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2024年度に向けて...

もう4月も下旬に差し掛かろうといったところ…
ようやっと…、
2023年度の清算と、2024年度に向けた動きができるっっっ!!!!!
🔥

実は、こんな状況でした。
お仕事関係をはじめとするご連絡等々、お待たせしてしまい申し訳ございませんでした…。色々とご迷惑やご心配をかけてしまいました。

“ちゃんと”ご報告ができる現在まではとにかく一寸先は闇の事態が続いておりましたので…SNS等も自粛しておりました。今はようやく“ちゃんと”ご報告できる状況を迎えております。
それ故に、1つのnote投稿にまとめるには内容満載です。でも伝えたい内容も多くありますので、ぜひお暇な時にご覧いただけますと幸いです。

私自身も、これまでの出来事を色々整理していくつもりで綴っていきます。果たしてどれくらいの長さになるでしょうか…()
話の中身は、明るいものと暗いものとが交錯しています。真ね。あ、どうしても私見が多くなってしまいますので、読み飛ばす/そもそも見ないなど、どうか工夫をしてご覧いただけますと幸いです。

① 端的(?)に…約半月何があったかご説明


結論から簡単に言うと、年度末から壮絶に体調を崩しておりました…💦
なんと、不徳の致すところ…でございます。

39.0℃超の高熱が5日間くらいずっと続いたのは生まれて初めての経験…感染症系統でないからこそ、特効薬なども特になく(4月を越えるか越えないかの時期だったのでコロナワクチン有償化には引っ掛からなくて良かったものの汗)、12種類の薬を携えて日夜格闘しておりました。

実際、薬の効き目によって最初の5日間はどうにか越え、4月6日に予定していた指揮のお仕事は、熱さまシートを貼りつつどうにか完遂、湿度確保のためのマスク2枚重ね(なんて付け方最近見なくなりましたね…笑)、隙あらば鼻をかみ、十分な距離を確保しつつ、約4時間30分の合奏を通してイオンウォーターを2ℓを飲み干すほど徹底的に水分補給しました(笑)
運営の方にも参加者の皆様にも沢山助けられ、そして音楽の力に自分自身も勇気を沢山もらい、企画後も特に体調不良の報告もなく、ひと安心。ご一緒させていただきました皆様、大変お世話になりありがとうございました✨

このまま回復していけば…良かったのですが…。
翌日夜から今度は感覚器官(目、耳、鼻など)を中心に症状が集中してしまい。高熱の後引きのようなものでしょうか。
特にしんどかったのは聴力の不調…。念の為詳細は公には伏せますが、商売道具でもあり自分の人生を彩る最重要な器官、色んなものを覚悟しました。画面を長時間見るのも難しく、連絡できる人も限られました。新年度の最中で忙しい中、本当に大迷惑をかけてしまった相手もいます…。申し訳なかったですが、これもまた決断力や熱をもらいながら、通院を重ねておおよその回復に至れました。

現在は聴力の不安定さと、如何せん約2週間もまともに動くこともできずじまいの生活による体力の低下に悩まされていますが、こんなのもう小さなもの。
少しずつ色んなものの再開を目論んでいるところです。私にとっては十数日遅れの2024年度スタート、といったところです()

この間に失ってしまったチャンス、自分勝手な時期が発生してしまった代償、これらを1つ1つをまず回収していけることが、当面の私の行動指標です。
ゆっくりギアを上げつつ、引き続きレベルアップを望んでいきたいと思います🙇‍♂️

② 2023年度を通して…思うところを。


2023年度の反省、実はずっと時間を掛けてしたかったんです。()
寝床にいる時間が無限にあったので、そういった意味では良い機会でした。

昨年度も本当に多くのご助力や会話の機会をいただきながら、駆け抜けさせていただきました。
…しかし、駆け抜けた結果体調を崩したという事実も、否定はできません。

この見出し内で最後に私が行いたいのは、1つの「問題提起」になるのかもしれない。お嫌な方はぜひ飛ばしてください。(飛ばす場合は目次「指導者の…」の項目を飛ばすことをおすすめします)
そういった出来事は、たった1つしかありませんでしたけどね。

・ はじめの一歩吹奏楽団「笑」 の発足

1月に発足しまして現在2年目、自分の現在の姿そのものを投影したかのような音楽を創り出す吹奏楽団。立ち上げといてですが、この楽団の存在は私にとって本当に心の支えになりました。

