今週のキングダムPART57第697話「将軍の役目」

 前回でアニメが終了し、キングダムから進撃の巨人の総集編に以降して、久しい今日この頃。今週は桓騎様のやらかしが、秦国中を震撼する事態となり、その余波がもたらしたものとその一部始終について、宜しくお願いします。詳しくない方は下記のリンクを見てね。

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 最悪

 捕虜達の首塚が出来た姿に、邯鄲の住民も、戦慄する程の桓騎様の残虐非道な所業が、咸陽王宮に届き、頭を抱える嬴政。その他の文官達も動揺を隠せず、慌てる様子。嬴政の考える思想に真っ向から、反抗する形となり、また憎しみを植え付けかねない事態に。李斯も、どうして、あんなヤツをと反論。そんな嬴政は昌平君の現在、出兵出来る兵の確認を始めます。そんなのただのタラレバじゃんは内緒。

 どうやら、嬴政本人が、桓騎の下へ、向かう準備を始めたようです。これは如何にも、嬴政らしい判断ですね。それだけ、事の重大さを理解した上での行動ですから、今後が少し怖いです・・・。

戦争になる

 一方、その頃、趙で平陽城の付近で野営をしていた飛信隊。隊長格達が大騒ぎする中で、羌礼は体調がよろしくない様子で、昴に摩って貰いつつも、あの話を聞いていました。どうやら、羌礼の夢に、識が現れ、このことを伝えていた様子。時折、出てくるファンタジー展開、嫌いじゃないけど、単行本には、記載されるのかしら。っていうか、2人とも、マジ良い感じじゃ・・・。

 そんな本陣では、あの情報が彼らにも、届いており、下・・我呂達、隊長格が桓騎は本当にイカれていたと話す中で、李信は怒りに震えていました。すぐにでも、この場を離れ、桓騎をぶちのめす算段を立てようとしていました。しかし、それを河了貂は許すわけもなく、黒羊丘の頃とは、違い、将軍という立場もあり、戦争になってしまうと必死に李信を説得し、今為すべきことは、趙軍に備えること、それこそが今為すことであって、このまま、桓騎がタダで済むわけも無く、このことを断罪してくれるのは、自分達では無く、嬴政だと涙ながらに訴える河了貂。彼女も苦しい選択をしているという自覚はあるようで、その涙が全てを表していると思うと何とも、辛い場面です。

直接対決へ

 そして、舞台は桓騎の軍の本陣に戻り、完全に生気の抜けた摩論の下に、嬴政と共に駆けつけた秦国の精鋭軍が現れ、いよいよ、2人の直接対決が幕を開けようとしていました。あの面々を見るに、これはもう、何が起きても、おかしくない事態に発展しそうな予感しか、致しませぬ。

 まとめ

 今週もキツイ回でした。先週も、キツイ回でしたが、彼の行った数万人の命を狩るということが、どれだけの余波を与え、多くの人々を絶望の淵に追いやったかが、分かるような回でした。書いていても、全然、要領を得なくて、現実味も無い話なので、何が正解なのか、不正解なのかが、イマイチ分かりません。

 勿論、どんなに理由があっても、人殺しはいけません。しかし、戦争は分かり合えないからこその最終手段としての武力行使。此処では人を殺すことは良いのです。しかし、問題は既に戦意の無い捕虜を一時の感情で、大量に殺し、八つ当たりに近い感情で、殺害をするという理不尽且つ、非道徳的な行為ということ。その上、嬴政は戦争の無い国を作ろうと懸命に苦労し、統一しても、尚、続く国を築き上げようとした矢先の出来事。これが媧燐の言ってた六将の危うい所なんでしょうけれど。

 桓騎の危うさを理解していながらも、彼は戦果を挙げ続けて来た実績があれど、これだけの行為が許されるわけがありません。今回のタチが悪いのは、これまでは戦略としての行動でしたが、今回は戦略でもなく、ただの八つ当たりというのが、本当に最悪。これまでも、卑劣なことをやってきましたが、想像を超える蛮行に、僕自身も、精神的にまいってます。数万人単位というのが、どうしたら、いいか。

