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燃え尽き症候群でした。

何気なく、いつも見ないLINEニュースをたまたま開いてみた11月28日。
このタイトルのLINEニュースを見て私は、ハッとした。


燃え尽き症候群を告白。「休むことが不安」

私は9月末をもって前職を退職した。
理由は、辛かったから。行きたくなかったから。
辞めるか死のうか悩んだ末、職場を辞めることを決めた。
ずっと辞めたかった。
けど、新卒で1年も持たず辞めるなんて親からも世間からも許させることでは無いと分かっていたし、もちろん会社からも許させることではないとわかっていたから辞めれなかった。
が、9月下旬、なにかの糸がプチンと切れたように、体が会社を拒否した。
許させることでは無いと思っていたが、そんなのどうでも良くなり、ただ一身に辞めることを決めた。

退職してから暫くは、人と会うのが億劫になり、家から出ることも食事することも風呂に入ることもだいすきな化粧をすることもなくなった。
何もしたくなくなって、自分は人間じゃなくなったと思った。

辞めてから、気持ちがスッキリするわけでもなく、自分は社会不適合者だと責め続ける日々。
私が弱かった、と憎む日々。

辞めたくてたまらなかったはずなのに、辞めて正解だったのか分からなくなった。

少し気持ちが落ち着き、11月中旬頃から就活を始めた。

前職は酷かったと思えるほどになった。
だから、自分が憎かった、責め続けた日々よりかは気持ちが安定してきた、

時だった。

この記事に出会った。

燃え尽き症候群、という言葉を初めて耳にし、「休むことが不安」というキーワードにも引っかかった。

私自身、前職にいたころ、「休むことが出来ない、1回でも休めばもう二度と戻れない」と思い込んでいた。

なにか共通するなと思い、燃え尽き症候群を調べてみると当てはまることが多かった。
診断テストのようなものを応えてみたら、「既に燃え尽き済みです」と診断が出た。
なりやすい職業をみると、私の前職と一致した。
ネットだけの情報だし、都合のいい解釈だと思う人もいるかもしれないが、

何故か、私はそこで安堵した。

気持ちが安定してきたとはいえ、
社会から引き離されている気持ちは変わらないし、半年でやめた事実も変わらない。
私は弱い人間だと責め続けていたわけだから、これは病気だったんだ、と思ったら救われた気持ちになった。

それ以来、病院に行ってきちんと診断を受けた訳では無いし、勝手に燃え尽き症候群だったんだろうと思っているだけだが、

私はこの記事に出会わなければ今もずっと苦しかった。
前を向いて生きることが難しかったかもしれない。

この記事のおかげで私は救われたし、再び新しい職場で今働くことが出来ている。

誰かも分からない人のニュース。
普段見ないLINEニュース。
たまたま見たニュースが、こんなにも生き返らせてくれるとは思ってもいなかった。

きっと巡り合わせてくれたのだろう、と
気づかせてくれたんだろう、と思っています。

ありがとう。

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