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乾杯は、ひとまずビール。そのあとはずっとジンジャーエールで

~鈴木千佳子の日記32~

わが家は毎晩晩酌をする。飲みすぎ注意報はたびたびでるものの、警報になる前に切りあげるよう、夫婦で努力し合っている。

ツマミは、刺身刺身刺身、肉肉肉肉、鍋鍋鍋鍋鍋、そしてオシャレにカルパッチョ、アボカドと小エビのサラダ、餃子餃子、中華中華などである。

書いていて、今はじめて気づいたのだが、私はアボカドのことをずっと、”アボガド”と呼んでいた。変換すると、何度も”アボガドロ”とか”アボガドロ定数”などと出るので、おや? と思い、Googleセンセイに訊いてみたところ、”アボカド”なのだとわかった。


恥ずかしいので、さっさと話を進めよう。


私の家の近くには『角上』という非常に有能なスーパーがあり、刺身刺身、肉肉、鍋鍋が多いわが家の食卓は、『角上』により、格段にレベルアップした。

だんだん寒くなってきているので、最近は鍋率が高くなりつつあるわが家の食卓で、最も多く登場するのが『モランボン キムチチゲ用スープ』である。

ゴマ油を足したり、ラー油を足したり、豆板醤を足したりして、そのときそのときの”わが家の味”をつくる。辛いものがダメな方はダメであろうが、辛いものが大好きな方は、ぜひどうぞ。

料理をするときには火を使うので、そして基本的に私は呑兵衛なので、でもキッチンドリンカーではないけれど、味見をしながらビールをクイッとやることが多い。

それがまたおいしいんですよ。

できあがったら夫を呼び、グラスに入れて仲よく乾杯する。
赤が夫、青が私。理由はない。

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うしろの大根とザル、天板の傷なども気にしないでいただけるとありがたいな、と思う。

自分で映し、自分でその大きさにビックリしているけれど、写真のサイズ感も気にしないでいただけるとうれしいな、と思う。


以前は、乾杯したらずっとビールを飲みつづけていたのだが、近ごろになってビールだとすぐにお腹がいっぱいになってしまうことがわかり、焼酎に変えた。

美酢はとてもおいしいので重宝した。近所の店舗にあまり売っていなかったので、アマゾンで爆買いだ。

しかし人間にはやっかいなことに、”飽きる”という現象が、しばしば起こる。

その困った現象を救ってくれたのが、ジンジャーエールシロップである。


美容院で髪を染めているのを待つ間、私は料理雑誌を読んでいて、手作りジンジャーエールなるものにちょっと惹かれた。

私が高校生だったころ、喫茶店で飲んだジンジャーエールの味がなつかしく蘇ったからである。

つくってみようかな、と思い、家に帰ってさっそくつくってみたのが、こちらのやはり大きな写真のジンジャーエールシロップ。

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新生姜:きび砂糖:ハチミツの量を、3:2:1にして、鷹の爪をくわえ、30分放置する。よくかき混ぜたら30秒ほどレンジでチン。人肌くらいに冷めたらシナモンとクローブをふりかける。多すぎると苦くなるし、少なすぎると物足りない。香料のバランスはとてもむつかしいのだ、私にとっては。

レモンを入れないとさっぱり感がないし、THE・生姜味になってしまうのでレモンは必ず入れる、のは誰でもご承知のことだと思うが、念のため加筆するところが私の長所というか、短所だろう。


ビールだとお腹いっぱいになる、といいつつ、割るのはむろん、炭酸水である。だっておいしいから。

いろんな炭酸水を試したが、やっぱり一番おいしいのはウィルキンソンだと私は思う。配達業者の方には申しわけないが、これもアマゾンで2週間にいっぺんくらいの割合で購入する。

あまりたくさん購入すると、
「置く場所がない」
と母に怒られるのだ。

ついでにご報告しておくと、夫は配達業者である。

以前は1000mlを買っていたのだが、一晩では飲みきれず、翌日夫が飲む羽目になる。だってシュワシュワ感のない炭酸水なんて炭酸水じゃないし、私は好きじゃない。

しかし好きじゃないのは夫も同じらしく、それならば500mlにすればちょうどよいと、夫婦の意見は一致したのだった。

そしてこの手作りジンジャーシロップ、実はウィルキンソンのジンジャーエールと味がとても似ている、というのも私たち夫婦の共通した見解である。

この辛口タイプがとても人気があることは、世の中の方々は百も承知であると思うけれど、口にしたときの、あの、
「おほっ!」
とむせる感じを、私はみごとに実現させてみせた、と自負している。

飲み比べてみたかったのでこちらも購入したけれど、コレはお酒で割るのではなくて、単体で飲みたい商品なので、夏が終わり、涼しくなってきたというよりは肌寒くなってきた今日このごろ、半分近く箱に残ったままである。

でも、夜はやっぱり氷をたくさん入れて、ごくごくごくと呑むのが最高で、いずれにしても呑兵衛な私のオススメ品は以上で終わり。

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グラスのうしろの猫は知らんぷりしないで、
「かわいいね」
もしくは、
「ブレちゃったね」
といっていただけるとうれしいな、と思う。

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