目に付いたやつ（This is NOT Best selection）

　スマホにnoteの通知が続けざまに出た。何かと思えば、めぐみティコ女史が自分の記事を紹介してくれて、それに随分スキがついていたのである。
　こんなことになるとは考えなかったものだから、随分びっくりした。どうして自分がと思ったが、きっとこの寿司柄女からは逃れられないのだろう。抵抗して剣呑なことになってもつまらないから、従うことにした。

　毎日随筆をしていると、自分の中での出来不出来がある。だから、他人様に選んでもらうとこれが推しなのかと、何だか意外なものもあって面白い。
　それで今度は自選文集を作ってみようと思ったが、これまで書いた600本のうち、どれが一推しなのだか、あんまり判然しない。見返すにしても600は多い。だから何となく目に付いたやつセレクションを作ってみた。必ずしもベストではない。

This is NOT Best selection

　最近書いた創作は存外好評だったけれど、まだ書いたばかりだから、どうだか不安なところがある。今は良くても、一年後に見返したら黒歴史になっているかも知れない。だからあえて外しておいた。

　全体、黒歴史の波は知らない間にやって来て、気付いた時には飲み込まれているから恐ろしい。
　自分は一時期、高校以前の過去が全部黒歴史になっていた。その後、中学までの分は浄化されたけれど、高校時代の黒さは一向変わらない。近頃では大学時代も黒ずんできた。あんなに光り輝いた日々でも、こうして黒くなるものかと思ったら、いよいよ逃げ場がないような心持ちになって来る。