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今週のキングダムPART90第730話「紅春」


はじめに

 久しぶりの感想戦です。お元気でしたか?久しぶり過ぎて、感覚がボケている気がしますが、何卒、宜しくお願いします。
 今週のキングダムは、ようやく、反撃に移った秦国と未だ、桓騎軍を見つけられない趙国軍のお話を宜しくお願いします。よもや、紅春が大活躍しようとはね。
 アニメの感想もしますが、ようやく、キングダム2を観ることが出来ました。とっても、長かったですが、その感想を少しだけ。
 詳しく知りたい方は、上記のリンクをご確認下さい。

キングダム第730話「紅春」感想戦

 宜安に夜襲を仕掛ける飛信隊と氾善率いる桓騎軍。蒙恬の許可も得ることが出来たので、ようやく、動くことになりました。
 彼の言う二つの条件とは、何なんでしょうね?
 多分、桓騎に集中したいから、助けに行けない趙国軍と王翦が迎えに来るくらいしか、考えられないんですけども。
 
 一方の趙国軍は桓騎軍は見つかりませんが、完全に余裕綽々の様子。それも全て、李牧の完璧な作戦による物が大きく、中にはお土産を持って帰れないと無駄口を叩く者もいました。
 しかし、虎白公は、桓騎ばかりに目が行くのではなく、もう1人の存在こと、飛信隊にも、専念せねば、大変なことになると伝えます。

 その話題になった飛信隊は、紅春の搭乗して、宜安に向かっていました。
 紅春は、耐久性やら、グラグラしたりするものの、猪突猛進する姿には、テンも突っ込みまくりでした。氾善はどうやら、絶対の自信を持っているようで、ひたすら、進んでいきます。

 ようやく、宜安の城壁に繋ぐことに成功します。流石の展開に、テンや蒙恬も、驚きを隠せない様子でした。
 乱戦は始まり、先陣を切る李信と羌瘣達、強者グループが、立ち向かいますが、宜安城にて、待ち構えていた趙国軍の兵も、ぶつかっていきます。
 しかし、紅春に全員が集結する為、その場を狙えば、一たまりもありません。正に電光石火が、求められる場面。何より、趙軍の本陣が戻って来た場合、敗北は必至。急がなければならない戦いは避けられません。

 城壁では、羌礼達は、呼吸も整っておらず、全力を出せない最中、李信は、中鉄、竜川、田有の力三人衆によるゴリ押しで、扉まで止まることなく、進むことを命令します。全ての鍵を握るこの3人の実力や如何に?
 果たして、これからの戦いはどうなってしまうのか?宜安を手に入れることが出来るのでしょうか?

まとめ

 李牧、全然ダメじゃん。飛信隊はもう、援軍に戻らせないって、言ってたじゃんよ。

 そうか、桓騎軍の下に戻らせないということであって、これはこれで、ありなんですね。失礼失礼しました。
 誰もが、桓騎軍の敗北を確信していた最中で、希望の一矢を放つ飛信隊。蒙恬も、中々にタフですね。流石、蒙武の息子だけあって、見事に尽きます。
 紅春の頑丈さには、驚きましたが、此処までの大活躍をするのは、流石に尽きました。あんなにグラグラしてるのにね。
 初めて見た時は、すぐにでも壊れそうとか、時間の浪費なのでは?と思っていたのですが、物は使い様ですね。
 その分、搭乗出来る人は限られるのが、難点ですが、そう考えると呉鳳明の井闌車が、如何に優秀だったかを思い知りますね。彼との差は、財力と計算さと精密さとキリがないんですけれども。

 一方の趙国軍の面々の勝ち誇った姿は、ようやく、此処までの辛酸を覆すような大勝利なだけに、余裕も生まれているのが、腹立たしい限りですね。
 まぁ、王の派閥に命からがら、追い詰められたり、10万人の首斬られたりと散々な出来事ばかりが、続いていましたから、これ位は許してやれよと思いつつ。数的有利は、圧倒的な趙国軍。その有利が不利に傾かないといいんですが。

 最後の田有、竜川、中鉄トリオは、何か、懐かしい気分になりました。中鉄、オメェ、生きてたのかと思う程にはね。
 最近は若手ばかりに目が生きがちですが、これでも、古参で、飛信隊を支えて来た3人ですからね。期待と同時に、此処を勝ち切らないとここで詰んでしまいますから、不安も大きいです。
 個人的感想なのですが、中鉄って、こんなにデカかったっけ?イメージでは、もう少しばかり、小さかったような曖昧な記憶で申し訳ないのですが。何より、1人だけ、何か効果音が漏れてるのが、笑えますね。緊張してるのかな?
 こんな感じで、飛信隊のメンバーが、フィーチャーされるのは、素直に嬉しいので、この3人が扉を開けるその時がとても、楽しみです。

