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無名人インタビュー、受けてみた

どうも、もちです。

note のトップページって、閲覧履歴によって勝手にカスタマイズされるじゃないですか。そこで偶然、目に留まったのが「無名人インタビュー」。

そして、インタビューを受けた記事がこちら↓

あらやだ、恥ずかしい。
さて、無名人インタビューを受けた経緯を説明する。


無名人インタビューとは

 有名人だから面白いんじゃない。人は誰でも素晴らしく面白い。
うん、このコンセプトが実に逸品。
主催している栗林さん(qvc)が、2020年2月11日にスタートしたインタビュー企画。ざっと、700人以上に対し、彼はインタビューしてきた。

無名人インタビュー - 無名人インタビューとは? (mumei.me)

自分が発言した内容を文字起こしされる経験って、めったにない

 栗林さん(qvc)の記事クリックするよね、読むよね、ほかの人の記事も読むよね、みんな面白い人生歩んでるね、参考になるな、刺激になるな、、、ん?無名人インタビュー応募できるのか、、、なんか自己分析というか棚卸の良い機会になりそうだな、、、自分もインタビュー受けてみたいな、という感情の遷移と後述する理由を持って、2週間後くらいに決断し応募した。

まず、応募した理由は3つの動機から。

自分が発言した内容を文字起こしされる経験って、めったにない
有名人じゃあるまいし、一凡人がインタビューされたってつまん、、、なくない!むしろ面白い!、、っていう「無名人インタビュー」のコンセプトに惹かれたこと、それが応募した1つ目の理由。
自分で紡ぐ言葉(自分のブログ)以外の外部媒体で、自分を紹介されるのって面白そうだなと。

2つ目は、他者からインタビューされることで、自分の考えを整理したいと思ったこと。
今、私は海外研修で香港にいるけれども、研修が終わった後の自分の将来を考えるにあたり、人生の振り返り(棚卸し)をする必要があるなと。自己肯定感を高めたいというか、何かモヤモヤする心の感情を晴らしたいという気持ちがあり、自分で人生の振り返るをやるのは億劫なので(笑)、この機会を利用して自分を振り返ることをしたかった。

3つ目は、インタビューされて文字になるまでの過程を経験してみたいという興味から。
雑誌では、芸能人のインタビューが掲載されているけれど、あれがどのような過程で文字になるのか(インタビュー時間や、文字起こしされたあとの添削・改変具合とか、文字数のボリューム感、本当に本人が言ったことなのか、PR含まれているのか)を実体験したかった。

なお、インタビュー内容をそのまま記事にすること(生の声)を主催者である栗林さんはスタンスとしており、書き起こした内容については、インタビューされた当人が内容確認および添削をした上で、その後改変なく掲載する、というフローだった。

お初、無名人インタビューされてみた

 申込ページより、希望日時を選択し応募。
その後、栗林さんより日程確定連絡をメールで頂戴し、ZOOM URLを共有していただく。そして、当日。
インタビューはオンライン。知らない人とのオンラインの打合せ(対面でもそうだが)は、どうもそわそわするし、地味に緊張する。
10分前には打合せができるように準備して待機。
そして時間になった。ZOOMの指定されたアドレスへアクセスし、無名人インタビュー開始。
そわそわ。
インタビューされた内容は、こんな感じ。


<インタビュー内容>
現在、過去、未来についてそれぞれ聞かれた。

現在の自分について

・今、何をしているのか。
・今の環境は、どう感じているのか。
・どう感じているか、という事柄について深堀り
・現在の感情について喜怒哀楽で表すとどうか。

自分の性格について
・他者から自分の性格について、どのように言われるか。
・自分から見た、自分の性格とは?
・自分の性格についてについて、なぜそう感じるのか深堀り
・今の仕事に就いたきっかけとは。
・社会人生活の中で特に思い出深い出来事は。
・人生の転換点は。
・自分の判断軸とは、好きなモノ。