「第1回演奏会 ~シェアフル・プロジェクト!~」 2023年8月20日(日) 開催
「笑い溢れる音楽コンサート!Vol.1」 2024年2月11日(日) 開催

他にもイベント等ありましたが、自主開催公演は上記2公演。
私なりにも色々こだわって舞台そのものからメイキングしまして、凄まじい熱量の瞬間を構築できたのではないかと。
何より嬉しかったのは、諸事情で下手すると本番まで1回2回しかリハーサルに参加できなかったプレイヤー含め、そこで初めて出会った人同士が輪を成し、打ち上げで遅くまで楽しそうに騒いだり、演奏会後にグループLINEが勝手にできて飲み会の話が展開されていたり、色んな機会で再会を楽しんでいたりという様子が多く見受けられたことで、話を聞く度にやって良かったと心底感動します。

これは私自身のこだわりでもあるのですが、
音楽は「対話」「コミュニケーション」だと思うのです。手段を選ばなければ楽団の人数を一気に増やすことは容易にできるのでしょうが。
まず私自身が十分に対話のできない(=それだけ練習で立ち会えない)メンバーは、音だけ並べられてもむしろ楽団の雰囲気を邪魔し兼ねない、それで対話等が疎かになるのであれば、その時集まったメンバーで最大限の音楽を目指しに掛かった方が遥かに良い音楽、良い瞬間を構築できるのではないか、と考えています。(この辺の話はもっと長くなるので…)

その結果、8/20公演はT.Sax.が0、Tb.は1、2/11公演はTubaが0、Tp.が1という、当人方には大変申し訳ない非常にアンバランスな編成で当日を迎えました。でも、大切なものをちゃんと最後まで出し切れたコンサートにできたかなと、良い方向に反省しています。
打ち上げの時、私のこのポリシーを買って「この楽団はだから良い」とアルコール混じりにみんなが言ってくれると、もうホント…あと2,3杯はいきたくなる(笑)

どちらの演奏会も、下は高校生から、上は生活に音楽愛好が入り込んだ方々まで。そのご縁で入団者が増えたり(母体無で現在所属は約20名…本当に有り難い…!)、色んな都合で一時離れる団員からも「絶対帰ってきます!」というひと声で、この4月5月に本当に帰って来てくれたり。
私自身も個人的なお誘いや、楽団ぐるみで「盛り上げて欲しい!」という意志をいただいたりもして、こういう「“輪”が広がっていく感覚」が堪らなく嬉しいです、このために色々捧げて運営をしています。

毎週のように、その日に集まるメンバーに向けて曲や譜面を書き下ろしたり準備したりをしていまして(楽団内では「初見試奏」と呼び、毎回初めましての譜面をどう読み解くか、どう楽しむかを一緒に深める時間を取っています)。
創作人としての自分も、企画運営者としての自分も、指揮者指導者としての自分も大きな刺激にできる作りにさせていただき、相乗的な成長を自分でも感じます。何より早書きに段々と慣れてきました(笑) ←これは考えようによってはいけない学びでもあるかもしれない…()

自分が書いた曲を毎週のように深く楽しんでくれ、場合によっては「ここはあぁしたら良い」「センスないから(おい笑)私ならこうする」など私には無い発想や演奏のアプローチをくれたりして、もうとにかく素敵なメンバーなんです。団員全員が大自慢の仲間たちです。
途中で3年目を迎える2024年度、もちろん廃れる気はありません。まだまだ自分のできることを捧げまくって更に大きな楽団にしていくつもりです。ちなみに次なる主催公演は、「第2回演奏会」年末12月27日に開催予定。さらっと予告。(((ちゃんと後述します)))

・ 様々な作品を制作させていただきました

敢えて、箇条書きにしてみる。
(こんな振り返り方ができるのもまだまだ未熟な人間だな…と自戒しつつ)

4月 [編曲]  (木管五重奏)
4月 [編曲]  (フレキシブル四重奏(結局吹奏楽編成の楽器全てで演奏できるように))
5月 [編曲]  (吹奏楽中編成)
9月 [編曲]  (リコーダー六重奏)
10月 [作曲] 自由を象る羅針盤  (管楽八重奏)
12月 [自主編曲] Waltz for Wind Quintet  (木管五重奏[Fl.,Cl.,A.Sax.,Hr.,Bcl.])
12月 [編曲]  (クラリネット五重奏)
1月 [編曲]  (リコーダー五重奏)
2月 [作曲] まもなく自分で公開(もうされてるけど) (吹奏楽大編成)
2月 [作曲] Treasure Chest  ~for stars~ (吹奏楽中編成)
3月 [作曲] 「自らの心で」〜金管五重奏のための小品 (金管五重奏)
3月 [作曲] ドッグラン・大暴走事件!!! (金管八重奏)
 ※ 編曲作品は編成のみ記載
 ※ 記載月はその作品が“完成”した月
その他、吹奏楽団「笑」のための小曲や私用等で、作曲15曲、編曲13曲。

