「読後の感想を書く」ということは「読書をする」ということの「③必要条件ではない(が、十分条件である可能性がある)」
僕は教育課程における小説の読み方に毒されている。
教育課程における小説は「その作品の表現や描写から問題を定義できるこる」「その問題には一定割合の人が合意する解答が定義できる」そして「解答は、パターンやテクニックで攻略できる」、そういう無機質なものだと思っている。解釈に多様性はなく、表現のブレはあっても、準備された解答以外の解釈は、設定上「間違い」になる。教育課程のレールに乗る僕には余裕がなかったので、とにかく失点しないとか、相性のいい問題で他人を出し抜くとか、そういう「受験テ