったです。

今では考えられないですが、
毎日のように、妻にイライラしてました。

もちろん、今もイライラすることはありますが、
イライラの質が全然違います。

最近感じるイライラは、ほとんどが1分以内に沈静化します


ちなみにですが、
夫婦関係を良くするにあたり、相性は全然関係ないです。

僕と妻は家庭連合(旧統一教会)の祝福結婚(合同結婚式)ですから、もともと知人ではないし、性格はかなり違いました。

共通の趣味が見つかったのは結婚して6年経ってから・・・

「夫婦関係に相性は関係ない」って話は別の機会に紹介したいと思います。


たとえ夫婦の相性が悪かったとしても、
夫婦関係は長期戦!

永遠に寄り添うことを覚悟して出発したわけですからね。

本来は結婚する前から、
「夫婦生活はバラ色よりも、努力して夫婦色にしていくものだよ」
みたいな意識をもって出発できたらベターかなと思います。



「性差」を尊重して補いあえる夫婦になったら、「持続可能で発展的な夫婦関係」って感じかなと思ってます。

こんな感じの夫婦が増えたら、
ハッピーな子どもたちも増えて、
日本の未来にも希望が持てそうで、
いいだろうな~

と思ったりします。






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