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アニメ【推しの子】 1話の感想

先週1話が放送された「推しの子」ですが、Youtubeのおすすめ欄に感想まとめが沢山流れてくるようになりました。
私は原作マンガを初期から追っていたので、「そうだろう。やっぱり面白いよね!」と内心ニコニコ(ニヤニヤ?)しながら動画を見ています。
考察をする人も増えてきたと思うので(前は考察記事などがめっちゃ少なかった)それらを読むのがとても楽しみです。

そんな1話ですが、視聴してみて初めに思った感想は

90分!?もうそれアニメじゃなくて映画やん。めっちゃおもしれー

でした(笑)。

まず、最初に触れたいのが1話の長さです。
アニメで1話が90分って事にも驚きなんですが、内容にも驚きました。
1話だけで原作1巻分終了。
11巻(23/4/18時点)までしか発売されていないのに、1巻分全部使うってどれだけ贅沢するんやって思いました。
まあ、裏を返せば原作も1巻分全てプロローグって事なんですけどね。

原作を毎週読んでいる私からすると推しの子は芸能界サスペンス(?)というのが当たり前のように定着してますが、原作を知らない人からするとタイトルと告知のポスターからは絶対想像できません。
そういう意味ではプロローグを1話分にまとめて、2話から本筋を進めるという今回のやり方はすごく良かったなと思います。
実際、双子の成長期間は伏線張りの要素のほうが多い感じなので、3話に分けると視聴者離れを防げなさそうという感じもします。

次に気になった事は原作+αの描写がすごく丁寧だった事です。
気になった箇所は沢山あったのですが、特に良かったと思うのにはアイ、アクア、ルビーの瞳にある星☆の描写です。マンガでは再現しきれない強弱を出すことでなんとも言えない異質さが表現されていて良かったです。

実は、この3人の嘘で武装した(本心を隠している)時に瞳の星が強く輝いているようなこの演出すごい好きなんです(笑)。
なぜかというと、嘘で武装していた方が外からは綺麗に見えるっていう嘘やフィクションに対する考えがすごいダイレクトに伝わってくる描写だと思うからです。
嘘やフィクションと言ったものも1つのテーマになっていると思うので、今後も注意深く観て、色々考察していきたいなと思っています。

最後に、主題歌がとても良い!
YOASOBIの「アイドル」いいですね。
どこの歌詞をとっても推しの子の歌なんだなってなります(笑)。
韻をがっつり踏んでて頭に残るのも良いし、MVもめっちゃ良い!
これから絶対聞き込むだろって思える1曲でした。

色々書きましたが、言いたいことは「めっちゃ良いアニメ」って一言に尽きます。
原作を忠実に再現しつつ映像の強みを上手くいれた作品だと思いますので、まだ観ていない人はぜひ観てみてください。


読んでくださりありがとうございました。


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