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久しぶりに北新地で飲みました。[くま日誌]134号


昨日は、久しぶりに、元上司&同僚と新地で食事をしていました。平日にも関わらず、新地もかなり賑わっていましたね。

2件目はバーに行きましたが、バーというのはなぜか同じ業種の人が集まってたりしますよね。昨日も知っている顔を見かけ、自分も「ご無沙汰しております」とご挨拶をさせていただいたりしました。

新地には代理店で営業やってた時はよく行ってましたし、接待でもよく使ってましたが、最近はあまり行かないので、久しぶりに華やかな雰囲気を感じることができました。


接待と言うのは、プロトコルというか、お作法があるのですが、これが結構大事なんですよね。

実際、誰でもできているのかと思っていたのですが、今は、接待される側になって思うのですが、ほとんど誰も自分が叩き込まれたプロトコルができている人はいませんね。だからどうだってこともないのですが(笑)

ということは、そのプロトコルは世間一般では通用しないのか!とも思ったのですが、どうなんでしょう。ただ、ホスピタリティの基本姿勢としてはよくできているな、とは思うんですよね。


例えば、
・事前に店選びや席順を決めておく、
・先方の飲むビールの銘柄やタバコ可否確認
・店には事前に到着して先方をお待ちしておく、
・支払いの手順、
・お酌などの気の使い方、
・お土産の選択やお渡し方、
・終わった後のお見送りの方法、
・最後にその日のうちに、お礼メールを打つ。
・お礼メールにはその日の会食の内容を含め、未来の関係性強化で〆る

とかとか、言語/非言語で色々あるんですよね。


会食なんて、仕事と関係ないと思われると思う方もいらっしゃると思いますが、実際のところ、かなり関係があるんじゃないかと思っています。(笑)

会食をうまくやれると、「あいつは上手く回せるやつだ。あいつに仕事の調整を依頼してもうまくやってくれるに違いない」という感じで信頼残高に貯金できるようなイメージでしょうか。

逆にできないと、仕事関係ないのにマイナスになる可能性があるので、諸刃の剣ですね(笑)


このプロトコルも、代理店が徐々にノウハウとして積み上げてきたものなんですかね、最初は、「自分のことを少しでも好きになってもらいたい」という気持ちからスタートしたと思うんですよ。

そのためにはどうしたらいいのか?と考えて一つづつ積み上げていき、それを口伝や実際の経験という形で若手ビジネスパーソンへ伝承していっている形でしょうか。


なにもこの会食や色恋だけなく「自分の事を好きになってほしい」という瞬間は様々あると思います。

例えば、その業界で有名な方とお話したいとか。自分もあります。その時は、その人のSNSをフォローして「いいね!」つけるとか、本を出版されているのであれば、アマゾンで★をつけてコメント入れてみるとか。コミュニティがあれば参加して発言してみるとか。

まぁ、その方が喜びそうなことはすべてやりますよね。だって好きになってほしいですし、自分のことを認識していただきたいわけですから。色恋と同じですよね。


地道にそういう事をやっていけば、会食と同様ですよ、「あいつは色々やってくれる」と覚えがめでたくなり、結果として会話ができるようになるという流れではないでしょうか。

こういうプロセスを理解せずに、いきなり「付き合ってください!」と言うから、「ごめんなさい!」という感じになっちゃうんでしょうね。

■まとめ
ホスピタリティとは、『自分の事を好きになって欲しい方へ好きになってもらう』アプローチである。

会食と同様、どのようにしたら先方からの覚えがめでたくなるのかを考え、それを実行していくという事で、結果として、先方から自分を認知して頂く可能性が出る。

このような構造を理解してコミュニケーションをとっていくことが大事なことではないか。

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