色々合わせると…大小併せてちょうど40曲も創り出していました…!
やはり「笑」の存在がとても大きい、昨年度から一気に2,3倍も完成曲が増えていますし、具体的に記録している曲群は全て、本番(内輪なものを含む)で音にしていただきました。
「感謝しかありません」というと何だか薄っぺらくも感じますが…溢れんばかりのもうその言葉でしか表すことのできない「大大大×∞感謝」です。これらに見合うような、恩返しのできる自分を目指せているか、日々心配でなりません()

また、2023年度は複数のコンクールにも応募させていただき、3つ(2つ?)の記録を残させていただきました。うち1つは現在進行中…!
水面下ではワクワクさせていただけるようなお話もいただいており、引き続き沢山のご縁を大切にしながら、大切に曲を書かせていただきたい所存であります。

作編曲も指揮もですが、原則「奏者」がいらっしゃらないと成立しない立場なものでして…そんなこともあってか、最近は不特定多数により“大切な人”に向けて曲を書けることに一段と幸せを感じるようになりました。それがいくら小規模や薄給であろうとも、何倍ものエネルギーを感じて制作にあたれます。
指揮のスタイルも相まって、基本私は「アツい」「愛に生きる」音楽しかできないのでしょうね…年々着実に暑苦しくなっております。(笑)

・指導者としての自分を見直す

すみません、問題提起の可能性を含むのはこれです。

2023年度はコンクール時期の単発回を含めると4校の皆様にお世話になりました。うち、部活動指導員(呼称は自治体によって変化)として関わったのは2校、どちらも年間通して深く立ち会い、計80名の生徒の1年間を見てきました。全パート全員の名前をフルネームで覚えています。
数字にすると改めて重みを感じます…実際、毎回本当にその重みと責任感、音楽を専門とする人間として立ち会うフレキシブルさやアイディアなど、各現場に沿って自分にできることを追求し続けてまいりました。更にうち1校では、部活の運営以外の部分を全てお任せいただく重役を担わせていただき、一層の準備の上で毎回臨んでいました。部活動の時間の中で言えば、顧問の先生以上に生徒と関わっていたのではないかと思います。

年間を通して何度も痛感したのは、結局音楽も集団も、延いては人生あらゆることが「対話」で構成されているということ。
その相手先が中学生だろうと大人(先生など)だろうと、ただ「相手の理解」が常々必要というだけの話で、対話に立場の優劣など存在しません。結果合奏の舵取りはこちらでやるから、など、主導権を握っていればいるほど、対話の機会やその姿勢を広く持っていることをアピールし続けるようにしました。もちろん、それで成功も失敗も多く生まれましたが、段々と私自身を理解してもらえたり、私自身も生徒のことを深く知れるきっかけには必ずできて、1年間を通して私のことを大嫌いにも大好きにもなってくれる生徒もいるほどに色んな生徒と苦楽を共にできたことは、今年度の自慢の1つでもあります。
日によっては部活の時間全てを話し合いや意思疎通に費やすこともあったりしながら、音楽を培う以上に集団として、人間としての部分を大切にすることを目指しました。1つの成果には辿り着けていたと感じています。

…生徒とはね。

この努力、大人になればなるほど当たり前のことだと思っていました。
上記の努力や時間の使い方は、全て事前に報告/相談を行っていたのですが、中々一方的な連絡にしかならないことが続き。直接お話しする機会も私からお願いしては何度も設けさせていただき、色んな話をさせていただきました。
唯一の後悔は、100%の時間消費ができなかったこと…。どうしても時間の確保が難しく、十分に話し合えていない時期があったことを自覚しています。生徒以上に時間は使っていたものの、生徒ほどに「対話の完了度」を持つことはできず、多少なり同じ部活に携わる立場だから、と信頼で乗り過ごすことがありました。

別に愚痴をこぼす気はありません、よって途中経過を一気に割愛してしまうので、文章の完結度は減ってしまうかと思いますが、
この結果、昨年度末でその1つの職場を失うこととなりました。

