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「ケセラセラ」と唱えて乗り越えてきた2023年

「なるようになる」という意味の「ケセラセラ」。私はこの言葉とともに2023年を乗り越えてきたなと振り返って思う。

「ケセラセラ」に出会ったのは、4月末ごろにMrs.GREEN APPLEがリリースした曲『ケセラセラ』がきっかけにある。聞いたことはあるけど、意味までは知らない、というのが最初の印象。曲を聴いて意味を知って、踏ん張りたいときに聴くようになった。

曲を聴いた回数だけ「乗り越えたい」と思ったのかもな〜

なんて思うくらいこの曲に支えられた。曲を聴きながら心の中で『ケセラセラ〜』と大声で唱えて、いろんな場面を越えてきた。

そして2023年12/30『ケセラセラ』がレコード大賞を受賞して、自分ごとのように嬉しくなって「この曲がそっと寄り添ってくれたから、私は2023年を過ごせたんだよな」と実感することに。この曲なしには乗り越えられなかった場面がいっぱいある。実際に私の2023年はどんな日々だっただろう?

今年を締めくくるべく、どんな場面で「ケセラセラ」と唱えてきたのか、2023年を振り返るようなイメージで挙げていこうと思います!

「ケセラセラ」と出会う前の私

1月:初めて書くことで報酬をもらった

人生で初めて執筆した記事の報酬を受け取ったのが1月。ずっとトライしていたコンペ形式の案件に3位で入賞して、飛び上がるほど嬉しかったな〜。受け取った金額は3,000円。会社員のときだったら「ああ、3,000円」と思ってただろう。

でもこの3,000円には額面以上の価値を感じた。

自分のスキルが認められた証として報酬を受け取ったような感覚があって「もしかしてライターとしてやっていけるかも?」と少しずつ手応えを掴んでいく瞬間になった。

入賞した記事はこちら▼

2月:初めてライターとして契約をした

1月に実績が作れたから「私はこれくらい掛けます!」というのが証明できるようになった。副業でも本業でもライターとしてやっていきたいなら、もっと実績を作らなくちゃ!

そんな思いで2月はいろんな企業にアタックしまくった1ヶ月だった。(さかのぼると、30社くらい応募してたり)

ご縁があって「ここで書いてみたい!」と思うWebメディアに出会い、アタックして採用いただいた。テストライティングとして1記事書いて提出して採用いただいたから「これまで書いてきた経験が身になってるんだ」と実感できて嬉しかったな〜

契約したメディアで書いた記事はこちら▼

3月:初めて記名記事を書いた

自分の名前がWebメディアに刻まれるのは、ライターとしてやっていくうえで大きな経験となる。「私が書いたよ!」って説得力をもって伝えられるからだ。

3月には記名記事を書くことができた。

自分でゼロから記事を書くのも、文章を添える画像を選ぶのも、Web上に記事をアップする作業をやるのも、何もかも初めてでどれほどの月日が溶けただろう。

好きな内容で書けた記事で印象的な1記事になった。

記事はこちら▼

4月:憧れのメディアと契約した

ライターとしての道を歩むならどんな記事が書きたいだろう?と考え始めたのが4月頃。今までの経験が活かせたり、好きなことについてかけたら幸せだな〜って思うなか「ここで絶対書きたい」というWebメディアに出会った。

「私にはハードルが高いかも……」と思いながらも応募してみる。返事が来ない。そりゃそうか。でもまだ諦めきれないから応募しよう。返事が来ない。そうだよな……とアタックし続けて4回目のアプローチで返事をいただけた。

無事に採用されて、またライターとしての道を一歩前進できたなと実感できた経験でした。

憧れのメディアで公開された記事はこちら▼

「ケセラセラ」と出会ってからの私

5月:会社員の肩書きがなくなった

2022年7月から休職することになり、当時から「休職期間は10ヶ月です」と告げられていた。復職を考えたこともあるけど、復帰しても根本的な原因は変わらない、だからもう戻れないと早い段階で思っていた。

休職期間が終了したので強制的に会社員じゃなくなったのが5月。キャリアを変える選択肢としてライターになり、道半ばではあったけど「もうこれで生きていくしかないよな」と腹を括る瞬間があったな〜

正直言ってめちゃくちゃ怖かった。このまま前に進んでいいかすごく悩んだ。転職した方がいいよなと迷走もした。でも、心のどこかで「ライターとしてやっていきたい」と思う自分がいて、ここで心に蓋をしたら結局また「社会人として働くことを継続できない」と思った。

人生の大きな分岐点に立った5月だったな。

ライターになると決めた日に書いた記事はこちら▼

6月:初めてSNSからお仕事をいただいた

2022年6月から「何か変えたい」と思い解説したXアカウント。ライターを志してからは関連する内容をよくつぶやくようになった。

フォロワーさんから「ライターされてますよね?記事書いてもらえないですか?」と初めて声をかけてもらったのが6月。

「あなたに書いて欲しい」と言われたらどれほど嬉しいだろうかと目標にしていたことが現実になった。チャットでのやりとりだったので冷静な文章を送る一方で、飛び上がるほど嬉しかった。

この頃には合計300記事書いていたらしい▼

7月:「書きたい」と「書けない」が見えてきた

複数の会社と契約を結んでライターとして記事を書き始めて数ヶ月。いろんなジャンルの記事を書いたことで「これは書きたい、これは書きにくい」とわかるようになってきたのがこの頃。