 次回、お楽しみに

キングダムアニメ第4期第20話「夢のような国」感想戦

 加冠の儀を終え、対談に移る嬴政と呂不韋のパートと信達、反乱鎮圧軍が、毐国軍を倒すパートの二手に分かれ、展開された今回。

 父となった戦友を守る為、命賭けで、戦う信。父親である嬴政の表情が凄くイイ。これは良いパパ(尚、原作の原先生は・・・)
 しかし、呂不韋によって、抜け道までが、丸わかりの樊於期達、毐国軍。事態は依然として、相手方の方が有利なのが、辛い所ですね。しかも、一般人相手に、惨い殺しをしたりとやりたい放題。
 信以外の飛信隊の心は折れそうですが、絶対に嬴政の家族の為に闘うと決めた信の最高の上司みが凄いです。絶対に、屯留の二の舞にさせないつもりが、強いです。
 後宮、めっちゃ、脆いな。仕方ないか、相手はあの呂不韋ですから。

 一方の嬴政達、対談組はこの国の未来について、語らうことにします。
 本来は2人だけのはずでしたが、瑠衣や呂不韋四柱、そして、太后という面々も、訪れ、話は再開します。
 呂不韋は、嬴政のやろうとすることを常軌の逸した行動と揶揄しますが、ふざけた口調でいつも、丸め込んできた彼に本心を語れと追及する嬴政。

 呂不韋の言う国とは、金であり、貧富の差が、分断や戦争を産んだと語る彼の性悪説とも取れる言動は商人らしさも感じさせます。
 彼が王になった場合、金で国を治め、最高に貧富の無い豊かな国を作り上げることを約束すると宣言。その言葉に反抗する瑠衣ですが、蔡沢曰く、これ程の実力と才覚を世に知らしめている彼に出来ないことは無いと告げ、如何に呂不韋という人間の大きさが、凄まじいかを物語る回となりました。

 戦争を終わらせたいけれど、人を信じる嬴政とは正に真逆。人は信じないし、戦争は終わらないと決めつける呂不韋の考えはあながち、的外れではありません。今の世だって、戦争は亡くなってない訳ですから、それが証明となっています
 彼にとって、金さえなければ、戦争も起きなければ、貧富も分かれず、醜い醜悪な世界にならなかったという考えは彼なりの真理であり、人間と言う欲深くて、醜く、浅ましい生き物の本性とも言えるでしょう。
 それを逆手に取り、無理ばかりを強いて来た彼等を救済し、楽にさせてあげたいと言う意志もあるし、そう出来るのであれば、その方が良いに決まっています。
 誰だって、楽はしたいし、儲かりたい。金は欲しいし、平和でありたいのは、世の常。けれども、そうはならない、そうなる訳がない。その考えが、染みついている、それが普通の人間の発想で、呂不韋の求める答えは如何にも、人間らしい答えなんですよね。

 そんな彼の考えからしてみたら、嬴政の全部の国をまとめ、1つの国にしようなんて、常軌の逸した蛮行そのもので、飽きれた以上の言葉は無いと思います。人は変わらない、人は何処までも、人という考えの下、呂不韋を悪く責めるのは、筋違いとまでは言いませんが、正しさの難しさを思い知りますね。
 しかも、戦争で終わらせようなんて、愚の極み。頭おかしいとしか、言えませんね。

 彼の性悪説に基づく正義に結構、心やられていますが、嬴政は彼に勝てるのでしょうか?
 嬴政の正義と信念が強く伝わる今夜の回は必見です。

 次回キングダム第21話「唯一の勝機」お楽しみに。

最後に

 何とか、ギリギリ、映画観てきました。いつまでもあるとやってると思うなキングダムの映画ということでしょうか。
 内容については、改めて語りますが、前作を凌駕する内容に、度肝抜かれました。あの濃密な蛇甘平原編をよくもまぁ、2時間に収めたなと思うと原先生含む、制作陣の弛まぬ努力の愛をより一層感じる内容でした。
 ツッコミ所や、それカットすんの?とか、言いたいこともありますが、その分、スムーズで分かり易く、大衆映画として、一本の素敵な作品としての体系を維持していたので、詳しく知りたい人は原作買ってねということでしょう。

 間違っても、アニメは薦めません。絶対にアニメは観てはなりませぬ

 今週も最後までありがとうございました。久しぶりの内容だっただけに、こんな駄文でも、読んで貰えたら、嬉しい限りです。
 最後まで読んでくれた方はスキとコメント、フォローして貰えると助かります。


 それでは、皆々様、御武運を!!!



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