生徒たちは「なんで??なんで???」と口々に悔しがる一方で、立ち会っていた顧問の先生は大変気まずそうにされていました。想像した以上に最終勤務日が盛り上がってしまったからでしょう…心から、何これ。
この点「学校」という組織に対する指導員の立場は非常に弱く、今年度限りであることを言い伝えられてから最終勤務日まではわずか9日間。反乱でも何か考えようかとさえ思いましたが、前述の通り年度末はそんな場合でもありませんでした()

し、今からことを荒げるつもりもありません。時間が進んでしまった以上、私からのアプローチは生徒のためにならないと思っているから。関係者各位、何卒ご安心くださいませ。
一方的な話のみでは共感度もあまり強くできないかと思います、あくまで「そんな私の2023年度でした」という認識で差し支えありません。

委嘱曲、せっかく新入生用の譜面も用意していたのに…(笑)
正直思い付くできる限りのことはしてきた上、約半年は他の仕事に悪影響をきたすスレスレのところまで時間を費やしていたので、それでも愛されないのであればと清清するような気持ちさえあります。

すみません、もう少し綴ります。次へのバネにするためにも。

体調不良のからの復帰に向けたリハビリがてら、21:00手前の時間帯に自宅の周囲を散歩することがありました。
その時に通り掛かった小学校と中学校。どちらも職員室を中心に煌々と電気が点いていました。何人か先生方も見受けられた。こんな時間までお仕事…本当にお疲れ様です。

ですが、一体どの背中で児童生徒に何を語るのでしょう…?

問題提起は、つまりはこうです。
無論全員であるとは微塵も思っていませんが、「対話」「コミュニケーション」を大切にできない、蔑ろにするような大人達が、教育や音楽を扱って小中学生へ中心になって関わっていることに、強い問題意識を覚えました。
前述で割愛した中に様々な背景がありましたが、その先生方と対話をちゃんとできていない相手は、私自身だけだとは到底思えませんでした。子供たちに対しても、大人たちに対しても。

なんだろう、お金や安定のために先生やっているのかな…?
世間体は間違っていないのかもしれないですが、私なら絶対に自分の子供をそんな先生には一瞬も預けたくはない。
問題の根幹は教員の職場環境や仕事の集中など、ご本人様ばかりでない部分が多かろうとも思いますが、改めて「対話」を大切にしていくべきだろうということを反面“教師”的に学ぶこととなりました。皮肉です。

「教育」の分野と「音楽」の分野は、特に「会話」の重要性が高い領域なのではないかと個人的に考えております。そういう意味でも、両者の親和性も高く、もっと音楽の要素を通して“学級”そのものをよくできるアプローチをすることができる、と私は考えています。(大学でそういった研究をしていました。現在も現場経験を重ねつつ、探究を続けています)

もちろん誰もが私という人間に相性が良いなど、そんな絵空事なことはあり得ないですから(何なら相性悪いことの方が圧倒的に多い人間だと思っています…)、状況を謙虚に受け止めた上で、次の現場に生かしていくことしかできません。
どうかそういった声が少しでも現場から減っていくと共に、自分自身が世の中そうなるためには何ができるか、具体化する必要があると考えています。当面は、その準備期間です。

ということで、もしこの文章を通して、私への印象が「落ちたくないのに落ちた(≒ご期待いただけていた)」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ個別にご連絡ください。自分を出すことにより、ご興味をいただいている方々と私も「対話」ができたらと考えております。
皆様どうぞ今後とも、よろしくお願い申し上げます。

③ 2024年度の抱負、今後自分はどうなりたいか


個人的に、2024年度は「取捨選択」の1年である、と考えております。

全てに対し全力で取り組み切ることはできますが、
やりたいこと全てを獲得することはできません。

特に私の場合、何事にも「愛情」や「アツさ」を持って接したい気持ちで活動しております。今回の体調不良においても、程度としては人生初であったものの経験としては初めてではない「聴力が不調」という状態で、命賭けて音楽を続け、今作が最後、毎日が最後というつもりで生きています。「その日暮らし」ということではなく、「毎日が昨日よりも“少し”カッコ良い自分に」というイメージ。

現在の私の唯一の長所は「成長し続けられること」だと思っています。

この延長線上として、数年単位で計画している大きな挑戦を考え、仲間探しを少しずつ始めている段階、だったりも実はします。
図らずも昨年度の出来事により、自分のワークスタイル(=ライフスタイル)を見直す余白も生まれているので、導かれているところでもあるなと感じる次第で。

