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原告側記者会見の報道と「一月万冊」界隈の異様な反応(ビハイア・パワハラ疑惑訴訟③)

事件が世間の注目を集めたのは、女性スタッフが亡くなって半年以上が過ぎてからで、元スタッフと遺族による訴訟の会見が報道されたことによる。

これに対して社長は、会社としてのコメントをホームページに掲載した。

複数のニュースサイトが続報や原告側のインタビュー記事を掲載した。これに対して社長側が抗議と取り消し請求を送り、それも会社のホームページに掲載された。

この報道を巡って加熱したのが、Twitterでの「一月万冊」出演者の反応だった。

マスコミ報道を批判しながら社長を擁護する内容だったため「人がひとり亡くなっているのに、、、」と批判や質問のコメントが殺到した。また、報道があった翌日には、東大教授の安冨歩氏が自身のブログに事件に関する見解を掲載した。

これらの情報発信には質問や批判が殺到した。これを安冨教授ファンが援護したことから、「一月万冊」界隈の擁護派と議論の応酬が起きていた。

「一月万冊」擁護派は、一連の報道と世間の反応をネットリンチだと批判した。

テレビのワイドショーでも取り上げられて、原告側や社長がインタビューで双方の主張を述べた。それを見た人々もTwitterに参戦してタイムラインは大荒れ、、、

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社長と副社長がコーチングの資格を持ち、会社でもプロのコーチングを受けていたが、事件後にコーチング団体からは社長の友人と共に縁を切られた。これに社長は被害感情を抱いており、コーチング業界の関係者で話題になっていた。

また、事件後に「自殺だろう」とブログで指摘した視聴者が、発信者情報を開示請求された。これで、会社側の徹底的に戦っていく姿勢が視聴者側にも示された。

(追記:後に名誉毀損で訴えられたそうです 【ご報告】名誉毀損  不起訴でした )

初回の口頭弁論は公開で行われ、その後に社長の記者会見が開かれた。

社長は「虚偽に満ちたつくり話」であるとして、副社長(別会社スピネルの社長でもあり元スタッフはこちらの会社と契約していた)と原告側に反訴した。契約違反で元スタッフが、また亡くなった女性スタッフの遺族も含めた原告側の全員が、名誉毀損で逆に会社側から訴えられる事態となった。

裁判は進行中だが、双方が訴えを起こして泥沼化してしまったため、非公開で争点の整理が行われている。しかし、泥沼化していったのは裁判だけでなかった。

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