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暴露ブログに流出した「遺言」の信憑性と「一月万冊」関係者の反応(ビハイアパワハラ疑惑訴訟④)

第一回口頭弁論後の記者会見では、マスコミ報道で「想像を絶する嫌がらせ」があり社長が鬱病になった、業績に深刻な影響が出ている、など会社側の「被害」を訴える文書が配布された。この文書は会社のホームページに掲載されている。

一方では、原告の実家に何度もタイヤが送り付けられるなどの被害も出ていた。

双方が嫌がらせの被害を訴えていたが、更に目を疑う事態に発展する。亡くなった女性の友人を名乗る人物が、生前に預かったという「遺言」を公開する暴露ブログを開設して、一部関係者への誹謗中傷が始まったのである。

丹羽麗子と名乗る友人ら4名のブログに「一月万冊」出演者は好意的に反応した。マスコミ批判の形ながら、会社側の主張に沿った内容のブログが拡散された。

この一連の反応を巡って、Twitter上ではまた議論の応酬が白熱していた。

更に、複数の「一月万冊」視聴者のもとに「ブログで公開された遺書をもみ消す協力依頼のメール」が届いていたことも判明した。対象者のメールアドレスを知る人物が関わっていたことは間違いなく、関係者の自作自演が疑われた。

丹羽麗子と名乗るブログ主の他にも、原告側の関係者を攻撃する似たようなブログが複数つくられた。誹謗中傷は亡くなった女性の実家の遺族にまで向けられた。

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原告の大下氏は、これらのブログについての対応をツイートしていた。

そして、このブログに掲載されていた数々の「証拠」に捏造が発覚した。

丹羽麗子と名乗るブログ主は「LINEのスクショ画像の捏造」を素直に認めた。

亡くなった女性のスマホは、警察が自死と判断して押収されなかった。会社からの貸与品だったため、遺品として遺族側の手には渡っていない。

また、早い段階でこのブログを安冨教授がリツイートしながら、すぐに削除していたことがわかった。そのエントリーには「遺書」の文面が転載されていた。

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亡くなった女性の「遺書」は公開されていないが、報道の直後にあった以下のやり取りなどから考えると、安冨教授とは内容を共有していた可能性が高い。

関係者しか知らないはずの「遺書」が流出して、一度リツイートして拡散しながらすぐに削除したのはなぜか?安冨教授の不可解な行動にも注目しておきたい。

これらの工作活動を誰が主導したか定かではないが、裁判所で資料を閲覧請求した方が「自分よりも前に閲覧請求された形跡はなかった」ことを確認した。

丹羽麗子のブログには裁判資料など出回っていない内部情報も掲載されており、これらを入手できる(または既に手元にある)人物が関与した可能性が高まった。

https://niwareiko207.blog.fc2.com/ は削除依頼の対策で複数のブログサービスに転載されていたが、後に https://ooyamasan.com/ という独自ドメインで掲載された。(現在は閉鎖されている
【追記】ooyamasan.com の魚拓が残っていた。
https://megalodon.jp/2019-0804-2044-49/https://ooyamasan.com:443/

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