語彙センスを磨いていく!!ことわざ編
これ、日常でさらっと言えたらセンスあるよね。…ということわざ語彙録。これは常備薬と同じ扱いなのでいつでもすぐ取り出せるよう脳ミソの浅いところにぶち込んで保管しておいて下さい。
事件は起きた
先日のVRChatで、恥ずかしいことにことわざを間違えた。
ฅ^•ω•^ฅ「Aさんはめちゃくちゃ○○できるっていう噂があってね」
Aさん「いや待って!!出来ないよ!??そんな噂信じないで!」
我「でも煙のないとこに噂はたたないんで〜」
…は?煙の無いとこに噂ってなんやねん。それ言うなら火のないところに煙はたたない、でしょ。みんなごめん。いつもさらっと嘘ばっかついてしまう。ごめんて。時を戻そう。
我「でも火のないところには煙も噂も立たないって言うから〜( ≖ᴗ≖)」
これよこれ。やりたかったのはこれじゃよ。ドヤ顔でことわざ混じりに言いたかったんや……
えっ?さらっとことわざ混じりに言えるのかっこよくない?かっこいいよね。わかる。
ただしことわざを丸パクリするのではいけない。長ったらしいことわざをそのまま使おうものなら会話のテンポがズレてしまう。覚えたばかりのことわざを馬鹿の一つ覚えにながなが発するのはノットエレガントである。
身につけたいのは、ことわざをフランクかつナチュラル〜〜に友達との会話に混ぜていく匠の技。会話が自然すぎて、ことわざを一瞬会話に含んだ事さえ相手にバレないよう、なるべく自然に振る舞わなくてはならない。
けど、会話にさらっと使うタイプのことわざは、無いようで案外日常にも存在している。
「ちりつも」
塵も積もれば山となる、の略語である。
「タバコ我慢できたら毎日100円ずつ貯金しててさ。つい最近お金が溜まって、音質の良いヘッドホン買ったんだ〜」
「すごいじゃん!ちりつもだね~」
一時期ちりつもが多用されてた時期があったように思う。2019年くらいだったかな。
「ちりつも」以外に「たなぼた」とかもある。まぁ「たなぼた」はあんまり日常では使わない印象だが。
今回のコンセプトはこう言った語彙を増やそうという趣旨である。以下にガツガツ列挙していく。
一、石橋叩きすぎ!
「石橋を叩いて渡る」
【 意味 】
用心した上にさらに用心深く物事を行う。
【 例 】
「たまに会うあの子ともっと仲良くなりたくてさ。ゲームでフレンド申請したいんだよな。でも気持ち悪くないか!?すでにおれ毎日毎日X(twitter) でいいねもリツイートもたくさんしててさ!!ウザがられてないか!!?」
「石橋叩きすぎだろ。はよフレ申してこいや!」
ニュアンス :
優柔不断だな!さっさと行動に起こせ!
迷いすぎてドツボにハマっている、迷える子羊に使っていこう。
二、杭は打たれる
「出る杭は打たれる」
【 意味 】
優秀で抜きん出ている人は、周りの人から憎まれて反感を買いやすい。
【 例 】
「最近ネットで変な人に絡まれて叩かれてさ…」
「まぁ杭は打たれるもんだよな~」
ニュアンス :
優秀だからこそ、目立ってしまって叩かれることも多いよな。
三、皮算用(かわざんよう)
「取らぬ狸の皮算用」
【 意味 】
まだ捕まえてもいない狸の皮を売ることを考えること。手に入るかどうかわからないものを当てにして計画を立てることのたとえ。(goo辞書より)
【 例 】
「これから免許取りに行こうと思ってさ!ドライブどこ行こっかな〜!広島から東京まで丸1日高速乗ってぶっ飛ばしてみたいんだよな〜!!」
「うるせぇ免許取ってから言え皮算用」
ニュアンス :
なんて皮算用な野郎だ。先に免許取ってから言えよな。
楽観的な友人に対して呆れながら煽る時に使いましょう。
四、蛙(かわず)
「井の中の蛙大海を知らず」
【 意味 】
世間知らず。
(他にも意味があるが今回は使いまわしやすいのでこれで。)
【 例 】
「どうしよう。切手欲しいけど郵便局近くにない。」
「ん?切手?コンビニで買えば?」
「えっコンビニに売ってるの?」
「蛙(かわず)か??」
ニュアンス :
えっ当たり前のことなのに。まじで言ってる??
自分界隈にとって当たり前なことを知らない人がいたら、問答無用でカエルにしていきましょう。無知の知を教えてあげる行為はとてもよいことなので!LET'S 世界蛙化計画!!
五、三つ子の魂
「三つ子の魂百まで」
【 意味 】
3歳くらいの幼いころの性格は、年をとっても一生変わらない。
【 例 】
「君ってほんとに変わらないね~」
「三つ子の魂だからね。」
ニュアンス :
人間、変わらないものだよね。
とりあえず本日はこのくらいで。ふと良い言い回しを思いついたら、忘れないように追記していきたい。
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