ただ、この挑戦の内容は、然るべき時までは公にはしないようにしようと考えております(すみません…多少前後の内容で感じ得るものもおありかと)。
今までの私は、大きな志も何でも「言葉にする」ことによるエネルギーを大事にしてきましたが、「本当に大事なことは言葉にしない」エネルギーも信じてみたいんです。その分自分の周りの大切な人には、きちんとした時間をもって伝えるようにしています。
…ちょっと履き違えているかもしれません。なのですぐに前言撤回をするかもしれませんが、何でもかんでもオープンにするだけなのも、違うのかなと。

ということでその中身はともかく、挑戦に向けた「仲間探し」や「見直し」の段階として、大きな選択を迫られることが多くなる年度だと感じております。
私には決定力がありません…なので、重大な選択ほど「悩み抜く」ことをします。可能な限り情報を集め、理性と感情を照らし合わせ、自分自身で掛けた時間と労力を携えて「根拠のない自信」を持って決意する。これで少しでも後悔の減る選択ができるのではないかと、勝手に信じております。
そしてその過程として、如何に自分自身と向き合うことができるのか。

結局は「自分自身を大切にする」ことが、決断にも対話にも、第一歩になり得るのかなと考えた次第です。

… … … … …


私の思考は…ひょんなことから突然話の規模が大きくなってしまうことがしばしばあるのですが…。

愛情とは、必ず偏りを伴う。

全人類を、全く平等に愛すること、大切にすることは、究極的には難しい。
もっと言うと、自分と接触する全ての人間を大切にすることさえも不可能に限りなく近いと感じます。それだけ本当に多くの皆様にお世話になっていますから。(もちろん“お世話になる”の種類には色んなものがあります)

この「愛する」範囲やその意味、その表し方を、自分でもよく考えなければならないな、などと思うんです。
「人類愛」なんて言葉があり、これをイメージしていた時期が私にはありました。しかしその段階は、まだ先であるではないかと。

私は、本気で「世界平和」を目指しています。そのために身近なところから、そのエネルギーを伝播させていけたら、という活動を常日頃より行っている。
でも突然、それだけ言われても説得力が伴わない。鼻で笑われるのがオチですし、そういう雰囲気を持つ集団に属している頃が随分前にありました、その集団からは、任期満了せずに逃げるように抜けましたが。

でも、その通りだとも思います。
まずお前が一番思う大切な人たちを、大切にできないで何が世界だと?

これに現実を近付けていく段階が必要だ、ということです。自分にとって身近な人間らを一番に愛することができるようになってから、それを段々と周りに周りに広げていくような流れ。延いてはそれらが「世界平和」という大きなことに繋がっていくことと確信しています。
音楽には、この力があることを本気で信じ、広められる人間になれることを本気で目指しています。「笑」なんて本当に良い例だし、相手を想像しながらの方が圧倒的に筆が進むということにも共通した思考だと感じます。

どうやって生徒のことを愛していこう…?
どんな形で仲間に愛情を伝えていこう…?
大好きな人たちに、何をもって愛情や大切な想いを伝えていこう…?

この辺も、取捨選択の要素として大きなものになるのではと考えております。
相も変わらず、誰よりも暑苦しい自負だけはあります。()

また、指揮者としての音楽面においては、
・本番当日の舞台上では、対話に集中するために演奏する譜面は全て暗譜で振れる状態にしてから臨むこと
・同じステージ上で一緒になる奏者全員を自分自身で知り、全員の魅力や大好きなところを推し出せる状態で本番を迎えること

これが私のポリシーです。通用しない現場でない限り、私が振る本番では指揮台を必ず撤去してもらっています。
この姿勢を受け入れてくれ、一緒に音楽や横の仲間を愛そうとしてくれる「笑」の団員達は、1人1人が私にとって本当に宝物です。しんどい時も沢山沢山助けてくれました。私なりの表現で返していかなければ気が済みません…どれくらい該当者が読んでくれるか分からないですが…心の底から愛してます。

…溺愛具合を晒したところで(笑)
もし楽団が気になるという方、ぜひ見学等いらしてください。音楽を通して人生そのものを豊かにしようとする志を持った、素敵な仲間に出会えます。
4月29日(月祝) 夜間、合奏体験会やります!次の演奏会のメイン曲を全員で初対面しようと計画中です。こちらもさらっと予告。(((ちゃんと後述します その2)))

