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1カ月で集中特訓でも点数アップ!!TOEIC 920点を取得した時の勉強法

今回はTOEICの話です。去年受けたTOEICで最高スコア(920点)を出せたので、そのために何を準備したか、ということを書いておきます。最初に申し上げますが、オチがありません・・・。

4年ぶりの受験

TOEICを受験するのはおそらく10回目くらいだと思います。2003年就活前に取得した910点が今までの最高スコア。仕事で英語を使う業務をしていた時が2~3年ありましたが、その時でも900点を超えることはありませんでした。(大学に時代に比べ英語に触れる機会が減ったのに、準備が足りてなかったんだろうと大いに反省しています…)

2015年以降では3回受けていて、手元にあるスコアレポートによると、合計845~895点でした。リスニングは450~490点、リーディングは395~410点のレンジです。今回も800点台後半が維持できれば良いかな、と思っていました。

ちなみに生涯の最低点数は入社研修時のTOEIC IPの770点(ほとんど寝てなくて全然集中できなかった、と言い訳させてください)。この点数が原因で海外研修の機会が巡ってこなかった、という話はまた機会があれば書きます。

抽選してから試験までは1カ月

申し込んだのは2020年11月の午後試験。TOEICが抽選制になってから、アイドルのコンサート並みの倍率らしい?と聞いていました。なんとなく事前情報は仕入れていたので、午前受験のほうが倍率高いだろう、という勝手な憶測により、午後抽選に申し込みました。

当たればラッキーという気持ちでのほほんと過ごしており、抽選結果が出るまでは何も手を付けていませんでした。当選が決まったのが10月12日で、それから1カ月集中して準備しました。

今回新しく購入したもの

受験にあたり新しく買った参考書は2冊のみ。

・1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック! 2
・公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6

読解にできるだけ時間を割きたいと考えると、Part5をいかに素早く解くかがカギになります。その点で千本ノックはPart5に的を絞ってあるので効果的。このシリーズは初期に出た「新TOEIC千本ノック1」の時から使って、ちょうど最新刊が出たタイミングだったので購入しました。

模擬試験は公式に勝るものなし、と誰かのブログで読んだので、こちらも取り急ぎ最新刊を購入。リスニングのスピーカーが本番と同じなのは心強かったです(話し方の癖がわかってよい)。収録問題数は多くないですが、1か月しか時間がないので私にはこれで十分です。

実は公式問題集はかなり高値で売れます。TOEICは書き込み禁止なので、本番同様書き込みせずに使い、売ったお金でまた新しい参考書を購入します。

千本ノックのほうは通勤の隙間時間で3周くらい、公式問題集は本番と同様に時間を測って2回ずつ解きました。またどちらの教材も、アプリで音源が聞くことができます。CDを取り込む手間がなくて楽な上、再生速度も変更できるので、模擬試験を解く以外にも、速度を1.2倍~にして速いスピードに慣れるよう隙間時間に聞き流しをしました。

そのほかの教材

そのほかに、すでに持っていた教材も活用(どちらもかなり古いです。2016年ごろのもの)

・TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編
・YBM TOEIC RC 公式実践集(韓国語版)

このTOEIC公式は模擬試験を2回分くらい、YBMのほうはリーディングのみで2回分程度解きました。YBMの公式問題集は収録数が日本版に比べてはるかに多いので、とにかく問題を1問でも多く解きたい!という方にはお勧めです。解説は韓国語書いてありますが、papagoの画像翻訳を使えば何が書いてあるかもわかります。

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買い手がつかないのでまだ家にあります(笑)。サイズが大きい。

スキマ時間のリスニング対策

また、この頃はほぼ毎日在宅勤務だったので、家にいる間は常にpodcastを聴いていました。よく聞いていたのはこちら。

私はイギリス英語の聞き取りが苦手で、TOEIC模擬テストでも間違えるのはだいたい英国アクセントのパート。この中でもBBCの2つは同じエピソードでも何度も繰り返し聞いて発音と抑揚に慣れるようにしました。アナウンサーはまだいいのですが、時々登場するゲスト?一般人?のインタビューは聞き取りづらくて(笑)耳が鍛えられました。

ちょうど勉強している時期がアメリカ大統領選の真っ最中だったので、アメリカのニュースはほぼ選挙戦に関するものばかりでした。試験に選挙ワードはほぼ出ないので、一般的なニュースではなく専門的なチャンネルを探して聞くようにしていました。

その中でも興味深かったのは、WSJのTech News Briefing。技術系の用語は不慣れなので、すごく勉強になりました。1つのエピソードが短いし、最新のトレンドについて話してくれるので聞いていて楽しいです。これはTOEICが終わった今も聞いています。

試験が終わって

実は、リスニング、リーディングともに1問ずつ割と初めのほうの問題で躓き、ペースを乱されました・・・。そのため、いつもなら時間に余裕をもって見直しができるのに、時間もかなりぎりぎり。試験直後は手ごたえが全くなくて、「あぁ、これはやらかした」と思っていました。

ペース配分や試験中のメンタル面は、TOEICを受けるのが4年ぶりだからなのかもしれません。なぜかTOEICって2カ月、3カ月連続で受けると点数上がるんですよね。場慣れするのかな。

弱点を知る

今までは、TOEICの準備といっても同じ問題を何度も解く、ということはあまりなく、広く浅く参考書に手を付けていました。しかし、今回は教材を絞って、同じ問題を何度も解き、どこが弱いのかを見つけることにフォーカスしました。その結果、リスニングでは圧倒的にイギリス英語のパート、リーディングでは長文読解が苦手だということを改めて認識しました。

平日に勉強の時間をとることは難しかったので、腰を据えて問題集を解くのは週末のみ。平日はスキマ時間にできるリスニング対策と千本ノックに特化し、週末にまとめて模擬試験を解くようにしました。

まとめ

結果はリスニング475点、リーディング445点の合計920点でした。ただ、成績表を見返してみると、スコア890点の時もリスニングの点数はほぼ同じなんです。単純にリーディングの点数が伸びてスコアが上がったようです。

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あんなに一生懸命リスニング対策したのにいまいち点数が伸びてないなとは思いましたが…(しなかったら点数が下がっていただろうとは思いますが)テストスコアを伸ばすには、やはり得意分野を伸ばすのではなく、苦手分野を伸ばすほうが点数が上がりやすいですね。

Part5は練習の甲斐あり、解くスピードはかなり速くなりましたが、長文読解に対策する時間が思うように取れなかったことが悔やまれます。次は長文対策に力を入れてさらにスコアアップできるようにしたいと思います。

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