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自己紹介

ひゃくたけえり

ライティング・ライフ・プロジェクト ファシリテーター
米国IBA認定ボディートーク施術士

出版・IT系企業でデザインや広告進行管理、WEBサイト構築、運用に携わる。
出版関連などデータ確認、入稿から校了までのスケジュール管理に定評があり、デザイナー、制作会社、印刷会社からの信頼を得ている。

病気がちだった幼少期を経て、部分的ではなく体も心も全体的に知ることに興味を持つようになる。心身を全体的に捉えるボディーワークなどを通して自分との向き合い方に関心を寄せる。

家族構成は夫とふたり。母の介護をしながらフルタイムで働く。

関心事:読書(マンガ含む)映画・ドラマ・アニメ鑑賞、旅行、資産運用

わたしは人生において、逃げていることを自覚し、
そのことを責め続けていました。

なぜなら、これまで起こった人生の分岐点で、
課題を避ける道を選択してきたからです。
それでもどこかで自分を諦めたくないという、
くすぶった感情を抱えて、今も過ごしています。

わたしは10代の頃にいじめを受けた経験があります。
学校という狭い世界にいた頃、
誰も助けてくれず、味方になってくれるひとはいない、と認識したときに、絶望を感じるには十分でした。

この経験を経て、目標を掲げ、自らを奮い立たせ、
前に進む道を選ぶことができたのなら良かったのですが、
強い気持ちを持てず、逃げる選択をしていました。

社会に出るようになり、広く浅く興味を持つけれど、
なにかひとつに集中して、がむしゃらに努力する力に繋がるわけではなく、
生きがいを求めるような働き方や思考に至らず、
自分の喜びを感じるよりも、多くの時間は母を支えるために働いてきました。

自ら選び、生をまっとうしたい、
諦めたくないという感情を持ちながら、
それを覆すために行動する勇気を持てず、
同様のことを繰り返す日々でした。

そのような自分に落胆し続けるのは、
もういい加減やめようと決めました。

ひとに語れるようなものがない、何者でもないわたしは、
気持ちや感情を言葉にすることに臆病でした。

長い間、誰かに気持ちを伝えることに抵抗がありました。
ところが、わたしと夫にとって、これから先の道しるべになるような出会いがあり、
その方から受け取ったものは大きく、感銘を受けました。
想いを言葉にして伝えることの大切さを、身をもって知ることになりました。

この出会いによって、少しずつ自分の気持ちを表現できるようになり、
さまざまな感情を表に出しても、受け入れてくれるひとがいる

この実感を持てたことで、ようやく、
無力でちっぽけでダメな自分を、少しずつ受け止められるようになりました。

これから先、重要な選択をする局面に行き当たるときは、
逃げる選択ではなく、自らの生をまっとうしていく選択をする、
そのようなことも含めて、このノートに紡ぎたいと考えています。

諦めそうになったとき、逃げ出したい思いに駆られたとき、
一旦立ち止まり、深呼吸ができるような場を作れたら、
そのような心づもりでいます。

何かのきっかけで、このサイトに訪れてくださったひとが
ふと目にふれて、ご自身と向き合う機会になれば、この上ない喜びです。


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