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これをやっていれば安心!私がTOEIC950点を取得するまでに使った参考書を全部紹介!

今回は私が約4ヶ月でTOEICを950点まで上げるまでに使った参考書を紹介していきます。
以前TOEIC学習法を紹介した時にざっくり紹介しましたが、改めて1冊づつ時系列順に紹介していこうと思います。
私が1番最初に模試で問題を解いた時のスコアが500点代だったので、900点を目指す人だけでなく、受験生全員に参考になると思います。

それぞれの使い方は次回以降紹介していきます。

●TOEIC学習を始めた時に使った参考書

私はまずTOEICの学習をするにあたって「公式問題集」「金のフレーズ」を購入しました。
この2つはTOEIC学習では絶対に外せない参考書になります。

1冊目に購入する公式問題集は主に「現状どのくらい点数が取れるのかを把握するもの」だと考えてください。
また、実際にテストを作成しているETS(Educational Testing Service)が作成している為、本番に最も近い問題集となります。
現状把握だけでなく「どのようなテストなのか」を知るには最適です。
どのようなテストかわからないまま勉強しても非効率です。
テストの点数が低く出るのは気にせずに必ずこの部分は行いましょう。

現在「公式問題集8」まで販売されています。購入する際は新しい問題集から購入しましょう。
TOEICの形式は徐々に形式が変わってきており、それに応じて公式問題集も少し変化している部分があります。
テストで出されるような問題に少しでも慣れるためには絶対に新しい問題集から購入した方が良いです。


そしてこれと並行しながら金のフレーズを学習していきます。
金のフレーズはTOEICに頻出の単語ばかりが掲載されています。
実際に模試やテストを受験している時も、金のフレーズで覚えた単語がたくさん出てきました。
単語のレベルとしても「必ずマスターしないといけないレベル」なので、この単語帳なしでは正直しんどいです。
なので勉強の第1歩としてこの単語帳に載っている単語をしっかりマスターしましょう。

価格も1000円以下なのでコスパ最強です!!


また、私は使用していないのですが「文法特急」という参考書も非常にオススメです。
これはTOEIC part5に特化した参考書になります。
レベルとしては基礎的な問題を中心としていますが、発展的な内容の問題も掲載されています。
なので文法問題が苦手な人(part 5で平均して10問程落としてしまう人)は使用した方が良いです。

スコアとしては400点から〜800点くらいの方には非常にオススメです。

解説が問題1問につき1ページ割かれているので、非常に解説がしっかりして分かりやすく、文法が得意な人でも良い復習になります。
また特急シリーズはとてもコンパクトなサイズなので持ち運びも便利です。


●アプリ「abceed」が学習効果を莫大にアップさせる!

TOEICを勉強する際に非常に有効なアプリがあります。
それは「abceed」です。

有料会員にならないと利用できるものが大きく制限されるのですが、無料でも単語帳や模試のリスニングの音声を聴くことができます。

そして有料会員(Pro会員)になればたくさんのサービスを利用することができます。
例として模試を受け放題、175冊の教材使い放題、英文記事を読むことができる、などがあります。

アプリで問題を解く際は「パート4だけ解く」という事もできますし、1通り模試を解く事もできます。
また、このアプリではテストの結果に応じてAIが自分の英語レベルに合った問題を出してくれるので効率的な学習が可能です。
さらに解いた結果を元にスコアがリアルタイムで表示されるので自分の現在地がすぐに分かります。

またスマホでできる為、空き時間や通勤時間など、場所を選ばずに学習できます。
毎日忙しい人でもこれを使えばしっかり学習時間を確保できます!
冊子のように荷物にならないですし、回答する時にマークシートもあるので色々な手間が省けます。

学習時間・問題数も自動で記録される為、自分の学習量を可視化して振り返る事もできとても魅力的です。

私も実際にこのアプリをずっと使用していました。
このアプリがなかったら950点を取れていないと言っても過言ではないです。
月1400円してしまいますが、将来の事を考えると安い買い物だと思います。
迷っているなら是非購入してみてください。絶対に後悔はしません。

●ひたすら精選模試を解く

公式問題集を1冊解き終わったら次は「精選模試」を解いていました。
公式問題集でも良いのですが、精選模試の方がより難解な問題が多く、良問ばかりです。
精選模試の問題に慣れておくことで実際にテストを受ける時に余裕を持って挑むことができます。
精選模試の点数が安定してくるとテストでも高得点が期待できます。

教材はリスニングとリーディングで1冊ずつとなっています。
ただ価格が約2000円ですし、精選模試は1冊に5回分の模試が含まれているのでコスト的にも非常にお得です。


私はリスニングとリーディングの精選模試を2冊ずつ(各10回分)を、全ての問題を理解して正解できるまで何回も繰り返し行いました。

精選模試が私のTOEIC学習の大半を占めていたと言っても過言ではないです。

詳しい学習の仕方はこちらをご覧ください。

●Part7が苦手な人にオススメできる1冊

学習を始めて初期の段階ではPart7の長文問題の点数が伸び悩んでいました。
「どうしても時間が足らず最後まで解ききれない」
このような経験は私だけでなくほとんどの人がするのではないでしょうか。