それまでは先を見据えず「とにかくここを乗り越えなきゃ」と視野が狭かった。けど、少しずつ理想の未来を描けるようになってきたんだよな〜

エッセイに挑戦したときの記事はこちら▼

8月:インタビューがやりたいと気づけた

私がこれまで書いてきた記事はSEOという分野で、Googleで検索をかけたときに表示されるWeb記事が大半だった。やりがいもあるけど、これだけでずっとやっていくのか?と疑問があった。

前職やアルバイトではずっと接客業をしていて、人と接するのが好きだと思っていたので、パソコンに向き合うだけの日々では何か物足りなかったのかもしれない。

このタイミングで「取材させてもらってもいい?」と声をかけてもらう。

私なんかが何かお伝えできるのか?と不安になりつつ、私の話を丁寧に聞いてくれてすごく心地よかったな〜この経験から「私もインタビューやってみたい」と新たな目標ができた。

インタビュー記事はこちら▼

9月:初めてサービスをリリースした

未経験からライターとして活動を始めて、いろんな壁にぶち当たってきたなと思う。8月までの振り返りでは1つの項目を取り上げて書いたせいか「よかった部分」が多く見受けられる。

一方で、選ばれなかった経験や実力不足を感じる場面など、心が苦しいと感じることもたくさんあった。

なりたいと思っているのに、なかなか現実にならないとき、どうやって前を向いて歩いていくのか。

私はありがたいことに周りに仲間がいて、頼れる人がいて、「ケセラセラ」と出会ってから鼓舞されて、こうやって今がある。頼れる環境があれば前の進めると知れた。

今後は自分が誰かの一歩を踏み出すきっかけになれたらな〜と思ってるときに、ライターの友達から「一緒に作ろうよ」と声をかけてもらった。ライターになりたいと思う人をサポートできるように、自分も頑張らなきゃと思えるきっかけを自分たちで形にできたのが9月だったな〜

立ち上げたサービスはこちら▼

10月:インタビューの道が見えてきた

8月にインタビューライターとしての道も歩みたいと決めてから、自主企画でインタビューをしたり、インタビューに関する本を読んだりと少しずつ経験と知識を蓄えてきた。

タイミングよく巡り会えたインタビューの機会を掴めたのが10月。

実際に現地に行って取材をしたのは11月下旬だったけど、「インタビューするんだ!」と目標が現実になるとわかったのはこの頃だ。初めましての人から話を聞くって、今思うとかなりハードルが高い。

でも、この頃は未来に期待する自分がいて嬉しかったな〜

インタビュー記事はこちら▼

※1月上旬公開予定

11月:初めて推しという存在ができた

急にライター業から離れてプライベートなお話になりますが、ライター業へ大きな影響をもたらす存在なので書かせてください。

ずっと聴いていたMrs.GREEN APPLEが、好きから「推し」へと確信したのが11月。

彼らについて知れば知るほど好きになっていく日々。今も変わらず好きを更新し続けている。彼らから受け取った曲、思いなどからインスピレーションを受けて記事を書くことだってある。

この記事だってそうだ!

それくらい私のライター人生に影響を与えてくれた人たちだし、これからもずっと活力をもらって生きていくと思う。

Mrs.GREEN APPLEが大好きになったきっかけはこちら▼

12月:人生で1番文章を書いた

12月は人生で1番文章を書いた1ヶ月だった。文字数にして合計約20万字。文章を書かなかった日は1日しかない。書いて書いて向き合い続けた日々だった。

一方で、悔しい思い、選ばれなかった経験、迷惑をかけて落ち込む気持ち、ご縁が切れてしまう悲しさなど、マイナスな思いもいっぱいした。

そのたびに『ケセラセラ』を聴いては、なるようになると信じたし、歌詞の意味を噛み締めて生きてきた。

ケセラセラ 今日も唱える
限界?上等 やってやろうか
愛を捨てるほど暇じゃない
いつもall right,all right
ここを乗り越えたら楽になるしかない

Mrs.GREEN APPLE『ケセラセラ』より

2023年で1番感情の浮き沈みが激しかった1ヶ月。それでもこの曲を聴いて「ここを乗り越えたら」と思って1日1日生きてきた。

「ケセラセラ」と唱えれば、2024年もきっとうまくいく

そして2023年も今日で終わり、新たな年が始まる。振り返れば初めての経験ばかりの1年。12月に至っては、1ヶ月で起こったとは思ないほどいろんな出来事があった。

ケセラセラ

この言葉とともに乗り越えれば、また新たな自分に出会える。彼らの曲に出会って、困難を乗り越えるときは1人じゃないと知れた。そして1つずつ乗り越えられるようになった。

2024年も「ケセラセラ」と唱えて乗り越えれば、きっとうまくいく。

Mrs.GREEN APPLE『ケセラセラ』はこちら▼

制作ドキュメンタリーはこちら▼

改めて、2023年レコード大賞受賞おめでとうございます!!!

数あるnoteの中から、私のnoteに読みに来てくださりありがとうございます😌最後のページまで来てくださって感謝です💌 私のことばが誰かの心に届けば、、、と毎日奮闘中です💭あなたの心が動いて「こいつ、やるやんっ」て思ってもらえたらサポートお願いします👀🌟