フォローしませんか?
シェア
給料日前日の連勤明け、枕は久しぶりに酒が飲みたくなった。 決済アプリの残高は998円。 財布には小銭だけ。 チャージは出来ない。 一時の感情に流されて貯金に手を出す訳にもいかない。 電卓を立ち上げたスマホを片手に最寄り直ぐのスーパーに入店。 ミッションスタートである。 今宵の1本はザ・プレミアム・モルツ 香るエール。 the pillowsの「LITTLE BUSTERS」がCMソングに抜擢され、BUSTERSとして売上に貢献するのは自然の摂理であった。 (大〇エレベー
無課金(生活に無理ない課金)。 ソーシャルゲームが広まった廃人世界で、この言葉がネットリと生まれて久しい。 あるSRPGに枕もオネツだったことがある。 (わちゃわちゃの間に終わってしまうので、アクションゲームは苦手。) SRPGのデータは数年前に消してしまって、もう何も残っていない。 最近になって、何回かソシャゲが再燃しそうな機会があった。 かねてより原作のファンだった作品が立て続けにゲーム化したのである。 しかし、現在はログインすらしていない。 原作への敬意と今も楽しんで
私事ではございますが、この度ホームページを開設致しました。 エブリスタやInstagramでも活動をしております。 創作活動のベースキャンプとして活用していく予定なので、覗いてもらえると嬉しいです。 (知識不足でサイト名が3つ連なっていますが、ご容赦下さい…。そのうち直せるようになります、多分…。) さて、ホームページ作りに四苦八苦していた為、1ヶ月以上振りのnote更新でございます。 久しぶりの投稿で煙草、話題のチョイスに難ありな気がしますが、枕テイストという事にしてお
逃げるも勝ちだと豪語して東京に出てきた枕、人との縁は目の届く限り、振りほどいて、嚙み千切ってここまで来た。 諸事情については下記の記事をご参考にして頂ければ幸いである。 あれほどしょうもない逃亡劇をド田舎の隅っこで勝手に繰り広げていた枕でも意外と孤独には遠く、わざわざ訪ねてくるモノ好きすらいる。 世の中がどういう仕組みで動いているのか、甚だ疑問に思う2023年は既に1ヶ月も進んでしまった。 枕がnoteとTwitterを留守にしていた最中、本名を知っている奴から作品を読んで
「ひとりで年越し蕎麦を食べ、お笑い番組を肴に酒を飲む。」 この一文を見て、読者の皆々様はどのように思うのだろうか? 寂しいやつだと思う人がいるだろう。 羨ましいと思う人もいるかも知れない。 枕のプライベートについては放っておいて頂ければ幸いだ。 寂しいやつだと思う人がいれば、隣には大切な人がいるに違いない。 可能な限り人目のない場所でイチャコラするが良かろう。 通りすがりのポケットで中指を立てられている事もある、承知されたし。 羨ましいと思う人がいれば、周りには沢山の人
ボーナスを貰った。 個人実績がズバ抜けている訳ではないが、凡事徹底の規範的な仕事態度と担当商材に係る取組を評価して下さり、ベース金額に+αがついた。 次の日、枕は仕事を休んだ。 ボーナスを貰う月には「賞与面談」があり、店長とサシで話す。 評価を聴く機会であり、考えている事を店長に伝える機会である。 枕は「書く」が好きで「話す」が苦手。 その場で話す事を考えると、首を絞められていると錯覚する事がある程度に言葉が出てこない。 話さなければならない事が分かっている場合、枕は前も
前も今も接客業、セットに時間も整髪料も余計にかかるオールバック、手間暇かけていた理由は2つ。 1つはもちろん清潔感。 客観的事実として、お客様に身なりで苦言を頂いたことは無い。 もう1つは上司ウケ。 身なりで言われる小言は職場のコミュニケーションで最も無駄な時間。 不要なやり取りはしないに尽きる。 貫いてきたオールバック、何故辞めたのか? 肩ひじ張るのに飽きた。 不器用で無駄な真面目さを持ち合わせた明らかに社会では生きにくい枕。 社会人の最低限の常識には当てはまれるよう
枕は〇クドナルドを自宅のドアノブに掛けて職場へと向かった。 時は30分前まで遡る。 乗り換えをする駅で一度改札を出て銀行に寄った。 ボーナスの日、推し×4(推しを推せる時に推せるだけ推す)枕は散財防止の為、貰ったばかりのボーナスを貯金用の銀行に移した。 リマインダーまでして行動する用意周到ぶりである。 連勤最終日前日の夜、思考停止でモバイルオーダーした商品を受けとり、自宅へ戻る。 パンツの左ポケットに手を入れた刹那、枕の頭は執筆中にもそうそうない勢いで冴え渡る。 鍵がな
「私服でいいよ。」 この一言に枕はほとほと困った。 本日で他部署での支業務支援が終わった。 事前連絡に「オフィスカジュアル」とあったが、初日は様子見でスーツを選択した。 古巣とはいえ、初めましての方もいらっしゃったので適切な選択だったと思う。 他の方が私服である事も想定の範疇だった。 しかし… 「私服でいいよ。」 「パーカーで来る子もいるし。」 とまで言われてしまうと、流石に翌日もスーツで行くのは憚られた。 枕は仕事を進めながら自宅のクローゼットを思い浮かべ、早々に結論に辿
「大きいノートが似合うね。」 と言われて枕は缶コーヒーを啜った、にやつく顔を隠す為だった。 ここ数日、他部署の業務支援をしている。 普段はフロアやカウンターでの接客が仕事だが、支援先はデスクワークだ。 枕の仕事は店内を歩き回る事も多い為、ポーチに収まるメモ帳を使っているが、支援先に持って行くのを忘れてしまった。 代替案で常に持ち歩いているA4のアイデア帳をデスクに持って行った。 シンプルな紺のノートカバーを付けてあり、体裁は辛うじて整っていたが、内側は種々雑多なステッカー