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外へ働きかけることはブルーオーシャンだ。[くま日誌]158号


結局、行動しない限り現実は変わらないわけなんですが、行動というのは、「外の世界へ働きかける習慣」ということですよね。

小さくとも、とにかく手数を増やして、何か外へ働きかける行動を毎日繰り返し(習慣)、「なにが起こるか分からないけれども、なにか起こる」という状態を続けるということなのかなと思っています。


「渦を巻く」という言葉を、以前、教えていただいたことがあります。企画やプロジェクトというと大袈裟かもしれませんが、外に働きかけ、他の方を巻き込んでなにかの形にしていくという事を表している言葉です。

プールの中で歩いているイメージです。最初、歩き始めた時は水の抵抗により重く感じますが、徐々に勢いがついてくると、周囲の水の方が動き始め、やがて渦になり、今度は自分の方が渦に巻き込まれるという流れです。

こういうイメージでコトを大きくしていく、というか自然に大きくなっていくような形でしょうか。


「このような状態が理想なのは分かるが、外へ働きかける手数を増やすことは中々ハードルがあるなぁ」と感じられるのではないでしょうか。外へ働きかけることができる自分になるまでにもハードルがあるものですよね。

誰かを誘ってみる人よりも、誘われ待ちの人が圧倒的に多いことが物語ってます。

「なにか面白いこと起こらないかなぁ」とか「誰か誘ってくれないかなぁ」と思ってはいるけれども、自分から誘うことはしないというパターンが大抵ですよね。


ここに需給ギャップ=チャンスがあります。需要があり供給が少ないわけですから、誰かを誘ってみる人には大きなチャンスがあるわけです。

しかも、なにも大きな企画を立てて他の人に依頼しなければならないということではないんですよね。たしかに、需給ギャップがなければ、今度は、素晴らしい企画でなければ乗らないよ、というような競争が発生しますよね。

でも、現在は圧倒的に需要の方が大きいのですから、なんでもいいというとあれですが、些細な事であっても、とにかく外へ働きかけてみるだけでOKなんですよね。競争のないブルーオーシャンです。


そして、逆説的ですが、些細な事でも行動をするから、さらに行動ができるようになる、という正のフィードバックメカニズムがあるのだと考えています。

需要ギャップがあるわけなんで、ある程度の数、外へ働きかける行動すれば自ずと結果がでます。そうすると、自分はできる人間だと自己肯定感が上がり、さらに行動に弾みがつく。

自分の友人でも、他者を巻き込んで大きなプロジェクトを様々に行っている方がおりますが、行動するから、さらに行動ができるようになっているように見えます。


一方で、このような正のフィードバックがあるということは、逆もあるわけですね。負のスパイラルとも呼べる状態ですが、

行動しない→結果が出ない→動けなくなる→自己肯定感の毀損→益々動けない→・・・人生の諦め

そして、「どうせ俺なんか」とか「これの人生はこんなもんだ」というような人生の諦めにまで拗らせてしまう場合もありますよね。


「外の世界へ働きかけましょう。そこはブルーオーシャンです。」ということなんですが、そこには今日書いたようなメカニズムがあるからなんだと考えています。

仮にうまくいっていないかもしれないと思われる場合は、単純に外の世界へ働きかける手数を増やしてみてはいかがでしょうか。反転攻勢しましょう。(と自分に言い聞かせてます。)

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