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子どもが産まれてからの洋服選び

洋服の選び方が変わった。単純に歳を重ねて好みが変わったというのもあるけれど、子どもが産まれたのが大きい。0歳の子どもがいる現時点での洋服の買う基準を書き連ねておこう。


サイズが合う

身長153cmで小柄の私には何はともあれサイズが優先課題である。これは産前からずっと。世のフリーサイズは大体M~Lサイズを想定していて、普段XSサイズ、ひどいとXXSサイズがジャストフィットの私はお呼びでない。ユニクロやGUは(オンライン限定で)XSから展開しているので、大変助かっている。

最近の変化としては、今まで意地を張って着ていなかったキッズサイズの洋服を解禁した。子ども用にベビー服を通販することがあり、そのついでにキッズサイズの洋服を自分用に注文してみたらジャストフィット。普段ジャストフィットの服に出会うことは少ないから嬉しかった。

国内メーカーだと大人が着るにはちょっと……というデザインが多いのだが、ZARAだとキッズ服に見えないキッズ服がわりとあるので今後も買うと思う。海外キッズ服、ちょっとずつ開拓していきたい所存。

洗濯機で洗える

わが0歳児は吐き戻しが多く、私も高頻度で被害に遭っている。やめてほしい。吐き戻し以外にもよだれでベッタベタにされるので、洋服を洗う回数は産前と比べて大分増えた。

かといって手洗いするような余力もないので、洗濯機で洗えることが肝心である。欲をいえばネットにも入れたくない。しかしそんなことを言っていると着られる服がなくなるので、そのくらいは大目に見ることにした。

子どもを産むまで、オンラインで洗濯表示が確認できるかなんて視点を持ったことがなかった。WEBショップで洗濯表示まで公開しているメーカーは少ないけれど、そういうメーカーを見つけると好感度がぎゅんと上がる。ありがたや。

そういえば産前は冬中ニットばかり着ていたが、このあいだの冬はニットをほとんど着なかった。ニットがなくなるとクローゼットが随分すっきりして、気持ちもさっぱり。最近は洗えるニットもあるので絶対買わないわけではないけど、ニットの枚数は少なくても良いなと思った。

最近はany SiSというブランドに「洗える」を前面に出した商品が多く、さらにXS相当のサイズもあるのでよくチェックしている。

授乳できるか

現在子どもは生後11か月で、いまだ日に3回ほど母乳をあげている。そのため着られるのは上下セパレートの服か、ワンピースだと前開きに限られている。前開き以外のワンピースを着ると裾を胸元までたくし上げて、下半身丸出しで授乳することになる。誰に見られるわけじゃなくても避けたい姿だ。

前からワンピースが好きなのだけど、いまは前開きの条件を満たせずに購入を諦めること多々。でももう少しで授乳頻度も減るだろうし、これはあとちょっとの辛抱。

着心地

一日のほとんどを家で過ごすし少しでも体力消耗を抑えたいので、リラックスできる服を多く着るようになった。コットンやジャージ素材、身体を締め付けないゆったりとしたスウェットなど。外出着が減って部屋着が増えた。

すると、今まで何も気にせず着ていた外出着がゴワゴワに感じるようになった。妊娠を経て肌が敏感になっているのもあるかもしれない。もしかしたら私も質が分かる女になってきたのかもしれない。着心地の重要性が増しているこの頃。

動きやすさ

子どもを抱っこしたりベビーカーを持ち上げたりと両手がふさがりやすいので、裾を踏みやすいロングスカートは履かなくなった。かといって骨格ウェーブでパンツスタイルはあまり似合わないし、短足だし、よくボトムス迷子に陥っている。膝下丈のキュロットスカートが流行すればいいのになあと思う。

あと、最近は細いヒールの靴を履いたら靴擦れして歩き疲れた。しばらく靴箱で眠ってもらうことになるだろう。いまは脱ぎ履きしやすいバレエシューズが大活躍している。

さらに先日は久しぶりにザ・スニーカーという見た目のスニーカーをASICSで買って、あまりの履き心地の良さに感動しているところ。

枚数を少なく

上記の条件にかなう服、しかも自分好みの服となると本当に少ないので買い足す服はそんなに多くならない。でも服がほしい波が時々やってくるので、そんなときは自分の身体は一つだけなんだからと思って買う枚数をセーブしている。

今は子どもがいて服を選んでいる時間すらも惜しいというのもある。ちょっと離れてクローゼットに向かうだけで泣かれたりする。甘えんぼめ。

何より私自身が元々優柔不断なので、選択肢が多くあると選ぶだけで疲れてしまうことに気づいた。気に入ったものを少なく持って、パパッと決めるほうが気持ちがいい。

安全な装飾品

アクセサリーも、0歳児と一緒にいると身に着けられるものが限られる。イヤリングは外されて誤飲が怖いし、ネックレスは引っ張られてチェーンがちぎれそう。

それらは子連れでないときに着けることにして、子連れでの外出でお洒落もしたいときは指輪を選ぶ。これなら安全。これを機にちょっと良い指輪を買い足そうと企んでいる。


産後に着る服が変わるというと元々好きな服を諦めるように想像していた。まあ確かにそんな面もあることはある。でも悪いことばかりじゃなくて、今まで選ばなかっただろう服に袖を通してみると意外と似合ったり着心地が良かったり、新しい発見があって楽しくもある。

フェミニン系の服を多く着ていた私はいま、きれいめカジュアルの服が多くなった。次はどんな格好が好きになるだろう。似合うようになるだろう。自分の好みもライフスタイルも移り変わるものだから、その時々に快適に過ごせる服を選んでいきたい。


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