 それは平和な時代だからこそのピントがずれているというか。要するに、今の日本人が拉致されて、特に意味も無く、何処かの国の兵隊に殺されると言うことを想像してしまうだけで、吐きそうになります。そう言われても、実感が沸かないのが、本音なんですけどね。それは戦争が無いからこその傲慢かもしれませんが、戦争をすることが当たり前の世界で生きてる人々との価値観は違うわけで、その当事者にはなれないから、何処まで言っても、ぼやけた印象で、真実味が無い、まるで嘘にしか聞えません。

 話を戻しますが、とにかく、大量虐殺を犯した桓騎を対峙する嬴政。思えば、彼との初対面は、山陽攻略戦の論功行賞以来。桓騎が彼に抱いた感想は温室育ちの木偶の坊の癖に、何て、猛った眼をしているのか?それまでも、論功行賞や六将任命式と色んな形で、対面している彼らですが、果たして、どうなりますことやら・・・?

 王族に強い憤りを内包し、底の無い怒りを滾らせる桓騎と多くの不平不満を乗り越えて来た嬴政。呂不韋とは、違った意味での悪のカリスマと絶対的正義の嬴政が相対することで、果たして、秦の未来はどうなってしまうのか?

 次回もお楽しみに。

摩論、救われてくれ。

 キングダムアニメ感想戦・おまけ

 前回は急いでいた結果、書けてないことが多かったので、少しばかりのおまけと第4シリーズについてのお話をさせて頂きます。

 前回、書き損ねたことの一つ。それは羌象さんの声についてのお話。まさか、声が一期の方と違っていた。しかも、斎藤千和さんだなんて。凄く好きな声優さんのお1人で、物語シリーズの戦場ヶ原ひたぎや魔法少女まどか☆マギカの暁美ほむら等で、御馴染みの彼女ですが、よもやよもやだ。前回までの方を卑下するわけじゃあないんですけど、本気度が伝わったと言った印象が否めません。彼女は今後も、羌瘣にとって、重要な存在として、度々、登場する方なので、今後が楽しみでしかないです。何より、滅茶苦茶、ハマってたから、ビックリしました。

 後は羌瘣が飛信隊に戻って来た時の表情が忘れられません。それまでの彼女は何処か、取っつき難く、絡みづらい印象が大きかったので、表情も柔らかくなり、前に進むことを決意し、憑き物がとれたようなあの表情は、正に神ヒロイン、人気投票一位は伊達じゃない。そういうのも、意図したアニメになっていたので、より彼女を好きになった方がいたんじゃないかと。河了貂が動のヒロインなら、彼女は静のヒロインなんですよね。これぞ、Wヒロインの良き面ですね(やってることは逆ですが)。

 そんな第3シリーズまとめはまた、今度毐国動乱編として、第4シリーズについてです。恐らく、王弟謀反編、著雍編、毐国動乱編の三編が描かれるかと思います。この章の特徴は、嬴政と呂不韋との闘いの最終決戦を中心となり、メインは成蟜、王賁、そして、嬴政と言った感じ。魅力的な敵も出てきたり、この物語の根幹に繋がる話含め、激動の第4シリーズとなると思います。このシリーズは合従軍で良いとこ無しだった呉鳳明に注目して欲しいです。

 この辺りは史実に基づいた場面も、多く、歴史の本流に左右されながらも、本当の意味での、キングダムが始まるような。先生曰く、これで半分と言わしめる程のボリューム感で展開されて、アツいバトル、戦略、政治や思想、色んなことが綺麗に一本の線になっていく前編の最終章。早く知りたい方は、読んで貰い、知らない方はアニメまで、待って、これまでの章を見返しながら、震えて待てと言ったとこでしょうか。

 最後に

 こんな文章に意味は無くても、これからも、書き続けます。理由はまだ見ぬ、キングダムを愛する同志に出会う為。アニメは終りましたが、まだまだ、原作は続いています。どうか、僕のblog含め、これからも、応援宜しくお願い致します。

 最後まで読んでくれた方はスキとコメント、アナタの考察含め、お待ちしてます。

 フォローとキングダム同盟加入お待ちしてます。目指せ、天下の大将軍!!!

 それでは、皆様、御武運を!!!

 

 

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