はじめて生理になった日のこと。
ふっと思い出した。はじめて生理になった日のこと。
小学5年生のとき。お腹が痛くてトイレに行ったら出血していた。
「死んだ」と思った。
当時、学校で習ったはずなのに、あまりの衝撃にすっかり忘れてた。
死んだ。と思った私は母に「パンツがパンツが!ち○こが壊れた。」と泣き叫んだ。(私の地元では女子も「ち○こ」と呼んでいた。)
母は、「あらあらまぁまぁ」って感じだったと思う
私は人生の終わりを小学5年で迎えたと思いパニックだ。
お腹が痛いし、出血しているし正常ではいられなかった。
そして、そこからの記憶はない。
ただ、ただ、パニックになって「ち○こが壊れた」を連呼したことだけ覚えてる。
そして、もうひとつ思い出したことがある。
それは、生理など知らない幼き私は、トイレにいったとき、ナプキンをみつけた。なぜか「高級ふきん」だと思った。「すごい!テープがついてて手にくっつく!高くて上等なふきんだからお母さんがトイレに隠した」と謎の発想。
そんなある日、我が家で近所のおばさん達がお茶をしていた。ひとりのおばさんがお茶をこぼした。私は待ってました!とばかりに、高級ふきんを披露したんだ。
「おばちゃん!すごいのがあるからちょっと待ってて!」と言ってトイレにダッシュ。ナプキンを手に貼り付けお茶を拭いた。吸水力があった。おばちゃん達の気まずそうな顔を今でもはっきり覚えている。
「それはふきんじゃないよ」と言われるも、高級だからあまり使ってはいけないんだ。と勘違い。
私は「大丈夫!乾かせばまた使えるから」と言い、父親の車のフロントガラスにナプキンを貼り付けた。
そこに母が運悪く登場。「あんた何してんの!」とビンタされ号泣した。
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