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自己紹介 [後編]

 という、雑な会話はやめて元の話題に戻りましょう。

 はじめまして、天野と言います。昔、主人格を務めていました。人格交代や内界の話の次は、人格の種類(?)でもまとめられたらいいなと思うのですが、俺ら自身人格の種類に詳しくない(気にしていない)ので、ここからは俺らなりに調べたものを載せていきます。

 ⦿基本人格
 重大なストレスの体験を発端として、最初に別の人格が分離した後に生じる、多重人格の核となる人格。受身的で控えめな性格の傾向がある。幼少時から眠っていたり、非活動的な状態になっていることも多い。
 基本人格に関しては、出生時からの本来の人格の状態という捉え方もある。

 ⦿主人格
 表に出ている時間が一番長い人格。DIDの治療を求める人格はたいてい主人格。典型的な主人格は、不安が強く、良心的であり、頭痛に悩まされている。
主人格や基本人格は、体を支配していない時の記憶がないケースが多い。交代人格達はお互いのことをある程度知っているが、DIDの治療が進んでいない状態であれば、主人格や基本人格は、自分以外の人格の存在を認めていないことが多い。

 ⦿交代人格
 交代人格は、主人格と基本人格以外の人格を指す場合が多い。あるいは、主人格は交代人格に含まれるという解釈もある。あるいは、人格交代して体を支配して行動出来る人格を交代人格とする解釈もある。あるいは、機能や感情反応や生活史がしっかりとあることが交代人格の条件とする解釈もある。交代人格の解釈が人によって違うので、交代人格の定義をつくるか、もしくは交代人格にかわる別の言葉や概念が必要だと思う。

 ⦿救済人格
 良心が具現化したような人格。人格達の状況を全体的に把握していて、危険を回避したり、適切に生きていけるように影響を与える。理性的だが感情の起伏があまり無い。

 ⦿子供人格
 多重人格に必ず存在する子供の人格。子供の人格は時間が凍結されていて、早期の心的外傷体験の記憶や感情を保持する役割を担っている。甘えられる状況の時や自傷行為の後などに意識上に出現する場合が多い。

 ⦿異性人格
 肉体の性別と異なる人格を指す。女性の男性人格は保護する役目を持つことが多い。男性の女性人格は体を支配することが少なく、主に意識内部で活動する。中性のような性別の人格や性別がない人格の存在もあり、その場合も分類上は異性人格になる。

 人格の中にはLGBTQがいる場合もある(多分)。

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 引用した文章はこちらから。
 https://ameblo.jp/sararaisnotdid/
 とても勉強になります、まだ精神科にも通えていなかったころ、ネットで解離性障害を調べていたら出会ったブログです。当時も今も、助けられています。

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