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睡眠の質を良くするポイントと生薬

今回は睡眠について書きたいと思います。

寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、病院の薬を飲まないと寝れない、しょっちゅう悪夢を見る、など睡眠に対してお悩みをお持ちの方は多いと思います。

そもそも、何故睡眠が必要なのかというと、私たちの体は眠ることで、疲れた脳のリセットや、体の回復、成長、解毒、細胞の修復をしています。

そのため睡眠不足が蓄積すると、肥満、高血圧、糖尿病、免疫力低下、癌、自律神経失調、うつ、記憶力低下、認知症などのさまざまな病気の要因となることが分かってきています。

睡眠には、深い眠りであるノンレム睡眠と、浅い睡眠であるレム睡眠があり、2つの睡眠状態を繰り返しています。

ノンレム睡眠の時には脳の活動が休息し、身体の回復や成長ホルモンの分泌が行われます。

レム睡眠の時には、脳は活動していて、思考の整理や記憶を定着させています。

睡眠の質を良くするということはこの、2つの睡眠を良くするという事です。

すいみんする女性

睡眠の質を良くするポイント

・適度に運動する

日中に身体を動かすことで、適度な疲労感で、睡眠に入りやすく、翌朝までぐっすり眠る事ができます。

・寝る前の、スマホ、パソコンをやめる

スマホやパソコンに使われているライトが脳を覚醒させるため、眠りに入るのを妨げます。寝る前のスマホは控えましょう

・バランスの良い食事、タンパク質をとる

睡眠に関わるホルモンとして「メラトニン」が知られています。メラトニンは神経伝達物質のセロトニンから作られます。肉、魚、大豆製品などのタンパク質に含まれるトリプトファンというアミノ酸から、セロトニンが作られるのでタンパク質を意識して摂りましょう

・リラックスできる音楽を聴く

ヒーリングミュージックなどリラックスできる音楽を聴くことで、副交感神経を優位にさせ速やかに眠りに導くことができます。

睡眠改善におすすめの生薬

・色々考えてしまい眠れない、明るくないと眠れない、頭の使い過ぎで眠れない人に

悩み事や、イライラ、日中のスマホやパソコン作業で、脳が興奮状態で眠れない人におすすめなのが羚羊角(れいようかく)です。

羚羊角はウシ科サイガレイヨウというカモシカの一種の角で、中国最古の薬物書に『神農本草経』「目を明らかにし、気を益し、陰を起こし、悪血注下を去り、蠱毒、悪鬼、不祥を辟け、常に魘寐せず」(目をスッキリさせ、元気になり、生殖能力を増し、血の滞りや出血を止め、虫を用いた祟り、呪い、不吉な物を避け、うなされるのを防ぐ)と記載されています。鎮静作用、血圧降下作用、抗炎症作用、解熱作用などの他、脳神経細胞保護(NGF、BDNF産生促進作用)が認められています。

・眠りが浅く何度も目が覚める、ストレスが強い、悪夢を見る、同じ夢を見る、不安感が強い人に

眠りが浅く夜中に何度も目が覚める人には、麝香(じゃこう)がおすすめです。

麝香は、ジャコウジカの雄のジャコウ嚢または嚢中の分泌物を乾燥したものです。

古来から、全身の氣の巡りを改善し、病を防ぐ高貴薬として用いられてきた生薬です。

麝香は、『神農本草経』に「悪気を避けさせ、祟りなどを消し去るほか、人に悪い影響を及ぼす邪気を除いて、夢を見て飛び起きたり、寝ている時に悪夢にうなさることが無くなる」と紹介されています。

ストレスが原因で夜中に何度も目が覚める、熟睡できないといった睡眠リズムの乱れを整えてぐっすり眠れるようにしてくれる働きがあるといえます。

麝香は別名ムスク(MUSK)と呼ばれ、香料としても使用されたり、アロマテラピーの素材として、自律神経の調整に使用されています。

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