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再就職手当が思った以上の額と就職促進定着手当と言う追加支給があるらしい

 今回の転職では、ハロワを利用しました。
 以前にも数回の転職の際、無職を選びましたが、最初以外ハロワを利用する事は避けてました。当然、失業手当ももらってませんでした。

1.おさらい

 過去日記で幾つかアップしましたが、少しおさらいとして書きます。

 今回の転職(再就職)は、会社都合扱いとなったので、当月から失業手当を貰う事ができました。
 正確には、前職は自己都合退職でしたが、その後非正社員で就業し、正社員のお話を頂くも、断った事による派遣切りです。
 その為か、会社都合と言う形となり、そこからハロワに登録した為、当月支給認定となったようです。

 何か月間支給か忘れてしまいましたが、4か月ほどで今の企業に再就職できましたので、この間失業手当を貰いに毎月足を運びました。
 貰える手当は、20万もいかず。もし前職退職後に申請すれば超えてましたが、派遣でしたから少なくなります。
 この点、かなり失敗したと感じてますが、自己都合であれば、再就職が決まった頃にやっともらえる流れでしたので、考えれば少しでも即日から貰えた事はありがたかったです。

2.過去、失業申請しなかった理由と反省

 過去にも数回無職を経験しての転職でしたが、最初以外ハロワに行きませんでした。
 理由として、
1)あまりの汚さと場末の馬券場みたいで嫌だった
2)2・3時間も立ったまま、いつ声かけてくれるかもはっきりしない、申請手続きを毎月待つのが苦痛だった
3)最初に利用した時、職業検索が、紙の大きなバインダの時代であり、先に見ている人優先で、利用度が低すぎたため
4)ハロワに来る人の汚らしさと、サラリーマンに見える人が、ほとんどいなかったため
5)すぐに決まる要素が高かったため

 このように、かなり負のイメージが強かった事、今のようにオンライン検索できるようになった頃も検索だけ利用した事がありましたが、最初の頃からしばらくは、オンラインどころの環境ではなく、日雇い労働者が集まってくるような場所に感じ、とても不快でした。
 また、3か月ほどで次が決まった事もありましたが、1年半以上の無職も一方で経験しており、この時は、天秤にかけすぎて失注してしまったかのごとくの状態でしたが、もう申請するには遅いと言う事もありました。
 いずれにしても、ハロワの負のイメージが強く、失業手当をわざわざ貰いに行かずとも生活はできていた事が大きな理由であります。
 しかし、実際は、前職に再就職するまで、相当な時間がかかり、貯金も100万切ってしまい、生き死にを考えだしてもいましたので、やはりハロワに失業申請には、行くべきかと思います。

3.再就職手当と就業促進定着手当

 次のリンク先に詳しく載っているようですので、こちらを参考にされるとよいかと。

 再就職手当:
 業給付期間を3分の1以上残して、再就職できた場合に支払われる手当。
 まあ、残額分を貰えると言ったところでしょうか?。
 残額分をまとめての支給なのかわかりませんが、かなりの額を今回頂けました。元々が少ない月給でしたが、2か月分の手取り分はもらえました。

 で、本題は、次の就業促進定着手当というもの。これ、初めて聞きました。

就業促進定着手当:
 再就職した会社に90日ほど働くも、前職よりも1日当たりの支給額が下がった場合の補正的な支給。
 この、1日当たりと言うのが曲者のようです。29~31日での計算か、実際に働いた日による計算かは、ハロワで尋ねないと私にはわかりません。
 ただ、前職より給与が下がった再就職の場合、追加支給がありえると言う事です。書類が送られ来るので、自ら申請する必要があります(お役所ですから、向うからやってくれない)。

4.最後に

 退職後、少し悠々自適に過ごしてから再就職をする方が増えているようにも感じます。貯金や投資で過ごせるのでしょうけど、少しでもお金を貰えるのですから、申請はした方が良いと思います。
 実際、1年以上のブランクは、どういう事であれ、若かろうが、再就職は、今も昔もかなり難しいというか絶望的になりえます。
 特にこのコロナ過だと、採用者が在宅勤務する会社が多く、以前よりも決まるまでに相当月数かかる企業も多くありました。
 IT職においても、ホットなスキルの経験がないとなると、かなり狭まるようです。永年雇用型でなくなっても来ていますしね。

 加えて、今回新しい事を知りましたので、もし再就職したにもかかわらず、月収が減った場合、更に僅かでしょうが手当が貰えるならば、利用はした方が良いでしょう。
 折角、再就職できても賃金を下げられたと言う事は、なくもない話です。
 非正社員でも失業手当はもらえます。
 再就職も非正社員しかなかった事を考えれば、非正社員は日当計算しやすいのですから、半年以上勤務し続ければ、時間給が下がった場合は、もらえに行きやすいはずです。

 何かあったための相互扶助として、毎月税金を納めているのですから、その分を回収できる環境があるからこそ、利用すべきではないかと。

 結果として、ハロワ扱いの企業には再就職はしませんでした。合格もらえた企業もありましたが、提示された年収が低すぎだったので。
 ハロワ扱いの企業でも、1割ほどの通過率。
 ハロワも並行で採用している企業も多くありますので、入りやすいとは、もう思わない方がいいです。



 

情報提供や考え方、そしてこれまでの苦々しい経験での対価として、ありがたく頂戴致します。