④ ご報告+宣伝。

という感じで、自分語りが過ぎました。
自分の整理が目的の一つなので、それで良いと思っているものの。

ここまで(読み飛ばした方を含む)お読みいただいた親愛なる皆様へ、
1つご報告をさせてください。

作編曲を学び始めて数年、まだまだ若輩者の私ですが、
この度「第二回福島市古関裕而作曲コンクール」にて、拙作『大流星とわたし』を本選へ選出いただく運びとなりました。

本選は、6月30日(日) ふくしん夢の音楽堂 大ホール にて、
飯森範親大先生による指揮、シエナ・ウインド・オーケストラの皆様により演奏、
この日が初演、初お披露目となります。

日本を代表する吹奏楽団と、指揮者として大変敬愛する御方に音にしていただけることが、何よりの喜びです。
実は私、指揮の勉強は基本的に独学なのですが、高校の頃から様々なマスタークラスや講習会に参加しておりまして、最初の講習会のマエストロが飯森先生でした。マーチの指揮をした際に、私しかしていなかった譜面の解釈を「そういった思考が大切!」と振り方含め好評をいただき、当時の自分にとって大きな自信になったのを今でも覚えています。
ご本人はもちろん覚えていないでしょうが…個人的にはこのような形で再会できることが本当に嬉しいです。音楽の現場で“指揮者同士”の再会って…そういう特別な企画でないと中々起こり得ませんし。ベストな立場でご一緒することができるのではないかと考えております。

しかも。大半の方にとっては大変な蛇足な話なんですが、本選当日の6月30日は、私の誕生日なんです…!
今年の誕生日の予定が、早々と決まってしまいました(笑) 楽しみつつ、最後まで完遂できれば良いなと感じております。

宣伝はコチラ!!!

何度も登場した私が代表を務める吹奏楽団、
【はじめの一歩吹奏楽団「笑」】でございます。

1つ目はもう目先、
4月29日(月祝)、夜間の時間帯に「合奏体験会」やります!4月を機に新生活に踏み出した皆様、新たに趣味に音楽を取り入れてみたい皆様。うちは「演奏再開のしやすい吹奏楽団」とありがたくもお声をいただきます…!
詳細の詳細は当団Instagramを中心に。500円ワンコインで誰でも参加可能です。とても素敵な素敵な曲と初対面できます。気になる方は、私に直接ご連絡いただいてもOKです!何の曲に取り組むのか…楽団としては伏せて宣伝するつもりなのですが、個別で聞かれたら答えちゃうと思います(笑)
(小声で…)団員…沢山増えてくれたら嬉しいな…!大曲に取り組むので、次の演奏会に向けて人数増やしたい構想です!

楽しい雰囲気が伝わっていたら嬉しいです…!!!
だって本当に楽しいんですから。✨


2つ目は、ど年末。
12月27日(金)、第2回演奏会を画策中です!!!!!いやぁ今から本当に楽しみ。
テーマは「星」「星空」といたしました。第1回とはひと味もふた味も違うアプローチを狙っています。個人的には、涙なしでは聴けない音楽になること間違いなしの曲目が沢山です!
奏者としてもお客様としても、とにかく多くの方にお立ち会いいただきたいっ!!のですが、ど年末もど年末、しかも所謂“締め日”になりやすい1日…。しかし、ここで星空に思いを馳せることのできる時間が過ごせたら、素敵な年越しイベントの1つになることは言うまでもありません。だから今から少しずつ、騒がしく何度も宣伝しようと思っているのです。(笑)
どうぞ皆様お付き合いください。12月27日夜、積極的に空けてください!!!🙇‍♂️


ということで、このような奇跡的なご縁にも大きな感謝の意を抱きながら、2024年度も邁進してまいります。
なお、これ以外にも停滞していた仕事の中には、皆様に「大公開!」するようなお話も数点ありますので、随時SNS等で報告とさせてください。

案の定長くなりました。
それくらい色んな意味で濃い時間を思い起こさせる期間でした。体調不良はしんどかったですが、良い時間だった。

楽団絡みや仕事のご依頼、その他単に「話してみたい」という方も。コンタクトいただけたら嬉しいです。迷惑DM出ない限り必ずお返しいたします。

2024年度も、どうぞよろしくお願いいたします!!!


最終出勤した日に生徒の1人が涙ながらにくれた「友達の証」だそう…!
恥ずかしげもなくLINEのアイコンにしています(笑)

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