過去の自分について
・幼少期はどのような性格だったか。
・血縁者に似ているタイプの性格の人はいるか、それは誰か。
・親からはどのように育てられてきたか、教育方針は。
・小学校生活はどのように過ごしたか。
・中学生生活はどのように過ごしたか。
・高校生生活はどのように過ごしたか。
・大学生時代はどのように過ごしたか。

プライベートな質問
・恋愛の1番の思い出
・パートナーに求めるもの

未来の自分について
・5年、10年、30年、最後死ぬときまで、どういう風な未来を今の段階でイメージをしているのか。

さいごに
・言い残したこと、感想等なんでも。

インタビュー自体は1h。
その後、編集後記的ではないけど、今回の感想を交えたクロージング作業というのか、そういったたぐいの会話を30分程度して終了。
ああ、栗林さんいい人だった。


自分の言葉で自分を表現することの難しさ

 さて、感想だが、自分の言葉で自分の気持ちを表現することがこんなにも難しいとは。語彙力!!!!
大方、過去のインタビュー記事を見て質問されるであろう内容については、型があったため想定できていた。何なら、カンペまで若干作って準備していた。
けれど、取り繕った自分じゃいけないなと思い、そのメモをサッと閉じてインタビューを受けたんだが、インタビューを受けている自分がいかんせん話していることがフワフワ抽象的で実に驚いた。
自分の言いたいこと≠相手に伝わること は容易ではない。

インタビューされる側として、ただダラダラ言いたいことを言い放つのではなく、相手に理解されるように、言葉選びや話の組み立て方など、工夫して話すことを意識しないと、伝わらないんだな、、、と。
特に、表現者(芸能人やアスリート)が、リアルタイムで質問されて受け答えするインタビューは、色々試行錯誤して受け答えをしているんだなと実感した。
インタビュー後のクロージングでの会話の方が、実に自分の素を出せていた気がする。一部その箇所も記事で拾っていただいていた。

自分の欠点;自分の思っていることが表現できない、選択できない、優柔不断。

自分のインタビューを添削する

 インタビューが終了し、文字お越しがされ初稿が出来次第、栗林さんから内容確認および添削依頼の連絡が来た。
 これがなかなかに精神的なハードワークだった。自分のことを客観的に強制的に見る。特に、インタビューされた当時の自分の心の内を話した生の内容を添削するのは、見るのに時間が掛かった。
書き起こされた自分のインタビューを見て、最初に思ったこと。
それは、話し言葉って、1文がひたすらに長くなるのだなと。

まず、読みやすく文章化することから始め、重複して発言している箇所は削除した。ああ、こんなこと話すつもりなかったんだけどな、とか思ったところもあったけど、発言したことは事実なのでそのままにした。
この作業、精神的に来るのでちょっとずつ進め、結果1週間掛かった。提出期限ギリギリ。
逆に、自分の書いたブログを読み返すのは、苦痛ではなく、時たまよくこんなこと書けたな、こんなこと思っていたんだ、過去の自分の文章校正能力凄いな、とか感心することもあるのは不思議。
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<今回の収穫>
自分の人生軸;「インフラ」がキーワード(環境問題、情シス、バイトで駅員、物流関係)
客観的に見て全体を把握することは得意、一歩引いて物事を見る
・人助けをしたいというよりかは、世の中の仕組みを見てみたいという興味心という動機理由のことの方が多い
・色んなルートや考え方がある中で最善を選ぶ作業が好き

・自分の口癖 ;ちょっと、~なんですけど、
・自分の話し方;出来事は言えるが、自分の思ったこととなると脈略がない
・自分の将来 ;深く考えたいとか言ってたけど、大して考えていないのでは。それでもよいのではないのか。

そして、公開 6 May,2024

 さて、公開されているので、改めてリンクをば。
添削した今なら、なんなく読める。自分の肯定感上げてこ。

無名人インタビュー、一度は経験してみることをお勧めします。
・自分を客観的に見ることができる
・自分の口癖や話し方の癖を見ることができる
・インタビューされることで、自分の「なんとなく」思っていたことが、自分の言葉で言い表すことができるかも

では、また。

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