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今日の朝食 フレンチ風?

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030 フレンチ・トーストですか

 涼しい朝、天気もよく喜んでいた。不思議な光が差し込むリビングで、なぜか少し甘いものが食べたくなった。キッチンのパンは、急激に水分を失い始めていた。おお、そうだと思いつき、ちょっと厚めに切った食パンに、卵1個とオーツミルク60ccくらいを溶き合わせたエッグミルクを目一杯吸わせて、しばらく置いておき、フライパンで蓋をしながらゆっくりと焼いてみた。ちょっと焼き色が強すぎるくらいに焼いて、冷蔵庫で眠るメイプルシロップの蓋を満身の力を込めてこじ開けて、少しだけかけた。

 どうみても相性が良いと思えないたことトマトときゅうりのサラダ(前夜の残り)を先に食べてしまってから、フレンチ・トースト風のたまごの漬トーストを食べる。おおお、うまい! うまいが、完全におやつだなと思う。旅先のホテルとかで、ごくたまに食べることがあるが、家でつくってみるのも記憶に残っていないくらいだ。フレンチ・トーストのフレンチは、フランスにあらず、という話は何かで読んだことがあるが、甘くした時点でかなりアメリカンな気がしている。

 きっと諸説あるだろうその発祥については、そのうち詳しい人から話を聞くことができるだろうと思っている。そのとき、大いに納得して、きっと入手する自己流じゃないレシピで試してみよう。ちなみに自己流は、四角いバットにエッグミルクを入れてパンに吸わせる。時間とともに、バットの下にフキンなどを挟んで、斜めにして耳の周りにも、しっかりと吸わせる。少し時間をかけて、これでもかと吸わせる。そうしてから焼くと、食べるとき、終始パンの断面に白い部分を見ることがない。オリーブオイルで焼き、仕上げにバターを足して香りと焼き色をプラス。これが、フレンチ・トーストの定義に適っているか、定かでない。

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