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電話対応を含む仕事をしたがらない求職者がとても多いらしい

タイトルですが、これは都内の人材派遣会社に勤めている人から聞いた話です。

求職者に対して仕事を紹介する立場から見て、電話対応を含む仕事をしたがらない人がとても多いんだそうで。「電話対応=クライアント/ユーザー」であって、社内での伝達ではないとのこと。

今回はそんな人材派遣にまつわる話を書いていきます。派遣で仕事を探している人はチェックしてみてください。

1.事務系の仕事が人気

どんな仕事が人気があるのかと聞いてみると、事務系の仕事が人気だそうです。冒頭の「電話対応をしたくない人」が多いことを考えると、なるほど納得。

ただ、事務職未経験者やスキル無しで高時給を希望する人も多いとのこと。当然、そういった案件は少ないですし、発生したとしても倍率が高く決まりにくいのは素人目に見ても分かるというもの。

「PCの基本操作は問題なくできる」「会計ソフトを使用したことがある」など最低限のスキルを身に付けていないと厳しそうなので、未経験者はまず高時給は諦めて職歴を作るところから始めると良さそうです。

2.地域には魔の領域が存在する

これは話を聞いて面白かったのですが、住んでいる地域によっては魔の領域と化しているところがあるとのこと。

全ての人に当てはまるわけではありませんが、お金に困っている人にとってはなかなか辛いだろうと感じました。

どういうことかと言うと、「住んでいる地域に高時給の仕事がない」→「高時給のエリアの仕事を希望する」→「住んでいる場所が悪く仕事が決まらない」→「お金が貯まらないので引越しができない」というループが発生するのだとか。

なんじゃそりゃ…と思いつつ、そういうことも起こり得るのかと思うと興味深く感じます。

住む場所って本当に大事ですね。

3.ブラックリストが存在する

人材派遣会社にはブラックリストのようなものが存在するとのこと。

横柄な人、コミュニケーションがまともに取れない人など様々な人がリスト入りしているようです。

これも少し考えれば分かることですが、派遣会社が送り込んだ人が派遣先で問題を起こせば派遣元の企業の信用に影響が出ます。そんな可能性がある人には仕事を紹介できないというのは当然のことですよね。

残念なことに、人材派遣会社に連絡をしている段階では働いていないので「お客様」という立場で振る舞ってしまう人も少なくないようです。「お客様は神様」という前時代的な考えを持っていると良い仕事を紹介してもらうどころか、もれなくブラックリスト入りをしてしまいます。

電話やメールで問い合わせをしている段階から選考が始まっているという意識を持つようにしましょう。これ派遣会社で働いている人の精神衛生上も大切なことなので。

おわりに

コロナ失業で仕事を探している人も大勢いますが、不安なくスッキリした気持ちで新年度を迎えられるよう頑張っていきましょう。

Webライターの依頼でMOSについての記事を書くので近々noteにも別の視点から書いてみようと思います。事務職希望の人にとっては役立つ可能性もあるので、興味がある人はぜひチェックしてみてください。

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