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"好き”という言葉の価値観

はじめまして、小此木です。

突然ですが、皆さまは「好き」という言葉をよく使いますか?
私の周りにはいませんが、よく「好き」を連呼する人もいると思います。
「あれが好き」「これも好き」と。

…ちなみに私は、気軽に「好き」を使うのが苦手な人間です。
その理由や考えについて、まとめていきたいと思います。


「好き」を使うのが苦手な私の日常

「好き」という言葉を使うのが苦手とは、どういうことだと疑問に思う方がいるでしょう。
シンプルに好意を抱いているのであれば、もしくは嫌悪感を抱かないのであれば、素直に「好き」だといえばいいだろうという意見もあるでしょう。

ごもっともです(苦笑)

でも、素直に「好き」といえない面倒な人間が私です。

ここで間違われるかもしれませんが、天の邪鬼ではありません。「好き」と素直にいえないのもほんの僅かにあるかもしれませんが、心の内で「好き」まではいかないということです。

では、「好き」を使うのが苦手な私はどのような日常を送っているのか。
ま、単純に「好きじゃない」といいます。

……

もちろん、その一言だけを口にすると会話はそこで終了します!流石にコミュニケーション能力が低すぎます。
その一言だけでなく、「好きじゃないけど面白いと思う」や、「好きまでいかないけど、良いモノだね」とポジティブに捉えていることを伝えます。

あ、ここまできて今更ですが、私は基本、正直なことを発言する人間なので、面白いと思っていることは本当です。
苦手なモノに対して「好きじゃないけど面白い」とは言わないということです。

ここまでをまとめると
「好き」だと思ったりいえることが少なく、「好きじゃない」というが、その後に一言「それでも面白い」とポジティブなことを伝えます。ちなみに、苦手なモノは素直に苦手だと伝えます。その後のフォローはコミュニケーション能力で頑張ってます。

好きに対する価値観の違い

さて、ここからが本題となりますが、

Q.何故「好き」だと思えることが少ないのか?

一言で端的にいうと、

A.価値観がちがうから

たったこれだけのことです。

では、具体的に価値観の違いとは何か?どういった価値観の違いから好きと思えることが少ないのか。
私は、2つの物事に対する価値観の違いから成り立っていると考えました。

1.「好き」という言葉に対する価値観の違い
2.「好き」と判断する好意の大きさの違い(ものさし)

1.「好き」という言葉に対する価値観の違い

まず、「好き」という言葉に対する価値観の違いです。何に対して好きだと思うのか、それの違いです。基本的に多くの人は楽しいこと、明るくなれることなど、ポジティブな感情になれることに対して「好き」を使います。

しかし、私の場合はそれにプラスして、そのモノに対してどれだけ心を割いているか、知っているかなどの項目を必要とします。

<例>
とあるゲームをプレイしているが、とても楽しい(ポジティブな感情)

しかし、ゲームのやり込みが足りていないと思っている(+好きと言える要素が足りない)

だから好きとはいえない

という上記のような思考回路になっています。

2.「好き」と判断する好意の大きさの違い(ものさし)

次に、「好き」と判断する好意の大きさの違いです。「好き」だと判断する好意の基準値が、他の人よりも大きいです。
例えば、好意を抱く大きさの基準を0から100とすると、

多くの人が0から30を「嫌い」、31から70を「普通」、71から100を「好き」、

私の場合は0から10を「嫌い」、11から90を「普通」、91から100を「好き」

となっていると思います。

多くの人が好きだと判断するぐらいの好意を持っていても。
私自身は普通くらいです!好きまではいきません!
ということが多々あります。ただ、実際には友人との会話で、

私「これは凄く面白くて〜。コレが出来て〜」
友人「ハマってるね、めっちゃ好きなんだね」
私「ハマって…ないよ!好きまでもいかない!」

というようなことが多々あります。


上記2つの価値観の違いによって、「好き」を使うのが苦手…というより、「好き」と思うモノが少ない為に、言葉の使い方に気を遣うといった事態になっています。

まとめ

大きく2つの価値観の違い、

1.「好き」という言葉に対する価値観の違い
2.「好き」と判断する好意の大きさの違い(ものさし)

によって他人との「好き」の価値基準が違う為に、「好き」以外の言葉や文章でポジティブであることを伝えます。
でも、それは私以外にも、そして、「好き」以外のどんな言葉でもいえることです。

1つの言葉で傷つくこともあるかもしれませんし、逆も然りです。でも、1つや2つの言葉だけでは伝わらないですし、長文でも言葉の価値観に違いがあって上手く意思疎通が図れないこともあるかもしれません。

それでも、違う言葉…価値基準の近しい言葉を使ったりして意思疎通を図っていくのが大切だと思います。

ちなみに、私のnoteでは「好きではないが、面白かった」ということもあると思いますが、基本この一文は好きに等しいと捉えてもらっても構いません。

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