今週のキングダムPART19

前回のお休みを挟んで寿胡王は騰や蒙武達に満羽を含む什虎城カルテットの過去を語ります。その過去は今後の秦と魏の闘いにどう、関わるのか?

満羽や千斗雲達は戦乱の中で国を追われた将軍たちでした。

中でも満羽は汨国の精神的支柱として、国を支えた将軍として、活躍していました。楚国との劣勢の最中、疲弊していく王国内の中枢は和睦を進言しますが、彼は数多くの民を犠牲にするこの策に反対します。その結果、満羽は多くの兵と共に国を追われることとなります。

悲劇はそれからでした。その後も闘いに明け暮れた満羽達はいつしか、祖国である汨国の兵を殺していたのです。その時から、満羽は全てを失い、彼の心は壊れてしまいました。

寿胡王の語りから、その他の将も同様に国を追われた身の将たちで、同様の策で孤立。そんな四人を見つけた春申君は腕は経ち、何より厄介者の彼らを軍事拠点である什虎城に押し込め、守らせたという結果となりました。

回想は終わり、録嗚未さんは余裕のどや顔で勝ったけどなと発しますが、それは満羽の心に変化が訪れたからだと寿胡王は言い放ちます。

寿胡王は性悪説について語り始めます。彼は荀子の下で儒学を学んでおり、人はなぜ争うのか?それは人が皆、愚かだからと語ります。人は皆、学びもせず、同じことを繰り返し、闘い続けるのは皆、愚かだからという話に。

録嗚未はまた色々噛みついてくるのは、うざったいのですが、寿胡王は自らの斬首を選びます。

どんな国であれ、それぞれの苦悩を抱えているとは思いますが、彼らも酷い過去を抱えていたんですね。裏切りの果てにたどり着いた虚無の姿は最早、声に出せない何かがありますね。今も昔も変わらない。彼らの抱える闇を果たして嬴政達は解放出来るんでしょうかね?

それにしても、録嗚未は本当にうざいな。何とかならんか?アイツ、実力はあるのに、発言がいちいち、うざいw。

一時期、性悪説とか性善説とか考えたことありましたが、これは色んな主観や感性で変わる物だし、何より信じるものによって、変わるので、一概には言えませんが、個人的に性善説を推したいし、そうであることを信じたいですね。そうでなきゃ、人間やってられないですよ。僕は信じたいです。人の善性という奴を。人の性に抗えずとも。人はより良いものだと信じて。

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