見出し画像

太陽のギャルあみちゃんが教えてくれたこと

あみちゃんはキラキラ発光している太陽みたいな女の子で
狭い世界でジメジメ発酵していた私の気持ちを
明るく照らしてカラッと軽くしてくれた恩人だ。

今年のハスカップ収穫を1週間と少し、手伝ってくれた彼女は
「タイミートラベル」というサービスの運営会社の新入社員。
タイミートラベルとは?↓


東京で4月に入社して以来、ほぼリモートワークで
ずっと1人家の中で仕事をしていたという彼女は、
山奥のハスカップ畑で開放されたように、腕を伸ばして深呼吸をした。

一緒にハスカップ収穫しながら、
大学を休学して行った留学先のオーストラリアでのラズベリー収穫のこと
その後、カンボジアでデング熱にかかって死にかけたこと(!!)
東京でリモートワークで働くリアルな現実のこと
私が知らない世界をたくさん教えてくれた。

大阪出身のあみちゃんは、おしゃべりがとてもうまい。
話し方が流暢で、説明も簡潔でわかりやすく、心を掴む。
そんな彼女と話していると、出産のため会社を辞めてから10年、
家族や子どもたち、数少ない友人としか話をしてこなかった
ブランクをまざまざと感じてしまった。

実は、うちのような小さな農家で働く場合、人と話す機会がほとんどない。
毎日、自然と農作物に囲まれて過ごすことは健康的で素晴らしいことだけど
世界が狭くなりがちだ。
狭い世界は自分に都合よく整えると、そこから出るのが億劫になる。
出ないとますます狭くなり、身動きができなくなる。
それを私はとても恐れていたし、恐れていたように私の世界は狭くなっていた。

あみちゃんは、
今日も日差しが強くて暑いねと言うと
「日焼けできるんでうれしいです」とギャルっぽくニヤリ。
でも、長靴の跡がついちゃうよと言うと
「よく働いた勲章なので自慢します」と少年のようにニコニコ笑うことで

でも、どうせ、という言葉が増えていた私に
「あかんやん、そんなつまらん人生」と教えてくれたのだ。

そうだった。たのしいこと、おいしいものが大好きで、
いつも楽しそうだよねと言われていたのが私だった。
好奇心旺盛で楽しいことをいつも探しているのが私だった。

それを思い出させてくれてありがとう。

幼い頃は、歳上の大人が視野を広げてくれたけれど
今は、自分より若い人が視野を広げてくれる。

これからも、どんどん外へ開いて行こう。
この狭い街にいながら、広い世界へ。

太陽のギャルあみちゃん、次に遊びに来るときまでに
夜の外灯くらいには、私も発光しているつもりだから
今度は道路からの入り口を間違えずに、うちに辿り着いてね。
(田舎の夜は暗闇すぎる)

そんなあみちゃんの書いた体験記事が公開されています

クライアントさんも絶賛募集中らしいので
興味のある方はタイミートラベルまでご連絡を


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?