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復讐の系譜、ローマは決して忘れず、バチカンは決して許さない。

バチカンは軍事諜報機関です。

前世紀の二度の世界大戦で、何故ドイツが二度も敗れ滅ぼされたのか、何十年も前から多くの人が不思議に思ってきた。
第一次世界大戦では、ドイツ語ドイッチュラントが特に経済的、財政的に破壊された。

ドレスデン爆撃/ジェノサイド(実写)

第二次世界大戦では、祖国そのものが意図的に破壊された。 ローマの復讐の舞台となったのは紀元9年9月、現在のドイツ北部で起こった #トイトブルクの森の戦い だった。
その月、ゲルマン諸部族が団結して3つのローマ軍団(XVII、XVIII、XIX)を全滅させ、トイトブルクの森を蛇行しながら進んだ。

トイトブルクの戦い

20000人を超えるローマ兵のこの比類なき虐殺は、ローマの将軍プブリウス・クインティキリウス・ヴァルスがゲルマン人司令官アルミニウスを誤って信頼した為に起こった。

あらゆる証言によれば、ヴァルスはローマの3軍団が確実な死と冒涜に直面する中、逃れる事の出来ない巧妙に仕掛けられた罠の実行によって、アルミニウスに裏切られたのである。

◆この軍事的損失(ローマ軍団が被った史上最悪の大虐殺)は余りに壊滅的で戦意を喪失させるものであった為、ローマは二度とライン川以東のゲルマニアを征服しようとしなかった。

その直接の結果として、その裕福な地域からの富と通常の貢ぎ物は、当時知られていた世界各地からローマに流入し続けたのと同様、ローマに流入しなくなった。
それ故、第一次世界大戦中、特にその後の現代ドイツに齎された経済的/財政的破壊は、彼らの祖先の【罪】の為であった。

◆ローマ帝国その物の存続を脅かし、帝国のドイツ征服を停止させる程の破滅的な敗北であった。

・ミネソタ大学の鉄器時代ヨーロッパ考古学の専門家で【ローマを止めた戦い】著者であるピーター・S・ウェルズは言う。
ローマ軍が被った最も壊滅的な敗北の一つであり、その結果は最も広範囲に及んだ。 この戦いは、ヨーロッパの真ん中に400年間続く軍事化されたフロンティアを生み出し、2000年続くゲルマン文化とラテン文化の境界線を作り出した。』

・エモリー大学名誉教授(古典学)の歴史学者ハーバート・W・ベナリオは、ローマが敗れていなければ、ヨーロッパは全く違った姿になっていただろうと言う。
『現代ドイツほぼ全域と現在のチェコ共和国の大部分はローマ帝国の支配下だっただろう。エルベ川以西のヨーロッパ全土はローマ・カトリックのままだったかも知れないし、ドイツ人はロマンス語を話していただろう。 #三十年戦争 は起こらなかったかも知れないし、フランス人とドイツ人の長く苦しい争いは起こらなかったかも知れない。』

三十年戦争 ❶~❻

◆第二次世界大戦はもっと違う。

#ヒットラー ドイツが完全に破滅したのは、プロテスタント宗教改革がドイツで始まり、最も熱烈な支持を得た事が前提となっている。
ルターが1517年10月31日、ヴィッテンベルクの諸聖徒教会の扉に九十五ヶ条の論題を釘で打ち付け、宗教改革の火付け役となったのはドイツ北東部だった。

こうしてローマ/カトリック教会史上最大の分裂が始まった。

◆プロテスタント宗教改革ほど、ローマ教会の権力/富/会員数に影響を与えた歴史的発展は他にない。

プロテスタント宗教改革は #ローマ教皇庁 の根幹を揺るがし、後にも先にもない試練を与えた。
この根本的な反カトリック運動はドイツ、特に宗教学者や尊敬を集める高位高官の間で熱狂的な支持を得た為、難攻不落の堡塁を築く事が出来た。
ローマ/カトリック教会はこの世界史決定的瞬間以来、その星が落ちていくのを見るだけである。

🌐マルティン・ルターの95ヶ条の論題は、ローマ教皇に対する深く痛烈な攻撃であった。

#マルティン・ルター  の95ヶ条
  • 以後、教皇庁は帝国的な振る舞いをした時に監視の目を向けられる人工的な役職と見做される様になる。

  • 教皇の無謬性よりも、むしろ教皇の著作や発言、教皇の勅書や勅令に疑問を呈する為の説得力のある先例が、一介の教区民にさえ与えられたのである。

  • ルター自身、現職教皇の決定を異端の沼地と呼んだ。

🌐庶民から見たローマ/カトリック教会の凋落を考えれば、バチカンがこの様な地球を揺るがす宗教革命のルーツである、ドイツを忘れる筈がない事は容易に理解出来る。

◆第二次世界大戦中の 🔥#ドレスデン爆撃 や、プロテスタントのプロイセン人女性に対する無数の強姦/殺害に至るまで…..


📰ロシア/ソ連によるプロテスタントのプロイセン女性に対する集団強姦と殺人、1945年

🔥第二次世界大戦/ドレスデン爆撃

ローマ教会が北方諸国を不和に陥れ、様々なプロテスタント教派に分裂させた様に、ドイツも東西に分割されベルリンは壁によって分断される事になる。

かつて苦労していたオーストリア人芸術家による、1930年代のドイツ乗っ取りその物が、特に#アドルフ・ヒットラーに対する#トゥーレ協会#フリーメーソン/ #イエズス会 との繋がりの双子の影響を理解する人々の間では、依然として疑わしい。

画家でもあったヒットラー
#トゥーレ協会
歴史の背後で暗躍するイエズス会

📰 State Of The Nationから抜粋


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