「精選模試はレベルが高いので、もっと基礎から長文問題を重点的にやりたい」
こういった思いを抱いている人にオススメできる1冊があります。
それが「TOEIC L&Rテスト 究極のゼミ Part7」です。

Part7に出てくる問題は様々な種類の問題があります。
この参考書はそれらを15回に分けて細かく解説しています。
解き方の説明だけでなく1回毎に長文問題が例題1題、練習問題2題あるのでしっかり量もこなす事ができます。
これらの問題をこなすことで解き方をしっかり学ぶ事ができ、結果的にテストで時間を減らすことが可能です。

長文問題に苦手意識のある方にはぜひ取り組んでほしい1冊です。
ただ、この参考書はどちらかというと基礎的なものになっています。
なのですでに「長文問題が得意だ」という方はこちらの参考書は飛ばして精選模試や公式問題集を取り組んだ方が良いでしょう。


●Part7を極めたい人にオススメできる1冊

今度は「Part7で満点を狙いたい」「990を狙いたい」そんな人に超オススメできる1冊を紹介します。
それが「TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part7模試」です。

量としてはpart7の問題が4回分載っています。
名前の通りレベルが非常に高いだけでなく、開設に関しても優れています。
「なぜこの答えが正解なのか」といった所が細かく解説されているだけでなく、解説の中に正解の根拠となる部分(文章)が色字で示されているので理解しやすいです。

900点レベルの更に上を目指す人だけでなく、Part7を重点的に鍛えたい人などにもオススメの1冊です。


●文法で確実に点数を稼ぐ為に使った参考書

精選模試などを繰り返し行う事によって点数が大幅にアップしました。
この時点で800点代には安定して乗っていました。
しかし文法でのミスが目立っており、900点には届いていませんでした。

高得点を狙う上で大事なのは取れる問題を確実に正解するという事です。
個人差はありますが、Part1,2,5は必ず正解しないといけないPartです。

そこで「もっと文法問題を解こう」と思い、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」を購入しました。

構成としては左ページに問題、右ページに解答解説という形です。解説が別冊になっていないので非常に見やすくなっています。
1問ごとの解説もとても分かりやすいので理解しやすいです。

前半では「品詞問題」や「代名詞問題」などのように章でまとまっているので本書を通して文法の重要事項を復習することができます。

後半は「文法模試」という形になっており、30問1セットの練習問題が13セット用意されています。難易度も様々なので本番のテストと同じ感覚で問題を解くことができます。

本のタイトルの通り1000問あるのでボリューミーですが、この本をしっかりやっておけば文法問題は難なく解けるレベルになれます。私自身もこちらを使う事でpart5でのミスが減り徐々に900点を取れるようになっていきました。

価格も2500円程なので高得点を狙う人だけでなく、現在スコアが500点以上あればこの本は全員にオススメできます。


●上級者編!総仕上げに使った特急シリーズ2冊

950点を取得した日の2週間前くらいに特急シリーズ2冊を購入しました。
この時の私は、購入する以前から安定して900点を安定して出せるようになっていました。
なので最後の総仕上げとして購入しました。
その2冊が「900点特急パート5&6」「上級単語特急 黒のフレーズ」です。

名前の通り「900点以上を目指す」ような上級者向きの参考書となっています。
なので本当に必要なのかは個人差があります。
ただ内容としてはとても優れているので、900点より上を狙えるような人には非常にオススメできます。


それでは「900点特急パート5&6」からもう少し紹介しようと思います。
問題の内容としてはほぼ全てが「難問」または「見落としがちな問題」になっています。
なので900点を取得している人でも間違えてしまう問題が多く掲載されています。

ただ、文法問題では以前述べていた「文法特急」と同じように1問分の解説が1ページかけて載っているのでしっかり理解することができます。
Part6に関してはそもそもこの参考書以外にPart6を取り扱っている参考書が非常に少ないです。
問題も計12題あるのでみっちり学習することができます。高得点を狙える人でPart6を重点的に学習したい人には絶対に試してほしい1冊になります。


逆に「上級単語特急 黒のフレーズ」は非常にコンパクトなサイズになっており、とっつきやすい単語帳になっています。
掲載単語数は1000語で、どれもテストによく出てくる単語ばかりです。
「絶対に必要な単語帳」というわけではないですが、私自身は「購入して良かった」と感じています。
もし学習に余裕が出てきた人はぜひ試してほしい単語帳です。


●さいごに

いかがでしたでしょうか。たくさんの参考書・問題集を紹介してきました。ただ個人差はあると思うので、この中の全てをやる必要は全くありません。
自分が良いと感じるものを取り組むようにしてください。
大事なのは参考書の数ではなく、「1冊1冊をしっかり極める事」です。

また、TOEIC学習の中心は「模試と単語」です。
この2つを疎かにして点数UPは考えられません。
この2つをまずは重点的に行い、その中で出た苦手な部分などを他の参考書で取り組むようにしましょう。

TOEICは正しい方法で行えば必ず結果が出るテストです。伸び悩む時期があっても諦めずに毎日学習すれば必ず点数が上がります。腐らずこれからも頑張っていきましょう!!!

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