海外大学留学記
こんにちは、らーめんです。
いまから20年前、海外大学に留学したんですが、その経験を備忘録としてNoteに書いてみようと思います。
現在留学を考えている人、参考になれば幸いです。
私は18歳の時、日本の某国立大学の工業デザイン科に入学しました。
2年たったとき、強烈ないじめにあったんですね。
「何か違う、想像していたのと違う!」
その時、強烈に思ったのを覚えています。
その後、心底プロダクトデザインを学びたいと思い、海外留学を決意しました。
いろいろ調べていくうちに、海外インターンシップというものがあることを知り参加希望し、渡英しました。
はじめは、インターンシップでイギリスのHAYLING ISLANDという島のリゾートホテルで、英語を勉強するためウェイターとして働きました。
結構きれいなところです。Hayling islandはイギリス人が行く観光地です。
はじめて行ったとき、とても苦労したのを覚えています。
もともと英語は不得意で、イギリス人みんなが何言っているかわからない状態です。周りに1人も日本人はいません。 わかんないけど適当に、
「YES!!!!」
「NO!!!!」
だけ言って生活していたんです。
ただのバカですよね笑
ウェイターとしての働きぶりはよかったんで、スペイン人の友達がいっぱいできて、毎晩パブで飲んで、語って、楽しい毎日でした。
スペインの人って本当に熱い人たちなんです!
日本人と相性がいいと思います。
ただ反面、日本語をしゃべりたくて、ストレスで頭おかしくなりそうでした。ホームシック状態ですね。
そうこうしてるうちに、奇跡がおこりました。
(英語がわかる!!!!何言ってるかわかる!!!!)
という感覚が突然舞い降りました!!!!
頭の中が英語だけで循環している感覚です。荒療治みたいですが、周りに日本人が一人もいなかったのが良かったんだと思います。
コーディネーターのイギリス人のおじさんととても仲良くなって、彼が大学に行くための推薦状を書いてくれました。
いまでも彼とはメールでやり取りしています。
その推薦状をイギリスでプロダクトデザインで有名な3つの大学に送りました。
イギリスの大学は、海外留学生を受け入れるのをビジネス的にとらえていて、合否判定は面接と英語とポートフォリオだけでした。日本の受験戦争を考えると、結構ゆるいですね。
英語はスコアが足らなくても、留学生のための英語の事前講習を受ければ、問題ないです。私の場合、合格はIELTS 5.5だったと思います。
私は日本の大学も3年言ってたので、できるだけお金の負担を減らすために最終年での入学を希望しました。しかし、結果は2年次からであればということで合格しました。
3校面接にいって、3校中2校に合格しました。
そして入学し、学校が始まりました。
まず住むところが必要です。
一般的に、何人かの学生といっしょに家を借りてシェアするんですが、これから海外でシェアして生活する人にアドバイスすると、同居する人はよく考えたほうがいいです笑
私の場合、今考えると、いろいろ失敗でした。
同居人の韓国人は勝手に私の食材で料理するし、アフリカ人は共有電話をコードから切って盗むし、、、いろいろありました。
さあ、いざ大学に入学して、勉強が始まりました。
毎日毎日、課題、課題です。日本の大学と比較するのがいいかどうかはわかりませんが、僕は海外のほうが大変だと思います。日本は入学するのが大変で、海外は卒業するのが大変といった感じでしょうか。努力しないとすぐふるい落とされます。
プロダクトデザインを勉強しましたが、日本ではお絵かきデザイナーが多い中、
「プロダクトデザインは見た目だけをかっこよくすることではない」
「コンセプトのデザインが一番大切なんだ」
「デザイナーとは専業ではなく、プロジェクト全体を動かすことである。」
ってことを強烈に学びました。日々、夜遅くまで課題を頑張り、体調も崩しながら頑張りました。
30名という小さな学科でしたが、日本人1人イギリス人29名のなかあのときはよく走ったと思います。いまは、そこまでのバイタリティーはございません。
今、振り返ると大学で学んだことが現在の仕事で生かされていると思います。
こんなおじさんの経験でも、誰かの役に足ればと感じます。
読みにくい文章にも関わらず、最後までお読みいただきありがとうございます!
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