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大企業と中小企業とベンチャー企業を経験してみた。どこで働くべき?


 今回は、私が大企業、中小企業、ベンチャー企業でそれぞれ実際に働いたときに感じたことについて投稿します。
 今回の内容は転職について悩んでいる人に向けて書いてみました。
 結論として、働きがいや働きやすさは事業規模の大きさに関係ないと感じました。

 私は仕事内容に納得できれば大企業でも中小企業でもどこでもいいかと思い転職しましたが、これから転職しようとしている方のなかには、現状と異なる事業規模で働くことを検討している方もいると思われますので参考にしていただければ幸いです。

 下記は私が経験した企業の話なので、全ての企業が当てはまるわけではないです。その点はご了承ください。
 【過去の企業経験】大企業(一部上場企業,約600名)⇒大企業(一部上場企業,約800名)⇒ベンチャー企業(起業数年で売上数億円)⇒中小企業(10名以下)

≪一般的な企業特徴≫

・大企業:安定性がある、福利厚生がしっかりしている
・中小企業:コミュニケーションがとりやすい
・ベンチャー企業:スピード感のある仕事ができる

≪個人的な感想≫

・大企業:福利厚生などがしっかりしていて、サービス残業はできない。サービス残業すると本人と上司がそれなりに厳しい注意をうける。
・中小企業:ルールがあいまいなので本人や会社にとって都合良く状況が変わりやすい。
・ベンチャー企業:働きたい人は好きなだけ働くことができる。

≪もっと個人的な特徴≫

・大企業:従業員が多いので、仕事している人が、仕事していない人の分も働くという構図が自然とできてしまう。
・中小企業:ネームバリューも強くなく、資源が潤沢にあるわけではないので、会社を上手く使ってチャンスを得る機会に恵まれにくい。従業員が少ないので相性が悪い人がいても仕事で常に関わることを避けられない。
・ベンチャー企業:成長企業としてのプライドが高いので「これが私たちの会社の仕事スタイルだ!!」と言って、生産性の低い長時間労働をしていることに気づいていない。

≪まとめ≫

 結局のところ、事業規模の大きさと働きがいは関係ないと感じました。
 私は、業務内容に魅力を感じた企業がたまたま大企業、中小企業、ベンチャー企業だったのでそれぞれ転職をしましたが、「大企業よりベンチャー企業のほうが働きがいを感じられるかもしれない」と考えている人がいるなら、そんな理由で転職するのはやめておいたほうがいいと思います。
 大企業で個人成果物をつくれない人がベンチャー企業でも成果物をつくるのは難しいと思います。成果物をつくるチャンスはいくらでもあるのに本人が目の前のチャンスに気づいていないだけの場合があったりします。チャンスに気づくというよりも、「普通の仕事」を「チャンスの仕事」に変える力のようなものが必要かなと思います。
 実際、以前働いていた会社では積極的に動くことでチャンスに恵まれ、資格取得をさせてもらったり、社外交流で見識を広める機会をもらって成長させていただけました。

≪おまけ(就活生に向けて)≫

 もし就活生の方がこの記事を読まれているのであれば、新卒入社するのは大企業が良いと思います。
 理由としては、大企業で生産性の高い働き方を習得するためです。大企業であれば、投資コストがかかる最新設備や最新システムなどを導入している可能性があります。大企業で普通に使用している○○という設備があったとして、ベンチャー企業では○○という設備を使えば生産性が高くなることを知らずに生産性が低い長時間労働をしている可能性があるかもしれません(全てのベンチャー企業が当てはまるわけではないです!!)。
 その他にも大企業では教育研修であったり、長い社会人生活を過ごすための基礎的な部分を丁寧に学ぶことができることが多いです。
 ただし、大企業でずっと働き続ける必要はないので、必要なことを身につけたら転職するのも考え方の一つだと思います。



私のnoteでは、食品安全、生産性向上、人生を楽しく過ごすマインドなどを発信しています。
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