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今日の朝食 Tritonサラダ

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354 鶏肉と豚肉のサラダとトーストを食べる。

 昨夜からの雨は、朝方の降りが強かったように感じた。そんななか、久しぶりに8時まで寝た。起きてみると電気をつけないリビングやダイニングは薄暗かった。薄暗い部屋にいて、14年くらい前に読んだドイツの照明の話が書かれた本や、その頃フランクフルトで出会ったインゴ・マウラーさんのことを思い出していた。

 当時、大いにその光と影の明かりの考え方に影響されて、家中のランプを40wから20wに変えたように記憶している。友人の照明デザイナーも、そうするべきだと支持してくれた。こんな薄暗い朝に、窓から入る自然光に豊さを感じるが、細かい字が読めないという経年による新たな問題もあらためて確認してしまう。でも、総じて豊さが勝るように思う。

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 コーヒーを飲んでいるテーブルの上は、吹き抜けて比較的大きな窓から明かりが入るので、さほど暗さは感じないがそれでもiPhoneの写真よりは遥に薄暗い風景になっている。

 不思議なことに薄暗い方がコーヒーがおいしく感じられた。コーヒーを飲みながら、何を食べるべきか、などと考えているのだが、昨日はパンも買いに行かなかったので冷蔵庫と冷凍庫からのおすすめとなる。

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 そういえば、昨日ストックした豚のしゃぶしゃぶ(湯通しして冷蔵)と茹でた鶏肉があった。タコスように仕舞った野菜も。それを組み合わせて、サラダを作った「鶏豚サラダ」だ。ゴマドレッシングとサルサソース、ハバネロソースをかけて食べる。

 ピリ辛な味わいは遅めの朝食には、ちょうどよかった。パンは冷凍の1枚を焼いてバタートーストに、バターも残りがわずかになってきた。約1ヶ月前に食べ始めたものだ。

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 メモを書こうと「とりとん」と打ち込んで変換したら「Triton」が出てきた。海神ポセイドンの息子は、半人半魚であったと思うが、上半分が鶏肉で下に豚肉が入ったサラダは半鶏半豚である。だいぶ違うが、サウンドだけでなくちょっとだけ意味も重なり、Tritonサラダとこじつけることにした。全然違うけど。


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