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生きるを食べる

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美しいをいただく
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#ひとりごと

"言葉"を紡ぎ、"生きる"を繋ぐ

"言葉"を紡ぎ、"生きる"を繋ぐ


"先生はどこにでも"
「自身の周りにあるものは何でも先生なのですよ。よく気をつける子供には、見るもの聞くものみな先生です。」
(こども読本 羽仁もと子著)

言葉も蓄積である。
意味や正解が分からなくともかけられ続けた言葉、やりたくなくても聞きたくなくても、佳い言葉も悪い言葉も…言葉というものは蓄えられ続けてその人を創る。
自覚なくしても気がつけばそうしているし、小さい頃心

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ナイフとフォークと…

ナイフとフォークと…


もうすっかり"いい歳"になってしまったし、変に"気を遣う大人"になってしまった。
小さい頃は「美味しいケーキをずっと食べていたい」と思えていたのに、大人になるとケーキひとつにも"マナー"というおまけが付いて、気がつけばお腹もいっぱいになっている…っていうことがよくある。

運ばれてきたはレモンパイ。どこか懐かしくて、それでいて見たこともない輝き。美しい。ナイフとフォークでいただく。
このパイ

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