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エヴァ完結に喜びと喪失感

1995年から放送当時、小学生だった僕には綾波の裸が刺激的過ぎて(「烈火の炎も好」きだった)、そこからどっぷりハマったエヴァが遂に完結をしたので感想を書いてみます。

どこまでがネタバレになるのか分からないので一応ハッシュタグも付けておきます。まだ観ていない人はご注意を。

※書いていたらガッツリとネタバレしているので観ていない人は回れ右推奨。

1.みんなが納得する形で終わった

これまでのエヴァは色んな謎を残していて、ある意味その謎に対する考察をするのも楽しみの一つであったと思うんですけど、今回の新劇場版は最後ということもありスッキリする内容で一言で言えば「みんな(最大公約数)が納得する形」にまとまっていたと感じました。

賛否両論はあると思いますが、個人的には良かったなと。

旧劇場版であるAirでの完結でも十分に感じていましたが、それを彷彿させるようなシーンが織り込まれているところも感慨深かったです。

2.渚指令の登場に度肝を抜かれる

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みんな大好きカヲル君。「シ者」「おわり(五十音で一つ上に文字をズラす)」となるご存知、最後のシ者(使者)。

元々ジンジ君が持っていないものを持っているからこそカヲル君に惹かれていく…というような位置付けだったと記憶していますが、渚司令の登場で一気にフラグを回収。

劇中でもシンジ君が「カヲル君は父さんに似てるんだ。だからエヴァに…」というセリフもあるわけで、カヲル君=ゲンドウ(のクローン)説が確定したなと感じた次第です。

色々衝撃を受けたのですが、宇部新川駅の反対側のホームでレイ(碇ユイ)とカヲル(ゲンドウ)が一緒にいる姿を見て腑に落ちたような気持ちにもなりました。

3.加持リョウジを殺したのは結局だれ?

旧劇ではゼーレを裏切って殺された加持さん。ミサトさん、リツコさん、NERV諜報員などと、かつて犯人捜しで盛り上がっていましたが、今回の渚司令の登場で誰が殺したのかさらに分からなくなりました。

新劇場版ではサードインパクトを止める為に死んだとされていますが、新劇には登場していないモト湖やAirのラストのように横たわるアスカを見て、なんとなくパラレルチックな展開なのかな…という考えになっているからかもしれませんが。

シンジ君の「思い出したよ、何度もここに来て君と会っている」発言や、カヲル君の「生命の書に名を連ねているからね。何度でも会うさ。」発言からもパラレル臭が増します。

そう思い始めると、旧劇で加持さんを殺したのは渚司令も候補に入れても良いのではないかと。

ただ、かつて庵野監督が「“誰か”であって、特定のキャラクター(作中で顔と名前のあるキャラクタ)が殺したわけではない」と言及していることもあるようなので、これは僕の勝手な想像でしかないのでしょう。

4.マリのモデルは安野モヨコさんで確定?

庵野監督の奥さんである安野モヨコさんですが、かねてより見た目や年齢からマリのモデルとなっていると言われていましたが、新劇で濃厚になったと感じます。

シンジ君(庵野監督)なので、ラストでマリ(安野氏)と一緒にいると考えると納得です。マリの「どこにいても迎えに行くから、待ってなよワンコくん」というセリフも、かつてうつ病を患った庵野監督のことを思えばグッとくる。

見出しとは若干脱線しますが、個人的に今回の新劇は貞本エヴァ最終巻とも結び付きが見られたことが嬉しかったです。

5.特撮っぽい戦闘シーン

初号機vs13号機では様々な場所で戦闘が繰り広げられますが、序盤では特撮っぽい映像で個人的には良かったです。

学生時代、自主制作でウルトラマンを撮っているくらい特撮が好きな庵野監督らしいなぁ…と。「シン・ゴジラ」もまだ記憶に新しい。

そういえば2021年には「シン・ウルトラマン」も公開されますね。

6.おわりに

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軽く書くつもりでしたが、色々と思うところが多すぎて収拾つかなくなりそうなのでこの辺で切り上げます。

(レイの農作業やトウジ、ケンスケにも触れたい…)

これで完結ということなので、コラボやパチンコでしから今後映像を見ることができないことを思うと寂しい気持ちにもなるものです。

とりあえずテレビ版から見直して余韻に浸りたいと思います。

#シン・エヴァンゲリオン劇場版


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